花山法皇と性空上人 花山法皇と観音信仰 花山法皇は書写山円教寺へ二度行幸されています。一度目は寛和2年(986)、二度目は長保4年(1002)という記録が残っています。 寛和の行幸、それは従者わずかに十数人という「微幸」でした。 法皇は同年6月22日に宮中を出立され退位、山科元慶寺にて御出家されましたが、あわただしく行われたそれらの儀式は、藤原家の陰謀と言われ決して晴れやかなものではありませんでした。仏道に身を置いても真の心の安寧は得られなかったのでしょう。翌月7月21日には同腹の長姉(23歳)を失い、姉弟の全ては死に絶えてしまいます。3年足らずの在位、陰謀による退位、出家、押し寄せる孤独感は20歳に満たない青年の心に大きな傷を与えたことでしょう。院は23日の新帝の御即位の日に都を御出発、27日深夜には書写山麓に御到着され、28日に上人に御対面になります。心の大きな痛みを上人に訴えるため、
小寺氏は、赤松氏の祖である赤松頼範の四男将則を遠祖として、将則の曾孫宇野頼定(うのよりさだ)の次男頼季(よりすえ)が小寺氏を称したと伝えられている。一説に小寺氏は同族の宇野氏の婿養子として入ったともいう。頼季には二子があり、頼秀の流れは美作国岩屋城主を務め、景治(かげはる)の流れは播磨国姫路城主を務めた。後者は事実上小寺家の宗家として扱われており、景治は南北朝時代における正平12年(1357年)の八幡における戦いで戦死しており、『太平記』にもその名が見えている。赤松円心の次男・貞範は、播磨国の姫山に城を築いた。これがのちの姫路城であり、同城は代々小寺氏が守り、姫山城と呼ばれた。 嘉吉元年(1441年)、赤松満祐が足利義教を殺害し、嘉吉の乱が起こった。満祐は京都の自邸を焼き払い、播磨に下国し坂本城に籠城した。この事変に際し、小寺氏も宗徒八十八騎の一家として参集したことが『赤松盛衰記』にみえて
関西電力、西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本電信電話(NTT)、NTTアノードエナジー、パナソニックの6社は、2023年11月21日、兵庫県姫路エリアでのインフラを活用した国内水素輸送・利活用等に関する協業で合意した。2030年代をめどに、安価で効率的な水素サプライチェーンの確立をめざしていく。このため、姫路エリアを起点とした水素輸送と利活用方法に関する調査、検討を行う。 6社それぞれの強みを生かし、分担して調査検討を実施する。関西電力は、液化水素の安定調達や水素受入拠点、水素利活用先の検討を担当する。JR西日本は線路敷パイプラインと水素利活用の検討、JR貨物は鉄道による全国への水素輸送の検討を行う。NTT、NTTアノードエナジーは通信管路を活用した水素パイプラインの構築を、パナソニックは水素を使った自社製燃料電池の活用を探る。 ■事業構想大学院大学出版部 編集/
神戸市西区と兵庫県太子町を結ぶ「播磨臨海地域道路」のうち優先整備区間とされる約36キロについて、県と沿線市町が詳細なルート案を発表した。既に大まかな「ルート帯」は示していたが、インターチェンジ(IC)やジャンクション(JCT)の位置も含めて、初めて具体案を明らかにした。県は数年かけて都市計画決定を目指す方針で、11月から順次、沿線市町とともに住民説明会を開く。 優先整備区間は、第二神明道路の大久保IC-明石西IC間に新設する「明石西JCT」を起点に、姫路市広畑区に設ける「広畑IC」に至るルート。全区間とも片側2車線で、おおむね山陽電鉄の南側を通る。 県によると、優先整備区間にICは13カ所設け、うち4カ所(稲美、平岡播磨、飾磨、飾磨西)は一般道から東西両方向に入ることができる。残る9カ所(別府、尾上、高砂東、高砂西、伊保、大塩、白浜北、白浜、広畑)は東西のどちらか1方向のみに対応する。 J
JR西は50年にグループ全体のCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、その達成に向けた取り組みとして両計画を推進する。 JR西日本は12日、水素で発電した電気で駆動し、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池列車を2030年代に導入する計画を明らかにした。兵庫県内で自治体などと連携し、列車などに水素を供給できる「総合水素ステーション」の建設も進める。JR西は50年にグループ全体のCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、その達成に向けた取り組みとして両計画を推進する。 燃料電池列車は、車両に搭載されたタンクに水素を充填し、その水素を燃料電池に供給して空気中の酸素と化学反応を起こすことで発電し駆動する仕組み。 JR西は現在、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを搭載した列車を約450両保有しており、「これらを順次、燃料電池列車に置き換える」方針という。ディーゼル車両の多くは現在、地方
パルナソスホール 姫路高校正門から少し北側にある姫路駅行きバス停留所 姫路市立姫路高等学校(ひめじしりつ ひめじこうとうがっこう)は、兵庫県姫路市辻井九丁目にある公立高等学校。1939年(昭和14年)開校。普通科と探究科学コースがある。通称「市姫」(いちひめ)だが、校内等での略称は「姫高」(ひめこう)[注 1]。音楽ホール「パルナソスホール」を有している。 姫路市及びその周辺では、1936年の姫津線(現在のJR姫新線)の全通、1937年の日本製鐵広畑製鐵所(現在の新日鐵住金広畑製鐵所、当時は飾磨郡広村だが現在は姫路市域に含まれる)の設置などにより姫路市に対する重化学工業地域化への期待が高まると、それに見合う労働力及び労務管理能力を育成すべく教育、特に中等教育に関心が寄せられるようになった。ところが兵庫県立姫路中学校(現在の兵庫県立姫路西高等学校の前身)やその周辺の県立中学校は、いずれも入学
姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」(姫路市神屋町)中ホールで「令和4年度ひょうご水素社会推進シンポジウム」が1月23日、開かれる。主催は兵庫県。姫路市と神戸市が共催。 屋外展示場では「水素4輪バギー(実物大模型)」の展示や水素に関するパネル展示も行われる。 「脱炭素化」「エネルギー安定供給」「新たな経済活力の創出」実現の切り札として注目されている水素を身近に感じてもらおうとする同イベント。水素社会を目指すことの意義や兵庫県内の先進的な取り組みなどを紹介する。 プログラムは、神戸大学客員教授駒井啓一さんの基調講演「水素技術で再エネ高度利活用を目指す~これからが本番、カーボンニュートラル社会構築~(仮題)」に続き、テレビ、ラジオなどで科学解説者を務める科学コミュニケーターの本田隆行さんが特別講演「『水素を使う生活』には、何が必要?(仮題)」を行う。 その後、齋藤元彦兵庫県知事、
関西電力は兵庫県姫路市にある火力発電所で2030年から天然ガスと水素を混ぜて二酸化炭素(CO2)の排出を抑えながら発電する検討を始めた。再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」を海外から調達し、年間10万トンほどを混焼させる。発電所周辺では水素受け入れ基地や水素を運ぶパイプラインなども整備する。火力発電の脱炭素化を進め、他の発電所にも拡大する。水素と混焼できる液化天然ガス(LNG)火力発電所の
太陽を浴びてキラキラ輝く照葉樹の木々と水の流れ。 心地よい音を奏でる滝の清涼感に心を潤して、あずきの世界へ。 そこには、小さなあずきの奥深い世界が広がっています。 子どもから大人まで、先人の残した知恵を体感し 楽しみながら新しい生活の知恵=文化を創り出していく場。 あずき文化の創造の拠点「あずきミュージアム」が姫路に誕生しました。 私たちの身近にある様々な小豆食品。日本人の生活に深くとけ込んでいる小豆。 「小豆」と書いて「あずき」と呼ぶのは何故? あずきはどのように育つの? あずきの花ってどんな色? いつ頃から食べるようになったの? 世界中で食べられているの? あらためて赤い一粒のあずきを見つめると、そこには奥深い世界が広がっています。 あずきミュージアムは、食品や植物としてのあずきだけでなく 縄文時代にはじまり日本人があずきに託してきた願いや 自然と共存して生きてきた先人の知恵を学び体感
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