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ブックマーク / ibarakinews.jp (684)

  • 【茨城新聞】田んぼダム 整備広がる 水害軽減へ水田で貯水 茨城・常総市

    水田が持つ貯水機能を生かして豪雨時の被害を軽減する「田んぼダム」の取り組みが茨城県内で進んでいる。地域の防災対策として農林水産省などが推進しており、2015年に鬼怒川の堤防が決壊した常総市では既に約50ヘクタールの水田で整備を終えた。十分な効果を発揮するには広範囲での整備が必要で、市が取り組み拡大を進めている。 田んぼダムは、田んぼの水を農業用水路へ流す落水口に板や管を取り付けることで排水量を抑制し、雨水を一時的にためて河川の急激な増水を防ぐ仕組み。下流地域の洪水被害軽減に加え、排水機場の稼働低下による長寿命化などの効果が期待される。 15年9月の関東・東北豪雨に伴う鬼怒川氾濫で大規模な被害を受けた常総市の三坂地区では、区画整理事業に伴い約50ヘクタールの水田で田んぼダムが整備された。 同地区では水田の1区画ごとに、側面に穴の開いた塩化ビニール管が設置されており、豪雨時には穴の高さまで水田

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  • 【茨城新聞】レンコン焼酎 仕込み開始 茨城・土浦市企画 水戸の酒蔵、製造量昨年の1.5倍

    生産量日一を誇るレンコンPRのため、茨城県土浦市が企画した地元産レンコンの焼酎「土浦恋婚(れんこん)」の仕込みが、明利酒類(同県水戸市元吉田町)で行われている。販売は今年で2年目を迎え、11月初めに発売する予定。昨年の売れ行きが好調だったため、製造量を1.5倍に増やし、販売エリアも県内全域に拡大する。 焼酎に使用されるレンコンはJA水郷つくば(土浦市)から1200キロを仕入れ、ふかしてペースト状に加工して冷凍保存した。仕込みは19日に始まり、解凍したペーストをタンクに入れ、あらかじめ仕込んでおいた米こうじと水、酵母と混ぜた。1週間後に蒸留し、約4カ月間熟成させる。アルコール度数は25度で、720ミリリットル入り約3000を製造。11800円での販売を見込む。 同社などによると、昨年は販売開始後、約2か月で用意した1923が完売した。大手スーパーや酒屋のほか、観光物産センターきらら館

    【茨城新聞】レンコン焼酎 仕込み開始 茨城・土浦市企画 水戸の酒蔵、製造量昨年の1.5倍
  • 【茨城新聞】安全祈るオートバイ神社 水戸・吉田神社に建立 御神体は名車のエンジン 茨城

    ツーリングで各地を巡るライダーの安全などを祈る「オートバイ神社」が今月、茨城県水戸市宮内町の吉田神社境内に建立された。オートバイ愛好家の滑川久美雄宮司が発案した。殿に祭られた御神体は往年の名車のエンジン。オートバイ神社を通して、地域活性化も図りたい考えだ。 オートバイ神社の御神体は、1970年代に世界市場を席巻した名車で、滑川宮司も高校時代に乗ったという「ホンダCB750K-1」のエンジン。石造りの殿前後を強化ガラスで覆い、中に祭った御神体を見えるようにした。上部に設置した祠(ほこら)には、滑川宮司が所有した名車2台のメインキーも納めた。週末には、寄贈を受けたカワサキ製のオートバイを殿横に並べ、訪れるライダーたちを出迎える計画だ。 滑川宮司などによると、オートバイは、80年代のバイクブーム時に乗っていた人々が子育てを終え、大人の趣味として楽しむ「リターンライダー」が増加したほか、コロ

    【茨城新聞】安全祈るオートバイ神社 水戸・吉田神社に建立 御神体は名車のエンジン 茨城
  • 【茨城新聞】アルコール基準値超えSL運転 真岡鉄道 虚偽記入 司令ら処分へ

    茨城県筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道(同県真岡市)の50代男性運転士が、呼気アルコール検査で基準を超える数値が出たにもかかわらず、蒸気機関車(SL)を運転していたことが18日、同社への取材で分かった。同社は社内規定に違反したとして、運転士と40代男性運転指令、安全統括管理者の50代男性事業部長を懲戒処分とする方針。 同社によると、運転士は4月20日朝、アルコール検知器の呼気検査で、同社の基準値(1リットル当たり0.05ミリグラム)を超える0.24ミリグラムを検出。数分後の2回目も0.18ミリグラムが出た。検査に立ち会った運転指令は、運転士の顔色などを目視で確認したのみで、社内規定で定めた3回目の呼気検査を行わず、「0.00ミリグラム」と虚偽の数値を記入した。 運転士は同日、下館-茂木駅間でSLを往復乗務。乗客は数十人いたが、同社は運転に影響はなかったとしている。運転士は社内調査に「前日

    【茨城新聞】アルコール基準値超えSL運転 真岡鉄道 虚偽記入 司令ら処分へ
  • 【茨城新聞】常磐道でトラックに棒刺さる クロスボウの矢か 茨城・かすみがうら 県警、器物損壊で捜査【まとめ】

    29日午後6時10分ごろ、茨城県かすみがうら市上稲吉の常磐自動車道上り線で、東京方面に走行していた大型トラックの20代男性運転手から「車体に棒のような物が刺さっている」と110番通報があった。トラック助手席側のドア部分にクロスボウの矢のような棒が刺さっていた。男性にけがはなかった。県警土浦署と県警捜査1課は、何者かが発射したとみて器物損壊事件として捜査している。 同署などによると、棒は長さ約50センチ、直径約1センチ。トラックのドライブレコーダーを回収し、状況の確認を進めている。 現場は同市の千代田パーキングエリアから東京に約1キロ進んだ片側3車線の上り線。通報直前、真ん中の車線を走行していた男性が異常音に気付いて左側のミラーを確認したところ、車体に刺さっている棒を見つけた。 現場周辺には常磐道を走る車両が見える側道があるが、常磐道を並走していた車から発射された可能性もあり、県警は特定を急

    【茨城新聞】常磐道でトラックに棒刺さる クロスボウの矢か 茨城・かすみがうら 県警、器物損壊で捜査【まとめ】
  • 【茨城新聞】運転士、不適切コメント 「歴史に残る記録を作った(笑)」 社内報で人身事故やゆ JR水戸支社土浦運輸区

    運転士、不適切コメント 「歴史に残る記録を作った(笑)」 社内報で人身事故やゆ JR水戸支社土浦運輸区 JR水戸支社土浦運輸区(茨城県土浦市)の社内向け広報紙で、人身事故に遭遇した運転士が「歴史に残る記録を作った(笑)」などと語るインタビュー記事を掲載していたことが31日、同支社への取材で分かった。広報担当者は不適切と認め「再発防止のため社員教育と指導を徹底する」としている。 同支社によると、広報紙は同区の社員向けに製作。インタビュー形式の記事で「(事故に遭遇した)最年少記録の気持ちは」などと問われた男性運転士が「やってもうた」などと答えた記載もあった。 広報紙は運輸区ごとに製作されており、同区の管理者を含む12人による「広報委員会」が製作している。 広報紙は20~23日、社内関係者のみが閲覧できるウェブサイトに掲載したほか、社内用チャットツールでも回覧。他の管理者の指摘を受けて削除した。

    【茨城新聞】運転士、不適切コメント 「歴史に残る記録を作った(笑)」 社内報で人身事故やゆ JR水戸支社土浦運輸区
  • 【茨城新聞】キョン目撃に茨城県が報奨金 特定外来生物の繁殖防止へ 監視強化、月内にも制度化

    特定外来生物「キョン」(環境省提供) カメラに写ったキョンとみられる個体=石岡市上曽、県猟友会石岡支部会員提供 千葉県で害が深刻化するシカ科の特定外来生物「キョン」が茨城県で繁殖するのを防ぐため、県は目撃情報に報奨金を支払う制度を新設する。繁殖してしまうと農作物被害や生態系に害を及ぼす可能性があり、県はキョンへの監視体制を強化する。報奨金を出す条件や金額などを詰め、早ければ今月中にも制度開始を目指している。 県によると、報奨金は県内でキョンについて有力な目撃情報を寄せた人に支払う。情報提供の際に、日時や目撃した場所が県内だと分かる写真や映像などが必要となる。報奨金の条件や金額は決まり次第、県のホームページなどで公表する。 キョンは中国台湾などが原産で、国内では千葉・房総半島や東京・伊豆大島に分布し、国が特定外来生物に指定している。基的には単独行動をし、雌は生後約6カ月から繁殖が可能と

    【茨城新聞】キョン目撃に茨城県が報奨金 特定外来生物の繁殖防止へ 監視強化、月内にも制度化
  • 【茨城新聞】元部長、起訴内容認める 茨城・水戸京成百貨店 雇調金詐取で初公判

    水戸京成百貨店を巡る国の雇用調整助成金の詐取事件で、詐欺罪に問われた元総務部長の茨城県常陸大宮市、片岡卓也被告(58)の初公判が15日、水戸地裁(村山智英裁判官)で開かれた。片岡被告は「相違はございません」と起訴内容を認めた。 一連の事件で裁判が開かれたのは初めて。初公判では、不正受給申請が始まった2020年4月11日から5月10日分の不正受給の起訴事実について、検察側の冒頭陳述が行われた。 検察側は片岡被告が当時社長の千葉県柏市、斎藤貢被告(66)=同罪で起訴=から、休業手当が支払われる「特別有給休暇」の日数を水増しして受給申請するよう指示され、総務部の従業員とともに虚偽の日数を記載した申請書類を提出したと説明。斎藤被告に改ざんの必要がない方法を総務部の意見として提案したが、交流サイト(SNS)で「結論が出せなければ、給与は遅配します」などと言われ、受け入れられなかったとした。 起訴状に

    【茨城新聞】元部長、起訴内容認める 茨城・水戸京成百貨店 雇調金詐取で初公判
  • 【茨城新聞】第二幸の実園 指定停止 障害者支援施設 身体や経済的虐待 茨城県

    茨城県東海村石神内宿の指定障害者支援施設「第二幸の実園」で、職員が利用者に暴行したり、金銭を不当に徴収したりするなどの虐待が確認されたとして、県は17日、3カ月間の指定効力の全部停止処分とした。障害者総合支援法に基づく処分では指定取り消しに次いで重く、事業停止処分に相当する。県が障害者支援施設に行うのは初めて。 県によると、指定停止するのは、社会福祉法人愛信会(村上忠夫理事長)が運営する重度の知的障害者ら49人が入所する障害者支援施設と、中軽度の知的障害者ら4人が入所するグループホーム。2008~21年の虐待計19件を認定した。虐待を巡り「継続性、組織的関与、理事長の関わり」があったとし、事態を重く見た。 具体的には、職員1人が4人に殴るなど暴力を加えた。また施設で複数人に対し、承諾を得ない日時に農作業などに従事させていた。身体的虐待のほかにも、職員が利用者9人の預かり金から計約250万円

    【茨城新聞】第二幸の実園 指定停止 障害者支援施設 身体や経済的虐待 茨城県
  • 【茨城新聞】ステーキ宮で食中毒 男女2人が腹痛や下痢 60代女性が一時入院 茨城・石岡

    茨城県は26日、アトム(神奈川県横浜市)が運営する茨城県石岡市東大橋の飲店「ステーキ宮石岡店」で、5~6日に加工牛のステーキをべた客2人が腹痛や下痢、血便などの症状を訴え、土浦保健所が腸管出血性大腸菌O157による中毒と断定したと発表した。60代女性が一時入院した。いずれも快方に向かっている。 県によると、女性と20代男性の2人が発症。それぞれの便からO157が検出された。店ではステーキのほか、付け合わせのニンジンやブロッコリーなどを提供。肉は同社施設で加工されていた。 同保健所は26日から再発防止対策が講じられるまでの期間、同店を営業停止処分とした。同店は20日から自主休業中。 同社を巡っては、県内の別店舗で1月にもO157が原因の中毒が起きた。県は同社に対し、衛生管理と従業員の衛生教育について改めて厳重指導した。

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  • 【茨城新聞】大麻所持疑い、茨城空港で自称ミュージシャン逮捕

    茨城県警石岡署は22日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、大阪大阪市天王寺区、自称ミュージシャン、山口良容疑者(50)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後2時25分ごろ、同県小美玉市与沢の茨城空港で、袋に入った乾燥大麻片を所持した疑い。同署は認否は明らかにしていない。 同署によると、同空港保安検査所から空港内にある警備派出所に「不審物がある」と連絡があり、同署員が所持品検査したところ、大麻が見つかった。山口容疑者は「RYO the SKYWALKER」名義で活動しているという。 つくば/フルリモート可/Webプロダクトデザイン 自社製品/運送業界の改革を支援/裁量大 【六興実業株式会社】 エリア:茨城県 雇用形態:正社員 給与:年収400万円~600万円 【仕事内容】<仕事内容> 裁量大/社会インフラを担う『運送業界』の改革を支援するスタートアップ/フルリモート可 中小企業の運送会社に対

    【茨城新聞】大麻所持疑い、茨城空港で自称ミュージシャン逮捕
  • 【茨城新聞】列車プロレス 眼前で激闘 関鉄常総線、乗客80人楽しむ 茨城

    列車内でプロレスの試合を観戦する「関鉄プロレス」が14日、茨城県の関東鉄道常総線で開かれた。千葉県船橋市のプロレス団体「マーベラス」が協力した。鉄道ファンやプロレスファンら約80人が乗り込み、目の前で行われる迫力満点の闘いを楽しんだ。 同イベントは常総線110周年記念事業の一環で初めて企画された。イベントを通して常総線や沿線地域の魅力を知ってもらう狙いもある。 試合は、同線取手駅-水海道車両基地間を走行する列車内で行われた。観客は車内のシートに座って観戦。選手らは狭い通路で互いに組み合ったり、技を掛け合ったりして迫力のある試合を展開し、列車内を熱気で包んだ。 水海道車両基地(茨城県常総市水海道高野町)では、参加者と選手が協力して重さ約30トンの列車をロープで引っ張るイベントや写真撮影などの交流も行われた。 参加した常総市の中学2年、中村壮さん(13)は「プロレスを生で見たのは初めてで面白か

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  • 【茨城新聞】ビール原料に生き埋め 男性死亡 キリン取手工場 茨城

    20日午前11時50分ごろ、茨城県取手市桑原のキリンビール取手工場で、ビール原料を保管するサイロの詰まりを直していた千葉県成田市、会社員、男性(29)がサイロ内に転落し、原料の生き埋めとなった。男性は約1時間50分後に意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。落下を防ぐロープが外れたとみられ、茨城県警取手署で原因を調べている。 同署などによると、サイロは直径約4メートル、高さ約10メートルの円筒形で、原料のコーンスターチを保管していた。男性はメンテナンスを担当する別会社の従業員で、当時は1人でサイロ内に入っていたという。現場にいた同工場関係者が119番通報した。 全国フルリモート/クリエイティブディレクター 大手顧客多数/売上成長率1138% 【株式会社No.ホールディングス】 エリア:茨城県 雇用形態:正社員 給与:年収400万円~900万円 【仕事内容】<仕事内容> <

    【茨城新聞】ビール原料に生き埋め 男性死亡 キリン取手工場 茨城
  • 【茨城新聞】鹿嶋市が低速電気車 28年度までの導入検討 公共交通計画を策定 茨城

    茨城県鹿嶋市は、目指すべき公共交通の在り方について年度から2028年度までの5年間を対象とする「市地域公共交通計画」を策定した。鉄道や路線バスなどの複数の公共交通機関が一体的に利用できるネットワークの構築を図りつつ、低速走行電気自動車「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」の導入検討を盛り込んだ。 市は実態調査や市民アンケートを基に、現況の課題として「公共交通機関利用者が減少傾向」「バスの数が少ない」「運転手の高齢化・不足」「観光客が利用できる交通手段が少ない」などを課題に挙げた。 その上で、市が目指す「コンパクトで安全なまちづくり」を念頭に、①市内の拠点間を自由に移動できる②スムーズな公共交通サービス③持続可能な公共交通④交通結節点の整備-の目標を掲げた。 具体的には、2路線となっている市コミュニティーバスの路線見直しやダイヤ改正や、500円または千円となっているデマンド型タクシーの

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  • 【茨城新聞】ゾーン30「効果あり」 茨城県内、進化形設置で事故減

    速度抑制のイメージハンプを設置した「ゾーン30プラス」の通学路=水戸市堀町 ゾーン30プラス区域に設置された「イメージハンプ」と道路狭窄のポール=水戸市堀町 生活道路の安全を守るため、茨城県警や同県内自治体が、道路標示などで事故防止を注意喚起する「ゾーン30」や道路を狭めるなど進化した「ゾーン30プラス」の整備を進めている。設置後に事故が減少した場所もあり、設置自治体は効果を実感。今後も追加対策に乗り出す構えだ。 区域を定めて車の最高速度を規制するゾーン30は2012年度から整備が始まり、現在は県内に83カ所ある。ゾーン30プラスは、速度規制に加え、道路の一部にポールを設置するなどの対策を組み合わせた取り組み。千葉県八街市で21年6月に起きた児童5人死傷事故などを契機に、同8月から全国で整備が進む。 県内では22年、既に「スムーズ横断歩道」や道路を狭めるなどの対策が施されていた、茨城県つく

    【茨城新聞】ゾーン30「効果あり」 茨城県内、進化形設置で事故減
  • 美術館核に交流拠点 哲文化創造財団 旧銀行支店を改修 水戸・泉町 茨城

    茨城県水戸市の中心市街地に新たな交流の場を創出しようと、哲文化創造一般財団法人(福田三千男理事長)は11日、同市泉町3丁目の旧三菱UFJ銀行水戸支店の建物を改修し、美術館を核とする複合施設「テツ・アートプラザ」を開設すると発表した。茨城県出身の横山大観の作品を展示するほか、カフェやコミュニティースペースを備え、2025年秋のオープンを目指す。 同財団は21年4月、複合施設の整備や管理運営などの事業を行うため設立。発表によると、複合施設は旧銀行をコミュニティースペースに改修し、西側に美術館、東側にカフェをそれぞれ新設。地上3階鉄筋コンクリート建てで、延べ床面積は約2000平方メートル。 美術館は工芸部門と絵画部門に分けられ、ドイツ語で泉を意味する「クヴェレ」を用いた「クヴェレミュージアムMITO」と名付けられた。 工芸部門は、吉田石油(水戸市)前会長の故吉田光男氏のコレクションから、シルクロ

    美術館核に交流拠点 哲文化創造財団 旧銀行支店を改修 水戸・泉町 茨城
  • 「巨大バッタ」修復中 水戸芸術館で作業公開 茨城

    茨城県の水戸芸術館は30日、同県水戸市五軒町の同館広場で全長50メートルに及ぶ収蔵品の巨大バッタ「飛蝗(ばった)(プロジェクト・インセクト・ワールド)」の修復作業を公開した。新調した足先を縫合して体を膨らませ、来場した親子連れたちが見入っていた。31日も公開する。 この日は午前中から広場に作品を広げて作業が進められ、午後3時過ぎに空気を入れた。来場者から「頑張れ」などと声援が送られ、風に揺られながらどっしりとした作品が登場した。 作業のボランティアとして参加した同県大洗町の出頭早恵さん(45)は「想像以上に大きかった。間近に作品を見ることができて光栄」と感動していた。 作品は、現代美術家の椿昇さんと美学者の室井尚さんが手がけ、2002年に同館の収蔵品となった。屋外展示が前提のために劣化が見られ、同館が昨年8~10月にクラウドファンディング(CF)を実施し、作品修復を進めていた。 ALSO

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  • ヤクルト2軍移転 茨城・守谷の交通網 整備加速 ICや都市軸道路

    つくばエクスプレス(TX)に沿って、埼玉県三郷市とつくば市を結ぶ計画の都市軸道路。右奥に守谷市内のマンションなどが見える=つくばみらい市内 守谷SAスマートICと都市軸道路の説明会=守谷市内 茨城県守谷市でプロ野球ヤクルトの2軍施設の移転準備が進む中、常磐自動車道守谷サービスエリア(SA)スマートインターチェンジ(IC)や都市軸道路の整備が加速する。交流人口の増加が見込まれる半面、交通渋滞が懸念されており、市は県とともに、周辺整備に関する住民説明会を開くなど周知を強化している。 ■関心高い説明会 「インターチェンジはいつごろできるのか。期待しているのだが」。市と県が昨年12月に開いた守谷SAスマートICと都市軸道路についての説明会で来場者が担当者に尋ねた。 事業の計画概要を示すパネルが並ぶ中、担当者は、スマートIC新設候補地として守谷SAが「準備段階調査箇所」に採択されたことなどを説明した

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  • 川に大量のボラ 海の魚、住民驚き 茨城・土浦の新川

    霞ケ浦に流れ込む茨城県土浦市の新川で4日、大量のボラが遡上(そじょう)した。利根川河口付近から霞ケ浦、新川に入り込んだとみられる。近くの学校や川沿いを歩く人たちは「何がいるのか」と驚きながら川面を見つめ、写真を撮るなどした。 ボラの群れが見つかったのは、霞ケ浦の新川河口から約1.5キロ上流のつくば国際大高(同市真鍋1丁目)近く。魚類に詳しい同高生物教諭の藤野啓さんがボラと確認した。同高によると、2月中旬と今月2日にも遡上したという。 県水産試験場内水面支場(同県行方市)によると、霞ケ浦流域の河川で冬場にボラが大量遡上する例は過去にもあった。かつて汽水湖だった霞ケ浦は塩水遡上を防ぐ常陸川水門を設置後、海水魚が入りにくくなっているが、水門にある魚道や船通しから出入りしているとみられる。 ボラ遡上の理由について、同支場が2001年に出したリポート「かわら版」では、水温の高い水路に入り込むことや、

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  • キョン出没、茨城県内警戒 繁殖阻止へ捕獲緩和

    千葉県で害が深刻化するシカ科の特定外来生物「キョン」が茨城県に出没し、県内自治体に警戒感が広がっている。神栖市で確認後、石岡、筑西、下の各市でも見つかった。県は近く、市町村に委ねる有害鳥獣の捕獲許可権限の対象にキョンを追加する。わなにかかったキョンを逃がさず捕獲できるよう手続きを緩和し、繁殖を防ぐ。 下市唐崎の県道で昨年12月28日、雄のキョンが死んでいるのが見つかった。県内で確認されたのは4件目だった。 「これが最後であってほしい」。外来生物対策を担う市環境課の担当者は不安げに話す。 県内で初めてキョンが確認されたのは2017年5月。神栖市の常陸川大橋で死んでいるのが見つかった。22年には、石岡市の山中に設置されたセンサーカメラに、歩いて移動するキョンが映り込んでいた。 さらに昨年9月、筑西市を流れる大谷川の堤防を移動する姿が撮影された。確認されたのは、いずれも雄。繁殖している可能

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