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ブックマーク / satoshi.blogs.com (95)

  • ジョブズの目標はWal-martを抜いて業界一位になるなんて低いところにはない

    「BSやCSができたときや、キャプテンシステムや音声多重放送など、新メディアが出てくるたび、『クリエイターの仕事が増えて引く手あまたになると言われたが、過去1回も、そんな経験はない」(堀さん)...堀さんは「コンテンツのデフレスパイラルが起きている」と指摘する。「例えばテレビの場合、設備投資が増した分、制作費が落ち、番組は横並びになる。しかしスポンサーは数字(視聴率)を求めるから、“分かりにくい番組”が淘汰される。分かりやすく作るからつまらなくなる」【「日のコンテンツ、ネットのせいで沈む」とホリプロ社長 (1/2) - ITmedia Newsより引用】 堀さんの言っていることはとても良く理解出来る。ネットに限らず、コンテンツの流通チャネル(メディアと呼んでも良い)が増えると、チャネルごとの絶対量が減るために、従来型の数で稼ぐ広告ビジネスがなりたたなくなるのだ。 「巨人・大鵬・卵焼き」と

    tinsep19
    tinsep19 2008/04/02
    ジョブズはiTunes+iTunes storeを「CD」や「テレビ」に匹敵するメディアに育てようとしているのだ。
  • iPhone SDK、第一印象

    iPhone 用のネーティブ・アプリケーションの開発が可能になるSDKがリリースされたので、早速ダウンロードしてみた。そもそもMac OS XのAPIも一切知らず、Objective Cでプログラムを一行も書いたことの無い私には目新しいことばかりだが、私がこれだけ気に入って使っているiPhone向けにアプリケーションを作れるというのに試してみないわけには行かない。 iPhone SDKをインストールして、サンプルアプリをエミュレータ上で走らせるところまでは簡単にできたのは良いが、読まなければいけないドキュメントが大量にあってちょっと困っている。まずは、Objective Cを理解し、それからOS Xのコア(Cocoa Foundation)を理解しなければならない。それからやっと題のUIKitiPhone用のUIフレームワーク、上の図参照)に取りかかれる。 しかし、ツールにしてもドキュ

    tinsep19
    tinsep19 2008/03/17
    Symbian/UIQを抱えるNokia/Sony Ericsson以外の携帯電話端末メーカーすべてがMotorolaと同じような悩みを抱えていることは容易に想像できる。Appleの携帯電話ビジネスへの参入が他のメーカーにとって脅威なのも当然だ。
  • ロックンローラーであれプログラマーであれ、自分の好きなことと仕事のベクトルを一致させることができたら誰でも矢沢永吉になれる

    この部分だけを抽出すると、矢沢永吉の「成りあがり」を読んでいるに近いものも感じられました。とにかく大事なのは、成功された今もずっと現役で走り続けているということ。書を読んでいるとCANDYの成功の時点で、すでにかなりの資産を獲得されていたようだ。そこでの「あがり感」は微塵も見せずに新しい世界を切り開いている。【F‘s Garage: おもてなしの経営学〜ロックなオッサンの生き方。より引用】 自分が矢沢永吉に例えられるとは予想もしていなかったが、いい歳をしてiPhone SDKにはしゃぐ私の姿は若い人からみたら「ロックなオッサン」なのかな、と。 インタビューを受けるたびに「走り続けなければ生きて行けない性格なんです」とその場の思いつきで「ええかっこしい」をしてしまっては後悔している私だが、とどのつまりは「プログラミングが好き」の一言につきる。「うのに困らないのにプログラムを書いている」ん

    tinsep19
    tinsep19 2008/03/17
    「食うのに困らないのにプログラムを書いている」んじゃなくて「食うのに困らないからプログラムを書いている」
  • iPhone SDK、Objective Cが持つ「進化する能力」の遺伝子

    Objective Cの勉強から始めなければならないiPhone SDKは、いきなりコードを書き始めることが出来ない点が少しもどかしい。しかし、C++に関しては最初の商用コンパイラが出たころからの付き合いだが、Objective Cに関してはまったく付き合いがなかった私としては、結婚20年にして初めて浮気をするかのようなドキドキ感とともにObjective Cとの最初のデートに臨んでいる、という感覚。 すなおな目でObjective Cを見なければならないのにも関わらず、ついついC++と比べてしまう私。個々のシンタックスの違いに目を奪われつつも、言語仕様の背景にある設計思想を読み取ろうとする行動は、外見だけに捕われず彼女の中身を理解しようとする行動と同じ。 そんな中でちょっと気にかかったのが、categoryという既存のクラスを拡張する仕組み。言語仕様を見ただけでは、いまいち存在意義が伝わ

    tinsep19
    tinsep19 2008/03/10
    スパゲッティコードの元凶である「下のレイヤーから上のレイヤーへの依存」なしにクラスを使う人の利便性を上げることを可能にしているのだ。
  • 「パラダイス鎖国」と「レイオフのないリストラ」と

    三菱電機は、現在販売中の機種を最後として、携帯電話の新規開発を終了すると発表した。...(中略)...携帯電話端末部門のスタッフ約600名は、基的に同社内の他部署に再配置される予定。【三菱電機、携帯端末事業から撤退より引用】 なぜ三菱電機が携帯電話から撤退しなければならないかを理解するには海部さんの「パラダイス鎖国」を読んでいただくのが一番良いと思うが、こういうアナウンスを見るたびに思うのは日米の会社経営スタイルの違い。 日の場合、よほどの事情がなければレイオフ(会社側の事情による解雇)を避けるのが常識。特に、他の部門が黒字を出しているのにも関わらずレイオフなんてしたら「非情な経営者」と避難を浴びる。「他部署に再配置」でお茶を濁すのは常套手段だ。 米国の場合は逆に、この手の事業撤退と同時にレイオフによるコストカットをするのが常識。もちろん優秀な人は別の部署に配置転換されるが、そういう人

    tinsep19
    tinsep19 2008/03/05
    モトローラの携帯端末事業が合併先を探しているらしいが、日本のメーカーには少し荷が重そうだ。結局はLGあたりとくっついて、Nokia・ソニエリ・Samsungとの4強時代を迎えるのかな、と。
  • なぜオンラインで注文したMacBookが中国の工場から直接送られてくるのか

    今回の分解結果から判断できるのは,Apple社はハードウエアの設計の出来映えや徹底的なコストダウンに,さほど気を遣っていないことである。それよりも外観のデザインやソフトウエア,ユーザー・インタフェースなど,同社が得意とする側面に力を注いだのだろう。この姿勢は,iPodやiPhoneなど同社の他の製品にも共通すると見られる。MacBook Airの不可思議な作りは,ハードウエアの細部まで手を抜かない日的なものづくりに対する,強烈なアンチテーゼなのかもしれない。【【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」 - モバイル - Tech-On!より引用】 これこそがまさにAppleが別の次元での勝負(=おもてなしでの勝負)を目指していることが良く分かる証拠。 ちなみに、これを見て「やはり垂直統合型の企業の方がコストが安くできるんだな」と決めつけるのは必ずしも正しくない

    tinsep19
    tinsep19 2008/02/25
    生鮮食料品なみに値段が急激に下がるパソコンのようなものは船ではなく飛行機で配送しなければならない
  • 通信のコモディティ化を押し進めるGoogle

    先日、梅田望夫さんと対談(月刊アスキーに掲載予定)したときに、「なぜGoogleは通信インフラにまで投資をするのか理解しがたい」という話題が出たが、その一つの答えがこれ。 After a couple rounds of stalled bidding, the C Block's provisionally winning bid is now at $4.7 billion, about $100 million over the reserve price that the FCC set for the block of spectrum. Since the reserve price was met, the FCC will not have to re-auction the block and its special rules: open access for any

    tinsep19
    tinsep19 2008/02/05
    Googleの狙いは「通信ビジネスのコモディティ化」であることは火を見るよりもあきらか。
  • Life is beautiful: MacWorld Expo: なぜiPod touchのアップグレードのみ有料なのか?

    スティーブ・ジョブズの基調講演でもうひとつひっかかったのが、Apple TVとiPhoneのソフトウェア・アップグレードが無料なのに、iPod touchのアップグレードが20ドルなこと。Apple TVとiPhoneのソフトウェア・アップグレードが無料なことに触れたときは、誇らしげにストップして拍手を受けたのに、iPhone touch のアップグレードに関しては、「これから販売するiPod touchには無料で新しいアプリケーションがついて来るけど、既存のiPod touchに関しては20ドル」と、あっさりと流したことに妙な違和感を感じた人も、「Appleはセコい」と思った人も多いはずだ。 私も「アレ?」と思ったのだが、思いあたるフシがあったので、AppleのAnnual report を調べてみたところ、答えが見つかった。 エンロン・スキャンダル以来、厳しくなった米国の会計基準が理由

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    tinsep19 2008/01/19
    「会計上、売上げの前倒し計上と見なされない様にするためには、ソフトウェア・アップグレードを有料にせざるをえなかった」というのが本当の理由である。
  • 他社はiPhoneクローンを作れるのか?

    今朝のWSJにWalter MossburgによるLG Voyagerの評価が出ていたが、予想通りソフトウェアとユーザーインターフェイスに関しては厳しい評価。 Most importantly, the Voyager suffers badly in the area where Apple's phone shines: software. Whether Verizon considers it a direct iPhone competitor or not, the LG product tries to do many of the same things, and it generally falls short. Mossburgは、これをアップルのソフトウェア資産(OS、開発ツール、ライブラリ)のたまものと言う。 This is the true challenge t

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    tinsep19 2008/01/13
    ここまでソフトウェアが複雑になってくると、莫大な開発費が必要で、個々の携帯電話メーカーが投資できる規模ではなくなってきてい
  • Life is beautiful: スタバとアップルの提携が見せてくれるメディアビジネスの将来

    Appleが最近申請した特許出願には、iPhoneユーザーを対象にした未来におけるキラー機能のヒントが垣間見える。コーヒーショップやその他小売店舗での商品注文をiPhoneから行うことで、(店舗内の)順番待ちの行列をバイパスできる、と言ったものだ。【TechCrunch Japanese アーカイブ » Apple、長い行列での順番待ち回避方法を特許申請より引用】 この特許そのものに有効性があるかどうかはいささか疑問だが、この特許やアップルが現在スターバックスでしていること(「店の中で流れている曲」を購入できる機能)を良く見れば、今後iPhone(iPod touchを含む)を利用したラテの注文および電子決済に進むのはほぼ間違いないだろうことが分かる。 スターバックスとアップルは、わずか数ヶ月前にスタバという実店舗とiTune Storeを連携させることを発表したばかりだが、「スタバのiT

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    tinsep19 2007/12/30
    「CD/DVDの物流」という既得権をたてにアーティストから搾取する大手レーベルの中間マージンを排除し、スタバという実店舗を利用して、アーティストとユーザーを直結させようという試みである。
  • Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話

    「Why hospitals don't learn from failures(なぜ病院は失敗から学ばないのか)」という論文を読んでなるほどと思う部分があったので、ここにメモ代わりに書いておく。 この論文の筆者(TuckerとEdmondson)は、医療ミスがなかなか減らない原因を探るために、全米の10の病院を長期間に渡って調査・研究したのだが、その結果判明したのは、「システムの改善」という観点からは、ナースの優秀さと勤勉さが逆効果になっているという皮肉な話。 「優秀なナース」の定義はどこでも同じで、「目の前の患者が必要としているものを、あらゆる障害を乗り越えていち早く提供する」こと。取り替えるべきシーツが不足していれば別の階に走って行って調達してくるし、新米のナースのミスにはいちいち噛み付くこともなくそのミスを取り繕う。そんなナースたちにとっては、その手の「不具合」や「障害」は避けられ

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    tinsep19 2007/11/29
     問題は、ナースたちが優秀であればあるほど、システム上の問題点が病院の経営側に伝わって来ないこと。
  • 「CGMサービス」と「0と1で割り切れるデジタルの世界」との妙なミスマッチ

    ずいぶんとスパムに攻撃されてしまっていたブログパーツ「ラーメン大好き」。ブログパーツを貼付けていただいた方々にはご迷惑をおかけしてしまったが、ようやくデータベースのお掃除をし、簡易スパムフィルターを設置させていただいた。 今回の場合は、私自身が注意を払っていない間にスパムに攻撃されてしまい、それをユーザーの方にコメント欄で指摘していただいてから対処する、ということになった。小さなサービスだし、ユーザーもそれほど多くないので大問題にはならなかったが、それでもご迷惑をおかけしたことには違いなく、反省している。 ここ2〜3年の間に「Web2.0だ、CGMの時代だ!」と星の数ほどのベンチャー企業が作られたわけだが、そこでちゃんとビジネスを成立させたり、Googleによる買収などのExitに成功させた企業はごくわずか。どうやったらそんな企業の一つになれるのかが分かれば苦労はしないのだが、その鍵を握る

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    tinsep19 2007/11/02
  • 広げた「大風呂敷」の大きさだけなら誰にも負けない

    UIEvolutionという会社は2000年に立ち上げたのだが、「さまざまなデバイスに、あらゆるネットワークを通して、どんなアプリケーションでも、インタラクティブなウェブアプリケーションとしてとどける」という会社のビジョンに関しては、多くの投資家から「フォーカスがなさすぎる」「マイクロソフトじゃないんだからそれは無理だろう」「一つのマーケットに絞りなさい」「夢は大きいけどどうやってビジネスにするのか理解できない」「デファクトを取るにはやたらと資金が必要」などの批判をもらったことを良く覚えている。 「会社のビジョンは大きい方が良いに決まっている」との信念で始めたからにはそこを変えるつもりは毛頭なかったが、投資家向けの説明資料には、「まずはモバイル向けのゲームでビジネスを立ち上げて」などの補足説明を加えてなんとか資金を提供してもらおうと苦労したものだ(そのために、「モバイル向けゲームの開発会社

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    tinsep19 2007/10/30
  • 交渉の場にのぞむ前にしておくべき心の準備

    ネゴシエーション(交渉)に関するテクニックにはさまざまなものがあるが、その多くが「いかに自分の欲する条件に近いものを勝ち取るか」をゴールとしたもの。それはそれで役に立つのかも知れないが、私としてはどちらかというと、今読んでいる「Getting to YES(日語訳:ハーバード流交渉術)」というに書いてあるアプローチの方がしっくりと来る。 このの筆者(Roger FisherとWilliam Ury)は、一般に良く使われる「交渉は勝つか負けるか」「相手に手の内を見せない」「自分はできるだけ譲らずに相手に譲らせる」などのテクニックは交渉を長引かせるだけだし、その過程で相手との信頼関係を損ねかねないと警告する。 このにはいくつかの有効な提言が含まれているので何回かに分けて紹介したいと思うが、まず最初に紹介したいのは、交渉の場にのぞむ前に自分がしておくべき心の準備の話。 多くの場合、人は交

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    tinsep19 2007/10/23
    予想もしていなかったような提案を相手が投げかけて来た場合にも、前もって用意しておいた「交渉が決裂した場合の代替プラン」と比べることができる
  • Life is beautiful: 会社のカルチャー作りの大切さ

    University Washington で Executive MBA のコースを受けることにした理由の一つは、成功する企業とそうでない企業を分ける要因を私なりにちゃんと理解したかったからである。 Microsoft 時代に Bill Gates の下で働くことにより、業界の流れを読んだり、それに基づいた企業戦略を立てることに関しては、それほど不自由を感じなくなった。しかし、いざ自分で起業をしてみて強く感じたのは、企業戦略を立てることは「初めの一歩」でしかなく、その戦略に基づいてちゃんと利益を生み出す組織を作りあげる方がその何倍も何十倍も難しいということ。 色々と反省する点はあるのだが、あえて一番反省している部分を上げるのであれば、会社のカルチャー作りに十分な注意を払って来なかったこと。戦略に関わる mission statement や vision に関しては常にはっきりと語り続け

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    tinsep19 2007/10/07
  • Life is beautiful: チームとは (The Discipline of Teams)

    今日紹介するのは、Harvard Business Reviewの記事の中でも特に評価の高い、Katzenbach & Smith による「The Discipline of Teams(このリンクをたどれば全テキストが原文で読める。日語で詳しく読みたい人は右に紹介した「好業績チームの知恵」を参照)」。彼らは「単なる人の集まりはチームと呼ぶべきではない。メンバーそれぞれの力を合計した以上の力が出せる人の集まりだけをチームと呼ぶべきだ」と主張し、チームを以下のように定義する。 a small number of people with complementary skills who are committed to a common purpose, set of performance goals, and approach for which they hold themselves

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    tinsep19 2007/09/03
    こまめにマイルストーンを設定して着実に駒を進めていたし、役割分担もものすごく明確でほとんどミーティングなどしていなかった
  • iPhoneが起こしている小さなひずみ

    モンタナから帰ってきた息子のために携帯電話を買いにAT&Tストアに行ったのだが、そこでiPhoneが起こしている小さな「ひずみ」を発見したのでここで報告。 私:息子のために新しく携帯電話を買ってあげたいんだけど、どうせ貯金をためたら自分でiPhoneを買うだろうから、まずはテキストメッセージができるシンプルな機種が欲しいんだけど。 店員:MotorolaのRazrはどうでしょう。定価は$250ですけど、二年契約していただくと無料になります。 私:でも、二年経つ前にiPhoneに切り替えると思うんだけど。 店員:大丈夫です。いつでもiPhoneに切り替えていただけます。 私:でも、iPhoneを使うには新たな二年契約が必要なんじゃないの? 店員:いえいえ、iPhoneに切り替えた時点から契約を二年延長していただければ大丈夫です。 私:ってことは、来月にでもすぐ切り替えてもオッケーってこと。

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    tinsep19 2007/08/28
    携帯電話の契約形態によるお金の歪み
  • Appleの日本での成功の鍵を握るのは「ルイ・ヴィトン戦略」

    三年ほど仕事用のメインのパソコンとして使っていたSony Vaioのノートブックがついにお亡くなりになった。「Sonyタイマー内蔵」と揶揄されたモデルにしてはよくがんばってくれたものだ。 その代わりに入手したのがAppleMacBook。今までテストマシンや家のパソコンではMacを触ってきたが、メインマシンをMacにするのはこれが初めて。既にWindowsマシンとMacの違いはそれなりに理解しているつもりだが、やはりメインマシンの切り替えは少しドキドキする。人には「これからはウェブ・アプリケーションの時代。アプリケーションをインストールする時代は終わった」と言いながら、色々と細かなユーティリティソフトを使いこなしてきた私としては、そういった細かな環境を整えるまでは少し不自由を覚えそうだ。 悩んでいるのが、Officeアプリケーション。(1)Mac版のMicrosoft Officeをイン

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    tinsep19 2007/08/28
  • iPhoneのYouTubeが意外と使えない件について

    iPhoneに関してはベタボメ状態の私だが、数ある機能のうち「使えない」と思うものが一つだけある。Youtubeだ。iPhoneの入手当初2~3日は目新しくてなんどかYoutubeビデオを見たのだが、それ以来ぜんぜん使っていない。 なぜかといえば、Youtubeは私を含めたほとんど人にとって「ブラウズする」ものではなく、「他の人のブログに貼り付けてあるものを見るもの」であるからである。 CGMサービスの「おもてなし」をデザインするときに強く意識すべきなのは、 作る人の数 << 作品を積極的にブラウズしたりコメントを加えたりする人の数 << 他の人たちが発掘してくれた作品をROM状態で楽しむ人の数 だという事実である。この比率はサービスによってことなるのだが、Youtubeの場合その比率は、Web2.0Expoで得たデータによれば 1 : 10 : 250 ぐらいだそうである。つまり、you

  • 直感的なUIとhand-eye-cordinationの話

    下のビデオは一歳度児がiPhoneのフォト・アルバムの機能を使っている姿を撮影したものだが、これを見ると「直感的なUI」とは、まさに人間が赤ん坊のうちにマスターする"hand eye cordination(目からフィードバックを受けながら手先を動かして物をコントロールする能力)"に合致したものなのだということが良く分かる。 【追記】参考までに、私が特に好きなUI関連の書物二冊へのリンクを張っておく。特に「誰のためのデザイン」はUIが単なるソフトウェアやウェブ・サイトのUIデザインの問題ではないことに目を開かせてくれる良書だ。 ・誰のためのデザイン?—認知科学者のデザイン原論 ・Envision Information

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    tinsep19 2007/07/25