2010/08/03 量子メモリがハイゼンベルグの不確定性原理を打ち破るかも 原子の運動量と位置は同時に測れないとする有名なハイゼンベルグの不確定性原理の限界を量子メモリは打ち破るかも知れないという論文「The uncertainty principle in the presence of quantum memory」がNature Physicsに掲載されたとのこと[ars technica, slashdot]。量子メモリで最大限量子が絡み合った状態を利用することで、位置と運動量を一度に測る事ができるかも知れないそうだ。論文はヒルベルトシステムとエントロピーに関わる数学の議論で、まだ実験は行われていないそうだ(もつれ状態にさせる事が難しい)。 投稿者 zubora 投稿時間 06:27 ラベル: Hardware, Physics, Science 0 コメント: コメントを投稿