認知行動療法(CBT)は鬱や不安障害、むちゃ食い障害などの問題に、非常に有効な治療法のひとつとされています。 この記事では、臨床心理学者で社会心理学者でもあるAlice Boyes博士に、自宅で実践できるCBTの手法をいくつか教えてもらいました。気分や不安、ストレス関連の問題の緩和に向けて、取り入れてみてはいかがでしょうか。 1. 「歪められた認知」に気付く練習をする 「歪められた認知」には多くのパターンがあります。「ネガティブな予測」に陥りやすい自覚のある人は、1週間のあいだ、自分がネガティブな予測をしすぎていないか意識してみてください。例えば「パーティーなんて楽しくないだろう」「くたびれてて運動する気になんかなれないだろう」「上司は自分のアイデアを気に入ってはくれないだろう」、そんな風に考えている自分に気付くかもしれません。 そんな「歪み」に気付いたら、「ほかの考え方はないだろうか?」
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