2008/11/21 6:56配信: (ライター:小山 守) ドイツの伝説的テクノ・ユニットのクラフトワークは、自らの曲の一部をドイツのラッパーがサンプリングしたことで訴訟を起こしていたが、11月20日に「著作権侵害にはならない」との判決が下された。AP通信が報じている。 この件は、クラフトワークが77年にリリースした「Metal On Metal」(『ヨーロッパ特急』収録)の2秒のトラックが、97年にドイツの女性ラッパー=Sabrina Setlurの「Nur Mir」のリズム・セクションにサンプリングされたというもの。クラフトワーク側はこれを著作権侵害とし、「Nur Mir」のプロデューサーであるMoses Pelhamを訴えていた。 サンプリングがわずか2秒と短いことが裁判の争点となり、ハンブルグ法廷での第一審では、「2秒という最も短い断片でも、完全に新しい作業でない限りは著