男子サッカーのオリンピックアジア最終予選が始まった。日本の初戦の相手はマレーシア。同組のチームの中では比較的戦いやすい相手だろう。大量得点で出場権獲得に向けて弾みをつけたいところだ。 ホームで初戦を迎えた日本の先発フォーメーションは4-2-3-1。ワントップはいつもの永井ではなく大迫。ボランチは山村と扇原の2人だ。対するマレーシアも4-2-3-1の先発フォーメーション。守備的な試合運びで勝ち点1が取れれば御の字といった所だろう。 試合は戦前の予想通り日本がボールを支配する。持ち味のショートパスを細かく繋ぐスタルで2列目が躍動。10分に山口のくさびを受けた清武が相手DFを引き付けて東に絶妙のパス。東がしっかりとゴール隅に流し込んで先制点を挙げた。引いてきた相手に早い段階でゴールを奪えたので、試合を運びやすくなるかと思われたが、ここから日本は思うようにゲームを作れない。ショートパスを繋ぐスタイ