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2018年2月8日のブックマーク (3件)

  • 峠三吉の人生 名作「河」上演 広島で23・24日

    「原爆詩集」で知られる詩人峠三吉(1917~53年)の人生をモチーフにした戯曲「河」が23、24日、広島市西区の横川シネマで上演される。峠の生誕100年を機に、広島文学資料保全の会(土屋時子代表)を中心に企画し、広島では30年ぶりの再演。市民有志が稽古に励んでいる。 「河」は、土屋清さん(87年に57歳で死去)が脚・演出を担い、63年を初演に各地で上演された。50年の朝鮮戦争勃発を挟み、平和や民主主義が揺らいだ時代の広島が舞台。峠が病を押して、サークル「われらの詩の会」に集う若者たちと新しい文化運動を目指し、被爆体験の意味を問い直していく青春群像劇だ。 全4幕の随所に「原爆詩集」などの詩がちりばめられ、言葉を武器に社会を変えようとする峠の思いを訴え掛ける。演出を手掛け、峠の春子役で出演する土屋代表は「今の時代を一人一人がどう生きるか、一つの指針として感じてもらえたら」と話している。 開

    峠三吉の人生 名作「河」上演 広島で23・24日
    torly
    torly 2018/02/08
  • 被爆死の兄 生きた証し 遺品のかばんと防空頭巾 オスロへ

    肩ひもがちぎれ、熱線で焼けた跡が残る布製のかばん。広島市立造船工業学校(現市立広島商業高)1年だった13歳の時、被爆死した舛田幸利さんの遺品が、非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))のノーベル平和賞受賞企画で、ノルウェー・オスロのノーベル平和センターに展示される。「核兵器廃絶運動の一助になる、こんなチャンスはない」。弟で、被爆者の益実さん(83)=西区=は兄の生きた証しに、平和への願いを託す。(野田華奈子) 「おやじの言うことをよく聞く素直ないい子だった」という幸利さんは7人きょうだいの長男。1945年8月6日の朝、建物疎開作業のため動員され、爆心地から約500メートルの旧材木町(現中区)にいた。 「ゆきちゃんが帰ってこん」。古田国民学校(現西区)の校庭で閃光(せんこう)を見た益実さんは、自宅に戻った後に親類に聞かされ、同級生宅を訪ね歩いたが消息は分からな

    被爆死の兄 生きた証し 遺品のかばんと防空頭巾 オスロへ
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    torly 2018/02/08
  • 核なき世界願いオスロへ 北広島の箕牧さん 平和賞関連行事に

    県被団協(坪井直理事長)副理事長で北広島町原爆被害者の会会長の箕牧(みまき)智之さん(75)=同町吉木=が6日、ノーベル平和賞授賞式(10日)があるノルウェー・オスロへ向け、同町を出発した。現地で非政府組織(NGO)主催の行事などに参加する。 箕牧さんは、ノーベル賞を受賞したNGO核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))のメンバーたちに現地で折り鶴を渡したいと町福祉課に相談。職員が昼の休憩時間などに作った約70羽を託された。自身の体験を基に高校生が描いた原爆の絵の写真なども持参する。 箕牧さんは「県内外の被爆者や知人から支援を頂いた。若者たちに核のない世界への思いを直接伝えたい」と話している。(山田太一) (2017年12月7日朝刊掲載)

    核なき世界願いオスロへ 北広島の箕牧さん 平和賞関連行事に
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    torly 2018/02/08