【読売新聞】 本はコスパ(コストパフォーマンス)がメチャクチャ良い! インターネットの利用が当り前になり、情報が溢れている現代社会では、私たちはどうしても「心地良い情報」ばかり追い求めてしまいがち。しかし、昨年、日本中で話題になった
アマゾン・ジャパンが日販や版元に申し立てている「引当率」の根拠がいかに(版元にとっては)ずさんなものかが分かる証言がここ最近改めて出始めています。某版元営業さんのツイートによれば「アマゾンより「貴社欠品状況と日販引当率をお知らせします」というメールがくるようになったけど、100点ばかりあげられている「需要高カート落ち商品リスト」の内容が、すべて旧版やVANでも品切れにしているものなんだが。日販に補充しろといわれてもな」と。 こうしたメールはまだ弊社には届いていませんが、他社さんからも同様の感想を聞いています。メールでお知らせが来るということは、おそらくベンダーセントラルに登録している版元を中心に、順次送っているのだと思われます。アマゾンはバックオーダー発注停止に伴う説明会の折に、数字を羅列しただけでまったく具体的な書名を挙げていない引当率のデータを版元に提示し、混乱した印象しか与えてきませ
京都府立図書館が、2017年7月28日から、ディスカバリーサービスの公共図書館への導入に関する実証実験を開始しています。 EBSCO社のディスカバリーサービス“EBSCO Discovery Service”(EDS)を用いるもので、ジャパンナレッジ、国立国会図書館の各データベース、J-STAGE、医中誌等が検索対象となっています。 同館内のデータベース用パソコンで利用でき、実証実験は、2018年1月中旬までを予定しています。 ディスカバリーサービスの実証実験を行います(京都府立図書館) http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=10913 参考: CA1772 – 動向レビュー:ウェブスケールディスカバリの衝撃 / 飯野勝則 カレントアウェアネス No.312 2012年6月20日 http://current.ndl.go.jp/ca1772 CA1827
前回の記事 で紹介した、ナカバヤシとウーマンスタッフだが、今回は別の話題で触れてみる。 女性社員の過労自殺などで、何かと世間をお騒がせしている大手広告代理店の電通だが、本社ビルの中に広告図書館という専門図書館があるのをご存知でしょうか。現在、リニューアル中で、12月に再オープン予定です。 そんな折、電通広告図書館の求人を見つけたのだが、派遣会社ウーマンスタッフが求人を出して募集している。電通と派遣契約を結んでいるように見られるが、恐らくこの契約もナカバヤシが契約したうえで、契約には関係のない、グループ会社のウーマンスタッフが募集していると思われる。ただ今回は、その方面の話題ではなく、派遣の不適切な時給について書いてみる。 まずは、以下の求人内容をご覧ください。ちなみに、派遣契約のため、採用と待遇設定は業者側のウーマンスタッフが担います。 ------------------------ 【
東三河民話保存会は、豊橋、田原両市の民話所在地などを示したマップ「豊橋・田原民話地図・民話掲載一覧全300話」を作製した。市内の書店などで販売している。 裏面には、民話が掲載されている本・資料名の一覧が掲載されている。民話に関する絵はがき...
先ごろ、イラク北部モスルの「イスラム国(IS)」からの解放が伝えられたが、2012年には西アフリカ、マリ共和国のトンブクトゥが「イスラム・マグレブ諸国のアルカイーダ組織(AQIM)」に占領された。 本書は、過激な武装勢力からトンブクトゥに伝わる貴重な古文書を守ろうとした男、ハイダラの物語である。 同地は16世紀に学問の都として栄え、宗教関係以外にも天文学、医学など実に幅広い分野で写本がつくられ、美しい飾り文字で彩られていた。ハイダラは、父親の跡を継いで砂漠に眠る古文書の収集に尽力する。 辺境の村人の心を開かせる交渉術がおもしろい。威嚇しないように貧しい格好をし、懐には大金をしのばせる。「買う」ではなく「交換」という表現。苦労して箱を開けさせても、古文書はシロアリの餌食になっていたりする。 艱難(かんなん)辛苦の末に集めた古文書を納める45の図書館を建ててほっとしたのもつかの間、都はAQIM
『十歳までに読んだ本』(西 加奈子、益田ミリ、杏 ほか全70名/ポプラ社) 私たちの人生の「根っこ」を作り出しているのは、子どもの頃に大切に読んだあの物語だ。ドキドキしながら夢中で読んだあの本。怖くてたまらなかったけれど、どういうわけか忘れることができないあの本。主人公に感じた憧れ、羨望…。幼い頃、本を読んで一喜一憂した思い出は、大人になった今も私たちの人生を形作っているに違いない。 ポプラ社創業70周年記念作品『十歳までに読んだ本』は、総勢70名の著名人が自身の「根っこ」となった大切な一冊について綴るエッセイ集。寄稿しているのは、西加奈子さんや辻村深月さん、森見登美彦さん、柚木麻子さん、万城目学さんなどの小説家はもちろんのこと、杏さん、吉岡里帆さんなどの女優・タレントや映画監督、スポーツ選手まで、バラエティ豊か。著名人たちの「宝物」が詰まった珠玉のエッセイ集だ。 父親の転勤でカイロに転居
ハリー・ポッター作者J・K・ローリングのサイン入りの「ハリー・ポッターと死の秘宝」(2007年10月19日撮影)。(c)PR Photos/Janet Mayer 【7月27日 MODE PRESS】1997年に「ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone)」から始まった長編児童小説、「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの20周年を記念する展覧会が英国の大英図書館(British Library)で開かれる。これに合わせ、新刊2冊が出版される。 その内の1冊、「Harry Potter: A History of Magic - The Book of the Exhibition(原題)」は、英出版社のブルームズベリー(Bloomsbury)とハリー・ポッターの作者J・K・ローリング(J.K. Rowl
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
2016年度の電子書籍市場規模は前年比24.7%増の1,976億円 電子出版市場は5年後に3,500億円市場へと成長 『電子書籍ビジネス調査報告書2017』 7月31日発行 インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)のシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、新産業調査レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2017』( http://book.impress.co.jp/books/1117501005 )を2017年7月31日(月)に発売(予約受付中)いたします。 本調査は、「通信事業者」「出版社」「電子書籍ストア」「取次事業者」「ポータルサイト」「コンテンツプロバイダー」等の主要な電子書籍関連事業者へのヒアリング調査、ユーザーへのアンケート等を分析したものです。なお、本調査結果の詳細は、『電子書籍ビジネス調査
出版科学研究所が「出版月報」7月号で1~6月までの販売概況をまとめた。それによると、紙版の販売金額は7281億円(前年同期比5.5%減)。「書籍」3954億円(同2.7%減)、「雑誌」3327億円(同8.5%減)と低迷した。新刊点数は3万6711点(同4.3%減)。このうち取次仕入窓口経由は2万5966点(同4.1%減)で5年連続減少。返品率は「書籍」34.2%(同0.1ポイント減)、「雑誌」44.0%(同2.0ポイント増)。 電子版の販売金額は1029億円(同21.5%増)。金額にして182億円上乗せして1000億円台に到達。市場全体における電子版の占有率は12.4%で、同2.5ポイント増となった。 紙版と電子版を合わせた販売金額は8310億円(同2.8%減)。
絵本から飛び出した、大阪・中之島で人形&ジオラマ展 拡大 奈良県在住の人形作家・Yoko-Bon(ヨウコボン)さんによる、人形とジオラマを展示する企画展が、8月4日から「大阪府立中之島図書館」(大阪市北区)で開催される。 作家の飯沢匡さんと画家の土方重己さんの手によって誕生した絵本に影響され、手作りの人形や背景となるジオラマを物語の場面に合わせて制作する「人形絵本」を作り始めたというYoko-Bonさん。「お2人の絵本を初めて見たとき、その完成度の高さとデザインの素晴らしさ、人形のディテールの面白さや動作のしなやかさにしびれ、すごい勢いでこの世界に引き込まれました。いつか私もこんな人形を作ってみたいと思ったんです」と、そのきっかけを話す。 「古き良き人形絵本の世界に平成の風を入れて、新しい人形絵本を作りたい」と題材にしたのが、ロシアで古くから愛され続けてきた民話『まんまるパン』。ロシアの文
弥生時代と同じく鋳造で鏡を作る体験教室が28日、基山町立図書館であった。町内外の小学生30人が参加し、熱した合金を型に流し込んで成形。子どもたちはピカピカになるまで磨き上げ、鏡に映る自分の顔を満足そうに眺めていた。
『本と美術の展覧会vol.1「絵と言葉のまじわりが物語のはじまり~絵本原画からそうぞうの森へ~」』が、8月4日から群馬・太田市美術館・図書館で開催される。 同展は、4月にグランドオープンした美術館と図書館の複合施設である太田市美術館・図書館が、「本と美術の多様なかかわり」をテーマに据えて継続的に開催する『本と美術の展覧会』の第1弾。荒井良二『えほんのこども』、安西水丸の絵と村上春樹の文による『ふわふわ』、酒井駒子の絵と中脇初枝の文による『こりゃ まてまて』、ザ・キャビンカンパニー『よるです』の4冊の絵本原画全点を、中島崇を会場構成に迎え、「想像の森」をテーマに展示する。 さらに小説家の長嶋有、福永信と画家の須永有によるコラボレーション展示を実施。会場限定の冊子も配布される予定だ。また画家の大小島真木が展覧会のために同館の14メートルを超えるスロープの壁面に壁画『46億年の記憶』を制作。 会
編集局 (055)231-3111 広告局 (055)231-3131 販売局 (055)231-3132 事業局 (055)231-3121 デジタル推進局(Web担当) (055)231-3141 データベース部(写真・記事使用)(055)231-3158 出版部 (055)231-3105 広報・見学(山梨文化会館) (055)231-3051 記事・写真・イラストの無断掲載・転用を禁じます。Copyright 2014- 山梨日日新聞社 THE YAMANASHI NICHINICHI SHIMBUN. HELLO KITTY © 2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L627211
「べっちょない(大丈夫)」などの独特な表現で関西の方言の中でも個性を放つ播州弁の検定試験が10月21日、兵庫県加西市内で開かれる。昨年に続く実施で、受け付けは8月1~21日(必着)。担当者は「播州弁の豊かな味わいを多くの人に感じてもらえれば」と話している。(河尻 悟) 同市立図書館が昨年6月、アスティアかさい(同市北条町北条)で初めて実施。定員80人の3倍を超える253人から応募があり、抽選で播磨各地や神戸、大阪、京都などから15~86歳の89人が受検した。人気ぶりを受け、今年は10月21、22日に同市北条町北条地区一帯で開かれるイベント「北条の宿はくらんかい」の一部として、同イベントの実行委員会が同21日に開催することにした。 姫路市のNPO法人「コムサロン21」の活動の一環として1998年に結成し、播州弁かるたや番付などを作ってきた「播州弁研究会」が今回も共催する。実行委員や同研究会メ
カンボジアの孤児院で暮らす子供たちが描いた絵画展が、岡崎市図書館交流プラザ(同市康生通西)で28日から始まった。孤児院を運営するメアス博子さん(43)が神戸市や東京都内で毎年開いている絵画展を、今年初めて岡崎でも開催した。31日まで。無料。 メアスさんは2000年から、世界遺産のアンコールワット近…
地域に関心、郷土愛育む 摂津市は、子供たちが地域に関心を持ち、郷土愛を育めるようにと、小学校の校区別に市内を紹介する冊子を作成した。市内10校区ごとに公園や駅があるなどの地域の特色を紹介した。小学生が選んだ地域自慢も盛り込んだ。 冊子はA4判カラー刷りで16ページ。「みんなの摂津図鑑【校区別】」と名付け、市教委学校教育課と市広報課が共同で作成した。市のマスコットキャラクター「セッピィ」などゆるキャラ5体が各ページに登場し、各校区の特徴を紹介している。 子供目線の冊子になるようにと、市立全10小学校の現6年生からアンケートを取り、地域や学校の自慢を冊子に盛り込んだ。小学生がよく遊ぶ公園や地元の神社、古木などを写真付きで紹介し、「広くてたくさん遊べる」▽「校区探検で、みんなのお気に入り」--などのコメントが添えられている。
地方議会改革においては、議会の「見える化」などとともに、議員の政策立案能力をいかに高めるかが課題だ。そこで近年、地域の大学とタッグを組み、その「知」を政策立案や質問力の向上に生かす地方議会が増えている。全国に先駆けて大学と連携協定を結んだ山梨県昭和町議会などの事例を紹介する。 山梨・昭和町 「昭和町議会は議会改革の目標の一つに『学ぶ議会』を掲げている。それを具体的な形にしたのが大学との連携だ」と強調するのは、同町議会の塚原將司議長だ。 同町議会は2008年に、山梨学院大学ローカル・ガバナンス研究センターと連携協定を締結。大学が持つ専門的な知識や学生の視点を取り入れ、議員の政策立案などに役立てている。 例えば、同町議会は毎年、定期的に同大学から講師を招き、研修会を開催。今年も8月から12月までの期間に6回の研修会を予定している。テーマは「議会基本条例の見直し」「コミュニティバス」などで、地方
米沢における伊達氏の居城をめぐる相違は江戸時代にまで、さかのぼることができる。江戸期の米沢藩士・泉崎賢親は「飯豊の山踏み」(1838年)に記している。「やご(矢子)に着いた。右手の方に山(舘山)がある。伊達政宗が築城した城跡である」 米沢で編集された初の地誌「米沢事跡考」(1736年)も舘山城を伊達氏の居城とし、その認識が多くの地誌類に受け継がれている。ところが、同書の写本の一種には「たて山の城山ハ伊達氏の居城とハ誤なり」との記述があるのも事実で、異論があったことがうかがえる。 1960年ごろになると文献史学の研究から改めて米沢城説が打ち出され、97年の「米沢市史」で再確認された。ただし、その後に考古学の成果が反映された形跡はない。
舘山は戦時に詰める城 現在の通説は文献史学に基づき、伊達政宗が生まれた城は米沢城とされている。市立米沢図書館の青木昭博主幹(58)は約30年にわたり、市史編集と郷土資料の研究を担当し、数多くの文献の海を踏査してきた。「古文書をどのように解釈しても、政宗の居城は現在の米沢城の位置にあったとしか考えられない」 史料に向き合う姿勢は真摯(しんし)だ。江戸期に編集された仙台藩の正史「伊達治家記録」でさえ、青木さんは妥協しない。「(政宗は)米沢城ニ於テ誕生」と通説を補強しているにもかかわらず、「政宗の行動を記録した『伊達天正日記』には『館』としか記されていない。当時の編集者が『米沢城』と解釈し、記述した」と言い切る。
今年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選定された「ぼくたちのリアル」(講談社)の著者で、埼玉県出身の戸森しるこさん(32)が28日、越谷市の北部市民会館で「ファンタジーとリアルのあいだ」をテーマに講演した。「私自身、10代のころは物語のキャラクターに支えられて生きていた。(作中に登場する)3人とぜひ友達になってほしい」と呼び掛けた。 「ぼくたちのリアル」は小学校高学年の課題図書。小学5年生の男子3人による友情物語で、性的マイノリティーやいじめの話も登場する。戸森さんは「『リアリズムの作家』と言われるが、どちらかというとファンタジーを書いているつもり。それぞれ悩みもあるが、それだけじゃない。子どもたちが楽しそうに話しているところを読んで、『こういう子たちがクラスに居たらいいなあ』と思っていただけるとすごくうれしい」と語った。
日本の敗戦が決まった1945年8月15日に撮影された捕虜の記念写真。銃のようなものを手にしている者もいる=善通寺俘虜収容所で、香川県善通寺市立図書館提供 太平洋戦争、国内初の設置 解放までに10人死亡、地元有志が墓石建立 所内に製パン工場も 何度もテレビドラマや映画となった「私は貝になりたい」。太平洋戦争時の米兵捕虜に対する虐待を描いたストーリーは架空だが、重いテーマだ。そして、太平洋戦争の際、国内で最初に設置された捕虜収容所が香川県善通寺市の「善通寺俘虜(ふりょ)収容所」だ。手がかりを求めて跡地周辺を巡った。【植松晃一】 善通寺市史(1994年刊)によると、収容所は開戦から1カ月余り後の1942年1月14日、同市文京町4の香川県護国神社南側にあった歩兵第43連隊の兵舎を利用して開設された。米・グアム島で捕虜となった米兵ら422人が15日に収容された。県文化財保護協会総括副会長の大河内義雅
伊勢原市立図書館がこのほど、1996年から5年間制作していた同人誌『楽都』を再び制作することになった。これは、同館が来年開館30周年を迎えることを記念し、企画したもの。現在、小説をはじめ、詩やエッセイ、マンガなどのオリジナル作品の投稿を呼び掛けているほか、冊子の編集作業の参加者も募集している。 『楽都』は、伊勢原市立図書館が利用者からの作品を集め、1996年から5年間、年に1冊制作していた同人誌。これまで図書館利用者に閲覧・貸出できるように所蔵されてきた。 伊勢原市立図書館には、当時珍しかったという中学生から20代向けの「ヤングアダルトコーナー」があり、そこに置かれていた大学ノートへ利用者が自由にイラストや詩を書き込んだことをきっかけに、「創作意欲のある若者たちで本を制作できれば」と当時の図書館員たちが企画した。「みんなが楽しめるさまざまな作品が集まる、都のような本にしたい」との思いから、
徳島県内の24市町村が運営する図書施設に関し、書籍や雑誌などの購入に充てる「資料費」の住民1人当たりの額が、2016年度は自治体間で最大542円の格差があったことが、徳島新聞の調べで分かった。最高額は牟岐町で542円。100円未満は7市町村で、うち神山町は0円だった。図書施設は子どもからお年寄りまで生活に身近な社会教育機関の代表格だが、財政の厳しい自治体は費用の捻出が難しくなっており、知的インフラの差が広がっている。 県内で公立図書館を設置しているのは18市町。他の6町村は公民館や公的施設に設けた図書室などで対応しているほか、県立図書館(徳島市八万町)の利用を促している。 住民1人当たりの資料費が牟岐町に次いで高かったのは海陽町で457円。以下、松茂町449円、勝浦町392円、美波町353円の順だった。18市町の公立図書館の中で、蔵書数が最多(約48万冊)の図書館を持つ徳島市は225円だっ
弘前大学の教育学部技術教育講座木材加工研究室(廣瀬孝准教授)が、高速道路の間伐材として伐採されたニセアカシア(ハリエンジュ)を原料とした機械漉(す)きの紙づくりに取り組んでいる。ニセアカシアは繁殖力が強く、日本の侵略的外来種ワースト100にも指定されるなど、全国的な“厄介者”の活用を探る一手だ。 国土交通省、経済産業省などによると、ニセアカシアは、明治時代に公園緑化樹として輸入された北米原産の樹木で、栄養のない所でも良好に生育するため治山、砂防の緑化樹として多用されてきた。一方で伐採しても容易に再生する繁殖力の強さから急速に分布を拡大し、在来種の生態系や景観、治水などへの影響から、駆除や管理が必要な樹種となっている。 今回の研究は、東日本高速道路(NEXCO東日本)の技術研究助成を受けて行ったもので、繁殖により視界を遮るなどするために道路の維持管理で伐採した高速道路のニセアカシアの間伐材を
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