自炊して自分でお米を買っている人や、あるいはお米を売っている人ならよく分かると思うのですが、今、玄米60kgの平均価格が14,000円前後なんですよね。60kg20,000円が選挙の争点になろうとしていた頃とは隔世の感があります。しかし、正直なところ、この値段はどこまで下げることができるのでしょうか? この先の話は結構ややこしいので、先に結論を言うと、私は2,000円前後まで下げるべきだと思っています。今の14%、8.6割引ですね。スーパーで10kgのコメ袋を買った時に、税込み500円でお釣りが出るか出ないか、という程度、と言いましょうか。デフレに悩む日銀の人が聞いたら卒倒するかもしれません。ちなみに、2,000円の根拠はベトナム米の相場です。政府がミニマムアクセスで調達しているカリフォルニア米中粒+タイ米長粒の相場は、今月、キロ60円、つまり60kg3,600円なので、とりあえずはそこで
"Comparing the yields of organic and conventional agriculture" V. Seufert, N. Ramankutty and J.A. Foley, Nature, 485, 229-232 (2012). 現在広く行われている農法(慣行農法)は,農薬と除草剤の散布により収量低下を回避し,肥料(主に窒素とリン)を与える事で収量の増加を図っている.これは実に良くできた手法であって,現在の食糧生産性は過去に比べると劇的に改善している. さて,このように優れた慣行農法であるが,問題も無いわけではない.一つは農薬類・除草剤・肥料の大量投入による周辺環境への悪影響である.例えば先進国や農業国における土壌および水系ののリン・窒素汚染はかなり酷い状況になっており,富栄養化を発端とする赤潮・青潮,河川および海水域での生態系の激変などはかなり問題の
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