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ブックマーク / www.tokyoartbeat.com (4)

  • 『虎に翼』の家族とジェンダーから見えるもの。家制度の亡霊と、「いま」を描く物語(評:竹田恵子)

    「家族」を描くドラマとしてまさか、自分が朝ドラを毎日観見るようになるとは思わなかった。でも面白いから見てしまう、NHKプラスで。みなさんも、ですよね。 みなさんもご存じのとおり、2024年4月から朝の連続テレビ小説として放映されている『虎に翼』は、日では最初の女性弁護士のひとりをモデルにした猪爪(佐田)寅子(ともこ)の物語である。 このドラマをフェミニズムに関係ない、という人はいないと思う。法律、憲法、人権といった多様な視点から語ることができるから、私よりよほどうまく語れる人はいくらでもいると思う。ただ、私はこの物語がもっとも中心的に描こうとしているものとして「法」のほかに「家族」があるのではないかと思う。だがその前に、少しドラマの根底にある姿勢のようなものについて書いてみたい。

    『虎に翼』の家族とジェンダーから見えるもの。家制度の亡霊と、「いま」を描く物語(評:竹田恵子)
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    touhumog 2024/07/14
  • 【対談】山田五郎と村上隆が、近現代の日本の美術史から読み解く「なぜ村上隆は嫌われるのか?」

    美術の近現代史の歪みが生んだ、村上隆の「嫌われる理由」村上:今日はありがとうございます。山田さんのYouTube番組は、ずっと拝見していました。 山田:「村上隆 もののけ 京都」は、お世辞抜きで期待以上に良かったですよ。《お花の親子》(2020)が東山を借景にした日庭園の池にじつによくフィットしていましたし、《風神図》《雷神図》(ともに2023〜24)にしても、《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》(2023〜24)にしても、力作ですよ。 京都で開催する必然性のある展覧会になっているところがすばらしいと思いました。 村上:今日は山田さんに、クリティカルに忌憚(きたん)のない解説をいただけるという期待をしています。じつは、2020年オリンピックの東京開催が決定した2013年9月7日(日時間8日)の、その5分後に、「村上隆だけにはキャラクターを作らせたくない」という言葉がTwitter(現

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    touhumog 2024/06/24
  • 東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性|Tokyo Art Beat

    飯⼭由貴《In-Mates》《In-Mates》は、26分46秒の映像作品。作の概要として、小田原のどかによる解説を以下に引用する。 《In-Mates》は、1945年に空襲で焼失した精神病院・王⼦脳病院(東京)の⼊院患者の診療録に基づくドキュメンタリー調の映像作品だ。王⼦脳病院には、1930〜40年まで⼊院し、院内で病没した2⼈の朝鮮⼈患者の記録が残されていた。 作では、同院の診療録に記録された2⼈の朝鮮⼈患者の実際のやりとりに基づき、ラッパー・詩⼈で在⽇コリアン2.5世であるFUNIが、⾔葉とパフォーマンスによって彼らの葛藤を現代にあらわそうと試みる姿が記録されている。 また作品内では、当時の時代背景へ学びを深めるため、FUNIと飯⼭が精神医学史と歴史学のレクチャーを受ける様⼦も収められている。歴史学については、外村⼤が講師を務めた。 飯⼭はこれまでも、精神医療と⾃らの家族、障害者

    東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性|Tokyo Art Beat
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    touhumog 2022/10/29
    こんな検閲あってはならないと思うけど、人権プラザの方たちの対処がよくてよかった。人権プラザの企画展はいつも動けなくなるほど胸がギュッとなったり気付かされることが多い。東京都の人権部、人権プラザを見習っ
  • 2017年はスペシャルイヤー!「ドクメンタ」「ヴェネチア・ビエンナーレ」「ミュンスター彫刻プロジェクト」が同時開催

    2017年は現代アートファンは要注目の年になりそうだ。世界最大規模の現代アートの祭典の一つである「ドクメンタ」と、同じくその一つである「ヴェネチア・ビエンナーレ」、加えて10年に一度開催される「ミュンスター彫刻プロジェクト」が同じ年に開催されるスペシャルイヤーだ。 ヴェネチア・ビエンナーレとは イタリア北東部に位置するヴェネチアで1895年から2年に一度開催されている、現代美術の国際美術展覧会。2017年に開催される第57回には、フランス館代表にグザヴィエ・ヴェイヤン、アメリカ館代表にマーク・ブラッドフォードらが選出されている。 また日館代表には、アーティストの岩崎貴宏、キュレーターの鷲田めるろが選ばれた。日館代表についてのニュースはこちらを参照。 ヴェネチアの様子。「水の都」と名高い街中には大小問わず多くの運河が巡るAll Photo by Nao Osada 「第55回ヴェネチア・

    2017年はスペシャルイヤー!「ドクメンタ」「ヴェネチア・ビエンナーレ」「ミュンスター彫刻プロジェクト」が同時開催
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