海外の優れたドキュメンタリー作品を通して「世界の今」を お伝えする番組です。ニュースにはない鋭い切り口と丁寧な取材で、世界で起きているさまざまな出来事の背景に迫ります。 ■ 旧ソ連軍巨大兵器庫 〜密輸疑惑に迫る〜 (フランス CAPA制作) “沿ドニエストル共和国”。モルドバとウクライナの間に位置し、独自の憲法や議会、通貨を持つが、国際社会において国家として承認されておらず、いわば「実在しない国」である。その沿ドニエストル地方は旧ソビエトの軍事産業の重要拠点で、陸軍第14軍が駐屯し、巨大な兵器庫が設けられていた。そこに保管されていた武器や兵器が中東やアフリカなどの反体制グループやテロリストに密輸されているという疑惑が取りざたされている。 もともと沿ドニエストルとは、モルドバの東部、ドニエストル川東岸の地域のことである。モルドバが1990年に主権国家宣言を行った際、この地域に住むロ
「今泉定助をめぐる人々」は(その4)も(その5)もある(一部の方々には受けているか?)のだが、ちと飽きてきたので、路線変更。 昨年読んだ本の中でベストテンに入ると思われるのが、『731』(青木冨貴子著)。その調査力には感服するけれど、一つ見落としている(?)ことがあった。 731部隊員の免責を得る鎌倉会議を取り仕切ったとされる、亀井貫一郎なる人物について、青木氏は、「彼について残された資料は少ない。唯一、財団法人・産業経済研究協会によって刊行された『回想の亀井貫一郎−激動の昭和史を陰で支えた英傑』という本を見つけた。」と記しているが、『亀井貫一郎氏談話速記録』(日本近代史料研究会編。昭和45年1月発行)という本がある。 どちらの本にも、亀井の自伝「五十年「ゴム風船」を追って」が収録されているのだが、『回想の〜』(平成12年4月発行)では削除されている記述があるのだ。 自伝の昭和18年5月1
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