北海道日本ハムの本拠地があるFビレッジ(北海道北広島市)に11月1日、スキー初心者向けのスキー体験エリア「Snow Park」が誕生する。海外からの観光客や道外客を中心に、雪とふれあう機会をつくり、観光の目玉コンテンツとすることをめざしている。 球場「エスコンフィールド北海道」が視界に入る小高い丘に設けられたスキーエリアは幅30メートル、全長70メートル、収容人数は80人だ。広大な敷地を要するスキー場と比べ、きわめて手狭だが、客層を「人生初の雪上体験がFビレッジ」という人たちに絞った。運営するショアフィールドの岸野博社長は「スキーをできない人のためのゲレンデをつくりたかった」と話す。 スキー体験2時間、準備と撤収を含めて計3時間以内で楽しめることを売り物にする。レンタル用品を完備するのは、手ぶらでの来場が前提だからだ。体験料とレンタル代を合わせても8800円。観光客の体験エリアであるため、