久しぶりに「ジャーナリスト・ネット」に寄稿させて頂いた。「今年もよろしく」というシリーズの6回目。昨年末の入院騒ぎと、その原因(過度のストレス)ともなった【河出書房新社と周防大島文化交流センター学芸員(当時)木村哲也氏による、小社企画からの盗作事件】が主たる内容、である。編集者、編・著者の資質とか出版企画のありようについて色々考えさせられた。後日、blogにも転載する予定だが、昨今の出版業界の荒廃具合を如実に表す事件でもあり、ぜひご一読いただきたい。アドレスは以下の通り、である。 ジャーナリスト・ネット http://www.journalist-net.com 2007年1月8日「今年もよろしく 6:柳原一徳」 ↑ (上記拙文は、「『宮本常一叩き売り』批判」と表題を改め、小社サイト内、コラムのコーナーに転載しました http://www.mizunowa.com/column/j_mon
文革は後に、停滞した十年と評され、文革世代は「老三届」と名付けられた。 小生は中国人に出会う度に、文革当時はどこに「下放」されていたのか、また若い世代の人達に対しては、両親は「老三届」なのかを挨拶代わりに尋ねることにしている。皆喜んで即座に答えてくれ、話は尽きないが、本当は触れられたくない過去なのかも知れない。 これは現地や日本においてのみならず、東南アジア、米国、ヨーロッパに住む中国人でも事情は同じであるが、成功者程過去に拘泥することが少ないというのが実感である。 文革時代の中国を題材にした小説『鴻(ワイルド・スワン)』を台湾人から勧められ、借りて読んだことがある。確かに、家族が凄絶な生き方を余儀なくされ、著者本人は英国に渡ることになったが,この著者の家族や本人よりも辛い目に遭ったという中国人は多いので、内容自体は驚くに当たらないと評する人もいる。
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