Windows Vistaのリリースから半年あまり。早くも次期バージョンがメディアをにぎわせている。次期クライアントWindowsの「Windows 7」が3年後に投入されるという。出所はMicrosoftの会議だが、一種の“リーク”だと見られている。Vista SP1の詳細さえ公表されていない今、なぜ次期OSなのか―。 騒ぎに火を付けたのは7月20日付のCNETの記事だ。次期クライアントOSのWindows 7は2010年をめどに開発が進められており、個人向けと企業向けの両バージョン、32ビット版と64ビット版があり、「サブスクリプションモデル」も検討されているという。他メディアもこれに一斉に追随した。 Windows 7は開発コード名で、製品になるときには別の名前が付けられる。この名称は、Windows製品のバージョン番号から取ったものとみられている。つまり「Windows 2000」