2018ひろしまフラワーフェスティバル(FF)の花の総合パレードに参加する広島銀行(広島市中区)の新入行員81人が20日、折り鶴の形をしたみこしを作った。 高さ1.4メートル、長さ2メートルの6基。のぞみ幼稚園(西区)の園児約200人と一緒に、同行の研修所(同)と幼稚園の2カ所で作業した。行員がみこしを組み、園児が動物や家族などを描いた半透明の紙を表面に貼り付けて完成。記念撮影するなどして交流を深めた。 同行は、2008年から折り鶴みこしを毎年制作。新入行員が研修の一環で取り組んでいる。廿日市支店に配属された福原紗英さん(22)は「FFは初めて参加する。平和で過ごせることに感謝しながら担ぎたい」と話した。 5月3日のパレードで行員たち約100人がみこしを担いで平和大通りを練り歩く。終了後は、5日夜まで平和記念公園(中区)の芝生広場に飾り、会場を彩る。(新山京子) (2018年4月21日朝刊