ストーカー行為の規制を強化する「改正ストーカー規制法」と、配偶者などからの暴力への対策を強化する「改正ドメスティック・バイオレンス防止法」は、26日の衆議院本会議で採決され、いずれも全会一致で可決・成立しました。 このうち改正ストーカー規制法は、相手に拒まれたにもかかわらず繰り返しメールを送る行為を「つきまとい」などの違反行為に追加するほか、被害者の住所地だけでなく、加害者の住所地や、ストーカー行為が行われた場所などを管轄する警察署も警告を出せるようにするものです。 これは去年、神奈川県逗子市で起きたストーカー殺人事件で、事件前、被害者の女性に1000通を超えるメールが送りつけられたものの、改正前の法律では警察が警告を出せなかったことなどを踏まえたものです。 また、改正ドメスティック・バイオレンス防止法は、配偶者だけでなく、一緒に暮らす交際相手から暴力を受けた場合も保護の対象とし、加害者が