OSというコンピュータの基盤部分を司るソフトウェアは、機能を追加するばかりでなく、一定のタイミングで機能を「取り去る」ことも重要だ。今回は、Lionで姿を消した「Rosetta」と「Front Row」を中心に4つの機能に注目してみよう。 ■合わせてお読みください 【レビュー】奥の奥までOS X Lion 第1回 - Lionで変わる、Lionが変える「文書」のあり方 【レビュー】奥の奥までOS X Lion 第2回 - 未知のパーティション「Recovery HD」を探る 2005年6月のWWDCで「Intel Mac」が発表されてから、はや6年が経過した。当初2年とされた移行期間を経て、2009年リリースのSnow LeopardはPowerPCマシンで起動しなくなり、LionではついにPowerPCアプリケーションが動作しなくなった。それには2つの理由がある。 OS Xは、複数のア