広島・三次エリアで「ワニ」の名前で親しまれる「サメ」を使ったファストフードや軽食を提供する仕出しメーンの食料品店「フジタフーズ」(三次市、TEL 0824-66-1082)は10月24日「ひろしまフードフェスティバル」で新商品「ワニプリン」の販売を開始する。 「ワニ」ってなに? 冬になると県北の「風物詩」として紹介されることの多いサメは、古くは江戸時代から食べられていたもの。現在では刺身や空揚げでの食べ方が多いが、地元では若い世代への浸透は低い。「このままでは名前も廃れていく」と危惧(きぐ)する店主の藤田恒造さんは、「地域の食文化を形を変えて残していきたい」とサメの栄養や成分を商品に取り入れたハンバーガー「ワニバーガー」(400円)、中華まん「ワニまん」(240円)、ホットドッグ「ワニドッグ」(400円)などの商品を企画した。 今回発売する「ワニ」商品4弾は「ワニプリン」(290円)。容器