いつまで経っても決定的な方法が見つからないのが、英語の上達法とダイエット法。だから、次々に“画期的”な商品(方法)が開発され、盛んに宣伝されているのだろう。更年期障害も同様だというのが、大阪樟蔭女子大学学芸学部の石蔵文信教授だ。更年期で悩む女性の大半は、夫に原因があるという「夫源病」は、中高年女性の多くに共感を呼んだ。さらに、うつ病の治療にも同様のことがいえそうだ。精神科の専門医にはない発想で、うつ病患者と接し、大半の人を職場復帰させている。その考え方と治療法などを聞いた。 石蔵文信(いしくら・ふみのぶ) 1955年生まれ。三重大学医学部卒業。国立循環器病研究センター、大阪警察病院、米国メイヨークリニック(留学)、大阪大学大学院医学系研究科准教授を経て、本年4月から現職。大阪市内の診療所で男性更年期外来も担当する。主な著書に『夫源病』(大阪大学出版会)、『パンツの中の健康』(双葉社)、『男
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