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ブックマーク / xtech.nikkei.com (99)

  • PFNががん研究所、「人類を救う」診断法の事業化も

    深層学習(ディープラーニング)技術を手掛けるベンチャー企業のPreferred Networksは、「PFNがん研究所(PCRI:PFN Cancer Reserch Institute)」を2016年10月3日に設立した(図1)。「CEATEC Japan 2016」の会場で開いた記者発表会で、その概要を明らかにした。 東京大学産業連携プラザに、遺伝子解析に用いる次世代シーケンサーを導入したウェットラボ(実験設備)を立ち上げた。実験で得たデータなどを対象に、深層学習をはじめとする人工知能AI技術を適用。(1)新規がん診断法の確立、(2)ゲノム分析によるがん治療方針の決定、最適治療薬の選択や術後の予測、(3)それぞれの患者に適応した個別化創薬の実現を目指すという。「実際の医療行為に使える情報の提供まで実現したい」(米Preferred Networks, America社Chief O

    PFNががん研究所、「人類を救う」診断法の事業化も
  • IBM Watsonを「10年/1000億円」の創薬に

    「創薬の“匠(たくみ)”と呼ばれてきた研究者の英知や勘を、Watsonに持たせる。これにより、開発した薬は必ず製品化に成功するようにしたい」(第一三共 執行役員 研究開発部長 兼 研究開発企画部長の赤羽浩一氏)――。 2016年2月18日に日語版の提供が始まった米IBM社のコグニティブ・コンピューティング・システム「IBM Watson」(関連記事)。日の製薬企業として、その利用にいち早く手を挙げたのが第一三共だ。2月18日に日IBMとソフトバンクが開催したWatson語版の発表会では、顧客企業の1社として登壇。新薬開発を統括する赤羽氏が、導入の狙いを語った。

    IBM Watsonを「10年/1000億円」の創薬に
  • 健康情報とゲノム情報の統合データベース、公開に

    東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は2016年4月23日、コホート研究で収集した健康調査情報とゲノム解析情報を統合したデータベース「dbTMM」を開発し、1070人分のデータの制限付き公開を始めたと発表した(プレスリリース1)。個別化医療の実現に向けた研究に提供するもので、所定の登録・審査の手続きを経て同データベースを利用できる。同日、東京都内で記者説明会を開催した。 ToMMoは2012年から、東日大震災の復興事業として岩手医科大学 いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)と共同で、「東北メディカル・メガバンク計画」を進めてきた。宮城県と岩手県の住民計15万人を対象とするコホート研究を通じ、個別化予防・医療の基盤づくりを目指すプロジェクトだ。登録者数は、2016年4月時点で13万人を超えた。 その柱となる取り組みの1つが「複合バイオバンク」の構築。複合バイオバ

    健康情報とゲノム情報の統合データベース、公開に
  • “日本初”の五輪エンブレムをつくった亀倉雄策、その生涯

    2020年東京オリンピックエンブレム問題により、世間から再注目を浴びた1964年の東京オリンピックエンブレム。五輪マークの上に日の丸を掲げた、シンプルながらも力強いデザインに、「2020年もこのエンブレムを使ったらいいではないか」という声が多く聞こえた。そして、その制作者である亀倉雄策もまた、没後18年を経て大きな注目を集めることになった。日のその後の行方を左右することになった国家的スポーツイベントに、亀倉はどのような思いを持って携わっていたのか。そして彼はデザインを通じて日に何をもたらそうとしたのか。亀倉の評伝作『朱の記憶 亀倉雄策伝』(日経BP社)の著者でクリエイティブディレクターの馬場マコト氏のセミナー(2016年3月24日、東京・青山ブックセンター店にて開催)で語られた、亀倉の生涯とデザインの力について、談話形式で2回に渡ってお伝えする。 戦後の日をデザインした男 亀倉雄策

    “日本初”の五輪エンブレムをつくった亀倉雄策、その生涯
  • 一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに

    カメラ・メーカーが困惑している。問題の深刻さを,白日の下にさらす測定ツールが登場したからだ。開発したのは,簡便で的確な手ブレ補正効果の測定法を生んだ電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 准教授の西一樹氏の研究室と谷電機工業。問題とは,一眼レフ・カメラが内蔵するミラーやシャッターの動作に起因する像のブレである。 あるカメラ開発者は言う。「これほど大きな問題とは全く認識してなかった。まだ追試や検証をしていないが,当だとすれば正直,参った」。 1/60秒では解像度が激減 西研究室らの測定ツールの適用結果によれば,ユーザーが頻繁に使うシャッター・スピード(露光時間),例えば1/60秒において写真の実質的な解像度は,ミラーとシャッターの衝撃によって1/4以下に低下していた。2000万画素で撮っても実は,最高でも500万画素ほどの解像度の写真しか撮れていないことを意味する。さらに,ミラーアップ

    一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに
  • 製薬業界は「空前のイノベーション」のさなかにある

    製薬業界は「空前のイノベーション」のさなかにある 山 武氏 メディデータ・ソリューションズ アジアパシフィック統括責任者 社長 新薬の承認数は年々減少し、ブロックバスターと呼ばれる大型新薬も不発。低分子医薬品から高分子(バイオ)医薬品へのシフトに伴って新薬開発の難度は増し、次世代薬の候補(パイプライン)も枯渇気味。その間に、既存のビジネスを守ってきた特許も次々と切れていく…。 製薬業界は近年、こうした“生みの苦しみ”に直面している。この状況を、テクノロジーの力で打破できないか――。業界にそんな働きかけをしているのが、新薬の有効性や安全性を検証する臨床試験(治験)の計画・管理ソリューションを手掛ける米Medidata Solutions社だ。 同社が提唱するのは、スマートフォンやウエアラブル端末などのモバイルヘルス(mHealth)の技術を治験に採り入れること。薬の有効性や安全性を測る指標

    製薬業界は「空前のイノベーション」のさなかにある
  • 鬼怒川の氾濫で太陽光設備が浸水、建設時の工事に問題視も

    手前が低圧連系の太陽光発電所、奥が出力1.8MWのメガソーラー。9月12日午後に撮影(出所:日経BP) 関東や東北では9月10日、台風18号の影響による記録的な豪雨が続き、茨城県常総市では、鬼怒川の堤防が決壊したり、堤防を越えて川の水が溢れ出る「越水」による被害が生じた。 堤防の決壊や越水は、常総市内で数カ所に及んだ。溢れ出た場所のうちの1カ所は、鬼怒川の東側に位置する若宮戸地区にある、太陽光発電所に隣接する川岸だった。

    鬼怒川の氾濫で太陽光設備が浸水、建設時の工事に問題視も
  • 日本人1000人分の全ゲノム情報、東北大が統合解析

    東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)などの研究チームは、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査に参加した日人1070人分の全ゲノムを高精度に解析。「1KJPN」と名付けた日人の全ゲノムリファレンスパネルを構築することに成功した(プレスリリース)。次世代DNAシーケンサーで、のべ100兆塩基に及ぶ全ゲノム断片配列情報を解読。スーパーコンピューターによる解析と、他の手法による実験結果による検証とを組み合わせた。詳細は英国科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載される。 一連の研究で発見した情報は「日人に固有な体質・疾患の関連遺伝子を大規模に探索するための基盤情報であり、日人の個別化予防・医療研究を加速する」(東北大学)。日人を対象とするあらゆるゲノム関連研究に活用可能という。希少疾患の原因変異かどうかの推定や、遺伝子の機能にかかわ

    日本人1000人分の全ゲノム情報、東北大が統合解析
  • NECの田邊さん――「ネックは1、2カ月の引き継ぎの手間とやっぱりお金」

    育児休業を取得したイクメンSEへのインタビューの3回目には、2度の育休を取ったNEC SI・サービス技術部 主任の田邊徹さんに登場いただく。全社の開発方法論を整備する田邊さんは2度の育休を取れた要因を「理解ある職場とタイミングのいい仕事の切れ」と話す。半面、田邊さんに勇気づけられ育休を検討するも、1、2カ月間の育休のための引き継ぎの手間と収入が下がることをネックに諦める同僚を何人も見てきた。NECは年10人程度の男性が育休を取得し、その平均期間は1〜2カ月という。 現在のお仕事ぶりを教えてください。 2004年入社で今年37歳になりました。入社以来、社内標準の開発方法論「SystemDirector Enterprise(SDE)」について開発ツールそのものを“開発”したり方法論を“整備”したり、ツールや方法論を現場のプロジェクトに“展開”する部署に所属しています。仕事上、社内のあらゆる

    NECの田邊さん――「ネックは1、2カ月の引き継ぎの手間とやっぱりお金」
  • 日立製作所の林さん――「迷惑かけてしまうが私も育てたい」

    今回から育児休業を取得した4人のイクメンSEのインタビューを掲載する。トップバッターは2015年2月から2カ月間の育休を取った日立製作所 情報・通信システム社 全国公共システム第一部 学術情報システム部 主任の林昌範さんだ。プロジェクトリーダーとして顧客システムを開発保守する林さんは時に徹夜もいとわず働く、いわゆる「SE」だ。 日立は前回記事の最後で触れたように男性SEの育休取得がまだまだ珍しい。そんな中で第一子を授かった林さんだが、育休を希望する期間と仕事のピークが重なった。長期に現場を離れることで周囲に迷惑をかけてしまう“申し訳なさ”があった半面、「を助け、一緒に子育てをしたい」との思いは強かった。育休取得の半年前に上司相談を持ち掛けるなどの早目の行動が奏功し、周囲の理解と助けを得ながら希望通りの育休期間を過ごせた。 普段のお仕事ぶりを教えてください。 2002年に入社して、現在

    日立製作所の林さん――「迷惑かけてしまうが私も育てたい」
  • 日本IBMの関さん――「共働きの妻に『家事と育児を半分以上負担する』と約束した」

    育児休業を取得したイクメンSEのインタビューの2回目は、日IBM グローバル・ビジネス・サービス 第2インダストリアル・ソリューション 製造ソリューショニング推進 アソシエイト・アーキテクトの関鋭生(せき・えいぶ)さんにご登場いただく。製造業の顧客の業務システムを開発するSEである関さんは、2011年春に第一子の男の子が生まれ、そこから半年は関さんの配偶者が育休を取り、バトンタッチする格好でその後半年を関さんが育休を取った。「家事と育児を分かち合うのはとの絶対の約束でした」と話す関さんは働きぶりをガラッと変え、育休中も今もその約束を果たしている。 普段のお仕事ぶりを教えてください。 学生時代からコンピュータが好きで日IBMに新卒入社しました。今年で14年目になります。ずっと製造業のお客様の業務アプリケーションを開発する業務SEをしてきました。 現在は建築系のお客様を担当しています。震

    日本IBMの関さん――「共働きの妻に『家事と育児を半分以上負担する』と約束した」
  • 総論――意外に多い?男性SEの育休事情

    のっけから私事で恐縮だが、記者は今年はじめ、第二子が生まれたことに合わせて2カ月強の育児休業を取得した。社員800人弱の当社では類を見ない期間だったらしいが、子供たちと過ごす日々は何物にも代えがたいものだった。翻って記者が日々取材対象としているIT業界育休事情はどうなのだろうか。素直な疑問から今回の特集を企画した。 10年で4倍。それでも100人に2人 女性の就業継続に欠かせない一つが「男性の育児」だ。だが男性の育休取得率は現状、低い。厚生労働省が2015年8月7日に公表した「雇用均等基調査(確報)」によれば、2014年度の男性の育休取得率は2.3%だった。10年前の0.56%と比べれば4倍に増え、2013年度からは0.27ポイント上昇するなど、前進しているのは確かだ(グラフ)。 だがそれでも100人でわずか2人。国が掲げる「2020年に13%」の目標にはほど遠い。では、長時間労働が常

    総論――意外に多い?男性SEの育休事情
  • 東芝、全ゲノム受託解析サービスを年内開始へ

    東芝は、2015年内に全ゲノム受託解析サービスの開始を目指す。これに向けて、同社のライフサイエンス解析センター(宮城県仙台市)に米Illumina社の最先端次世代シーケンサー「HiSeq Xシリーズ」を国内で初めて導入、試験運用を開始した。 東芝によれば、HiSeq Xシリーズの導入により、約30億塩基対の高品質な全ゲノム受託解析サービスを従来よりも低価格で提供できるという。ゲノム研究においては、疾患関連遺伝子の研究や薬物応答に関連した遺伝子の研究などが、近年世界中で進められている。この研究をさらに加速させるためには、ゲノム配列中の変異箇所や発生頻度をまとめたデータベース「ゲノムリファレンスパネル」の精度向上や、全ゲノム解析の低価格化が求められている。 国内では、日医療研究開発機構がゲノム研究基盤の整備とオールジャパン体制の構築を推進。特にゲノム解析については、品質の確保された業務を実施

    東芝、全ゲノム受託解析サービスを年内開始へ
  • Apple Watchに背を向け、リストバンドでカラダをハックする

    これまでに私が買ったデジタル製品は、ことごとく世間の主流からズレていたように思う。 小学生の頃は、ファミコンの代わりに「MSX」でゲームに興じ、大学生のガラケー全盛期にノキアの元祖スマートフォン「702NK」をいじり倒した。記者駆け出しのころはWindows XPに背を向けて「sigmarion III」で原稿を打っていた。 そして今、世の中は米アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」のレビュー記事であふれている。 体の裏に心拍計がついている、という仕様に心が躍る。「これで心拍を1日中測定できれば、自分のカラダの状態を詳細にハック(解析)できるのだろうか」と考えるとわくわくし、「カートに追加」ボタンをついつい押したくなる。 だが、今さらメジャーな新製品を購入する気にはなれない。一度悪球打ちを身につけると、ど真ん中は打てなくなるのだ。 そこで今回、Apple Watchの購入は

    Apple Watchに背を向け、リストバンドでカラダをハックする
  • 血液1滴でがん早期診断、「パンドラの箱」が開く

    1滴の血液や尿、唾液から、何種類ものがんを超早期の段階で診断する。そんな時代が意外にも早く訪れるかもしれない――。そう感じさせる開発プロジェクトが進行中だ。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が国立がん研究センターや東レ、東芝など9機関と共同で実施している「体液中マイクロRNA測定技術基盤開発」プロジェクト(関連記事1、同2)である。 このプロジェクトでは、1回(1滴)の採血で10種類以上のがんを早期診断できる技術を、2018年度末までに開発することを目指す。2015年夏には早くも、乳がんと大腸がんの早期診断の試みを始める(関連記事3)。 同プロジェクトの研究開発責任者を務める国立がん研究センター研究所 分子標的研究グループ 分子細胞治療研究分野長の落谷孝広氏は、「第20回 国際個別化医療学会学術集会 2015」(2015年5月24日、東京都千代田区)の特別講演に登壇。「エクソソ

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  • [CD 2015]蟹瀬誠一氏と青野慶久氏が対談、1円も使わず会社はホワイト化できる

    「経済構造の変化に合わせて、今、職場は変わっていかなければならない」---。2015年3月13日、「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security/IoT Japan」で、国際ジャーナリストの蟹瀬誠一氏(写真1左)とサイボウズ 代表取締役社長の青野慶久氏(写真右)が、「もうホワイト企業でなければ生き残れない」とのテーマで対談した。 サイボウズってブラック企業でしたよね 蟹瀬 サイボウズは、かつてブラック企業でしたね。どのようなきっかけで、働きやすさを追求するホワイト企業に転換したのでしょうか。 青野 創業者の私が言うのも何ですが、昔はかなりブラック企業でした。朝出社すると会議室で誰か寝ていたし、土日も仕事をするのが当たり前。2005年当時の離職率はなんと28%もありました。 4人に1人以上が辞めていく状態だと、採用コスト、教育コストが割

    [CD 2015]蟹瀬誠一氏と青野慶久氏が対談、1円も使わず会社はホワイト化できる
  • 統計家の西内氏らがデータサイエンス専門会社を設立

    「統計学が最強の学問である」(ダイヤモンド社)の著者で統計家の西内啓氏らが、データサイエンスの専門会社を設立した。社名は「データビークル」で、2015年2月1日から営業・受注活動を開始する。開発中のデータサイエンス専用ソフトを軸に、ビッグデータ活用のコンサルティングや人材育成サービスなどを手がける。代表取締役CEO(最高経営責任者)は前インフォテリア常務の油野達也氏。西内氏は取締役を務める。 データビークルの事業の柱となるのは、西内氏らが持つデータサイエンスやデータマネジメントのノウハウを集約したソフト群だ。「これまで一部のデータサイエンティストしか持っていなかったノウハウを、誰もが使える機能としてツールに組み込む。高度な専門知識がなくても、ビッグデータを活用できる世界を実現したい」(油野CEO)。 第一弾としてデータビークルが提供するソフトが、データサイエンス支援ソフト「DataDive

    統計家の西内氏らがデータサイエンス専門会社を設立
  • 半導体チップで塩基配列を読み取る次世代シーケンサー、日本上陸

    米Thermo Fisher Scientific社傘下でライフサイエンス分野の試薬や機器の販売、受託サービスなどを手掛けるライフテクノロジーズジャパンは、遺伝子解析システム「イオントレント(Ion Torrent) Ion PGM Dx」の日での医療機器登録を完了した(リリース)。ヒトゲノムを解析し、遺伝性疾患や感染症、がんなどのリスク診断に利用できるという。2014年12月に日での販売を開始する。 Ion PGM Dxは、業界初をうたう半導体チップ上での塩基配列解読を可能とする「Ion Torrent Technology」を用いた次世代シーケンサー。2014年9月に米国FDAの登録を行い、同年10月には欧州のCE-IVDマーキングを取得した。日での医療機器登録はこれに続くもの。Ion Torrent Technologyを用いた同社のシーケンサーは研究領域では既に実績があるとい

    半導体チップで塩基配列を読み取る次世代シーケンサー、日本上陸
  • 僕が会社をやめたわけ--青色LEDの発明者 中村修二氏に聞く

    GaN 系青色LED,青紫色半導体レーザの発明者,中村修二氏が決断した。20年間務めた日亜化学工業を去り,この2月から新天地の米国に渡る。カリフォルニア州にあるU.C. Santa Barbara校で教授に就任する予定。「日の企業にこれ以上しがみついていても,何もいいことはない。プロ野球選手に習ってFA(フリー・エージェント)宣言した」と, 転職を決意した胸の内を明かす。 転職を会社に報告したのはいつのことですか。 中村氏  12月27日に辞表を出して「今日で辞めます。明日からは来ません」。それだけですわ。会社の上の方は,誰も知らなかったんじゃないかな。もっとも,いっしょに仕事をしていた現場の何人かは,薄々感じていたようですが。やめる間際になって,普段は散らかし放題の私が机のまわりを整理していましたから。最初は「あんまりきたないから掃除するんだ」とか言ってごまかしてたけど,次の日もまた次

    僕が会社をやめたわけ--青色LEDの発明者 中村修二氏に聞く
  • 「iCloud」にハッキング攻撃か、セレブのプライベート画像が多数流出:ITpro

    Appleのクラウドサービス「iCloud」から米国人気女優やモデルなど著名人のプライベート画像が多数流出したと、複数の米メディアが現地時間2014年9月1日に報じた。AppleiCloudセキュリティ侵害があったかどうかについて、「現在調査に取り組んでいるとしている。 米IT系メディアサイト「Re/code」によると、複数のiCloudアカウントがハッキングされ、ハリウッド女優などの写真や動画が匿名方式の画像掲示板4Chan」に投稿された。画像は「Twitter」や「Reddit」など他のSNSを介して拡散されている。 米FireEyeがこれまで判明している範囲で調べたところ、攻撃は極めてシンプルな手法が使われており、「2要素認証を有効にしていれば防止できたかもしれない」との見解を示している。 最初の流出画像が4Chanに投稿されたのは8月31日で、投稿者は画像の入手先がiClo

    「iCloud」にハッキング攻撃か、セレブのプライベート画像が多数流出:ITpro