Masahito ZembutsuEngineer / Technology Evangelist at SAKURA Internet, Inc.
SRE視点で見るマイクロサービス FiNC SRE担当の鈴木です。 今回は、以前社内のマイクロサービス勉強会で話した「SREの視点からみたマイクロサービスの運用」に関して紹介していきたいと思います。 いつもは、マイクロサービス万歳みたい… 上記ブログでは2016年1月時点で16個のサービスから構成されていると書かれていますが、2017年5月時点で30個近くまで増えています。増える理由はいくつかありますが大別すれば新機能開発か、既存機能の切り分けという事になります。そんな中でここ1年で取り組んで来た事を紹介していきたいと思います。 Docker/ECSの導入大きな変化の一つは本格的にDockerを本番環境で導入し始めた事です。DockerのマネージメントツールとしてAWSのECSを利用しています。Dockerを利用する事の利点は今更ここで紹介するまでもないですが、新規サービスの立ち上げや既存
追記(2017-06-09) CircleCI の公式ブログにおいて,本記事の英訳が投稿された.翻訳・公開に大変感謝している. circleci.com 先日,CircleCI 2.0 がオープンベータになった. CircleCI 1.0 ではベースコンテナとして LXC,ファイルシステムとして Btrfs を採用しているため,バージョン 1.11 以降の Docker を利用することができなかった. CircleCI 2.0 ではそのような制限は存在しない.Docker をネイティブサポートしているからだ. ユーザは任意の Docker イメージを自由に組み合わせて望みの CI コンテナ環境を作ることができる. プロジェクト毎の設定で「Ubuntu 12.04 (Precise)」か「Ubuntu 14.04 (Trusty) 」の二択から選んでいたことを考えると,レゴブロックを買い与え
「Docker通り越して次の楽技術こないかなー」と思っていたのですが、やはり当分こなそうなので重い腰を上げてDockerを使いはじめました。 遅すぎですね。 前提 自分は「主にPHPer」ですが、PHPなプロジェクトは大抵がごく普通のLAMPやLAPPなので(環境依存が少ない)、開発時はVagrantでもDockerでもなんでも良いです。 ただ、個人的にPHPはビルトインサーバブームがきているので、「アプリケーション側はホスト上のビルトインサーバ」「データベース側をDocker」にする形で構築することにしました。 「Dockerは永続的データが不得意?」というのは遥か昔の話だったようで、MySQLもPostgreSQLもデータ領域は(公式Dockerイメージでは)デフォルトでホスト側にマウント( VOLUME )するようになっていました。これは便利だった。 使い方 Docker for M
概要 Web アプリケーションを開発しているときに、開発環境に MySQL や Redis を用意しバージョンを揃え、いや Redis はキャッシュにしか使ってないし必須じゃないから開発環境に無い場合のコードも書いて…… というようなことを2017年にもなってやりたくないので、Docker を使って良い感じにやっていきます。 Docker や Docker Compose に関する基本的な説明は割愛するので、公式ドキュメントをあたってください。 目標 コマンド一発で必要なサービス群が全て立ち上がるようにする Docker Compose を使い、1サービスごとに1コンテナを立ち上げる vendor や node_modules は、ホスト側のものと完全に分離する。OS が違う場合、Native extension があると問題の原因になるので避けたい。 ホスト側ではエディタと git さえ
追記 (2018.12.30) PHP5.6, PHP7.1 に加えて、PHP7.2, PHP7.3 にも対応しました! また、PHP から memcached につなぐサンプルを追加しました。 はじめに こんにちは。小西です。開発環境の構築って面倒ですよねー。 今回、PHP, MySQL, PHP-FPM, nginx, memcached のローカル開発環境を、Docker を使ってコマンド一発で作られるようにしたところ、あまりに簡単で驚いたので、その方法をご紹介します。 ソースコードをgithubにおいておきます ので、すぐに起動できます! 開発環境構築のめんどくささ 僕はPHP+MySQL+nginx+PHP-FPMの環境をよく使うのですが、こういった構成をそれぞれのマシンで再現するのって結構面倒なんですよね。1プロジェクトならまだいいですが、大体プロジェクトによってそれぞれのバー
https://amakan.net/ のこの辺の改善の続き。 amakanをUnicornからPumaに移行した - ✘╹◡╹✘ amakanでyarnを使うようにした - ✘╹◡╹✘ amakanでRuby 2.3.3を使うようにした - ✘╹◡╹✘ amakanを Ruby 2.3.3 から 2.4.0-preview3 に移行した - ✘╹◡╹✘ amakanのフロントエンドを色々改善した - ✘╹◡╹✘ amakanをSidekiqに移行した - ✘╹◡╹✘ amakanの開発環境をDockerに移行した - ✘╹◡╹✘ amakanの本番環境をDockerに移行した - ✘╹◡╹✘ amakanをDocker化した感想 - ✘╹◡╹✘ CircleCIからShippableに移行した amakanをDocker化した感想 - ✘╹◡╹✘ で触れた「CIのビルドに時間が掛かるよう
2017 - 01 - 02 docker-composeをサポートしたCodefreshというCIサービスを使ってみた CI tool Docker DevOps CodefreshというDockerを使えるCIサービスがあるので雑に触ってみたというエントリです。 codefresh.io プラン プランについては各自確認してほしいんですが、基本的にPublicな リポジトリ を扱い並列ビルドが要らなければ無料で使うことができます。 Open Sourceプランでも GitHub /BitBucket/DockerHub/Slackは対応 Basic($99/month)からは並列ビルドができ、プライベー トリポジ トリも扱うことができる Pro($299/month)からはJenkinsやbintrayとも連携ができ、インフラは共有領域ではなく 専有領域 を用意してもらえる。 On-P
はじめに SlackbotをHerokuで一日中動かすと課金が発生するので色々ハックが必要となったりするので、なんとかしたくArukasに出会いました。 今回は、自分が作ったgo製のslackbotを元につくったbotをgithubにpushしてWercker経由でdockerImageを作ってArukasへのDeployを行う方法を紹介します。 github.com 今回のコードとか設定をexampleとして公開してますので、よろしければ参考にしていただければと。 Arukasとは? いまのところ無料でDockerをホスティングできるサービスです。 arukas.io 一応CLIツールも公開されていて、結構便利です。 github.com ※注意点としては、CMDで起動したプロセス監視とかは無いので自分でとかgo-server-starterとかを入れてプロセス死んだときに再起動する仕組
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