IPA/ISECは、不正アクセスを受けWebサーバが改ざんされた5月の事例を踏まえ、Webアプリケーションについてもセキュリティ対策が必要であると呼びかけた。 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は6月6日、2005年5月のウイルスおよぶ不正アクセスの届出状況をまとめ、公開した(別記事参照)。 この中でIPA/ISECは、不正侵入報告10件のうち、Webサーバに侵入されてコンテンツを改ざんされた事件が7件あり、うち1件では、ユーザーがWebページを閲覧しただけでウイルスに感染する仕組みを埋め込まれていたことをに言及。この事例では、原因は不明だが「セキュリティパッチ適用や外部からのサーバアタック診断を適切に実施していたにもかかわらず、サーバへの侵入を許す結果」となった。 IPA/ISECによると、この事例のWebサイトでは、ただ情報を公開するだけの静的なコンテンツだけでな
![言葉は知られていても危険性までは認識されていない「SQLインジェクション」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)