2006年08月01日00:45 カテゴリMath書評/画評/品評 錠前屋でないと鍵は使えないのか? Entryの大意は禿同なのですが、ここだけ強烈に違和感があったので。 The Code Book Simon Singh [訳書:暗号解読; 青木 薫訳] isologue: 「電子系の法律」について考える(第1回:日本の認証インフラの現状とハンコ文化)ところが、RSAのように「剰余系上の素数の積が因数分解できるか」、といった話になると、大学の数学科以上のレベルのお話であり、言ってる意味の理解まではなんとかできたとしても、その技術でホントにセキュリティが確保されてるのかどうか、というと、それを証明できる人は世界でも一握り、といったレベルになってきます。 まず、タイトルの通り、鍵を使いこなすのに、錠の仕組みを全て知っている必要は必ずしもない、ということです。これはどんな道具においても真理で、