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literatureに関するtsfmysdのブックマーク (88)

  • ビジネスマンが書く読書ノート : 存在の耐えられない軽さ

    2010年06月03日07:01 カテゴリ小説哲学・思想 存在の耐えられない軽さ 先日の「東洋経済」で、佐藤優が知り合いに紹介することが多い小説としてこの『存在の耐えられない軽さ』を紹介していた。しかもビジネスにも使える小説として紹介していた。正直なところこれはよくわからないが、この小説が素晴らしい小説であることは間違いない。 著者のミラン・クンデラは現代小説の中でヨーロッパ最大の作家といわれている。この『存在の耐えられない軽さ』は一応恋愛小説だが、哲学・思想などが絡んでいてとても面白い。 例えば次のような文章がある。 「われわれの行動を誰かが注目しているときには、望む望まないとにかかわらず、その目を意識せざるを得ず、やっていることの何ひとつとして真実ではなくなる。観客を持ったり、観客を意識することは嘘の中で生きることを意味する」(p114) これは明らかにミシェル・フーコーのパノプティコ

  • 世界思想社|二〇世紀アメリカ文学を学ぶ人のために (学ぶ人のために)

  • 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』/ジョナサン・サフラン・フォア - 空中キャンプ

    小説家ジョナサン・サフラン・フォアの新刊。とてもすばらしい小説でした! 映画『僕の大事なコレクション』(’05)の原作『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』などで知られるJ.S.フォアですが、今回のテーマは911テロ。事件からちょうど十年というタイミングで翻訳が出版され、作品を読み進めながら、この十年でどのように世界が変化したのかをふりかえるきっかけになりました。 物語は、911テロで父親を失った少年オスカーを中心として語られる。父親の死後しばらくして、彼は遺品が置かれた部屋で謎の鍵を発見する。自宅にあるどの鍵穴にもマッチしないこの鍵は、いったいなにを開くことができるのだろうか? オスカーは鍵の秘密をさぐるべく独自の調査を開始する。同時に、かつてドイツに在住しドレスデン爆撃から逃れるべく渡米したオスカーの祖父と祖母の過去が挟み込まれ、小説は911とドレスデン爆撃の双方を往復しながら進行

    『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』/ジョナサン・サフラン・フォア - 空中キャンプ
  • 幾原邦彦、ウテナのサントラに寄稿したテキスト

    絶対進化革命前夜 1997/7/24 あの頃の僕は、毒の唾で世界を汚すことが無常の喜びだった。映画で得た受け売りの理論で身近な大人たちを追い詰め、彼らを軽蔑 することだけが生きているリアリティと感じていた。目で見える世界のほと んどが許せず、ニ十歳まで生きていることはあるまいと気で思っていた。 あの頃、高校時代、僕にはFという同級生のガールフレンドがいた。 正直、彼女を好きでもなかったのだが、女のひとりも口説けないのかと 周囲に思われるのが癩だったのでなんとなくつき合っていた。二人で観る 映画はいつも二番館の面倒臭そうなアート系の映画で、Fは僕に映画の 解説を求め、僕はそんなたわいないことで男のプライドを保っていた、どう せ刹那的なつき合いだと酷く冷め、やがてくる彼女との別れの日をドラマ チックにシミュレートして悦に入っていた。そんなある日、Fが僕を演劇に 誘った。芝居はテレビで紀

    幾原邦彦、ウテナのサントラに寄稿したテキスト
  • 【2ch】ニュー速クオリティ:思わず感心してしまった文章

    1 名無しさん@涙目です。(鹿児島県)2011/08/17(水) 19:04:25.27 ID:6wPcN1cSP ?PLT(12000) ポイント特典 小学生は暗くなる前に帰りなさい。 中学生は暗くなったら帰りなさい。 高校生は日付が変わる前に帰りなさい。 大学生は盆と正月くらいは帰りなさい。 大学院生は帰れる家があることに感謝しなさい。 社会人になったら、子どもが安心して帰ってこれるような家を、今度は自分がつくれるようにしなさい。 8 名無しさん@涙目です。(千葉県)2011/08/17(水) 19:05:35.17 ID:NImHQBCE0 ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクン

  • Amazon.co.jp: 文学とは何か: J‐P・サルトル (著), 周一,加藤 (翻訳), 武,海老坂 (翻訳), 健三郎,白井 (翻訳), Sartre,Jean‐Paul (原名): 本

  • 小沢健二の小説『うさぎ!』と論文『企業的な~』

    1 :吾輩は名無しである:2007/06/17(日) 23:26:06 小沢健二の小説『うさぎ!』第1話 http://ecologyofeverydaylife.org/usagi/index.html ・季刊「子どもと昔話」連載(現在、第7話まで) ・「社会臨床雑誌」第14巻3号に論文『企業的な社会、セラピー的な社会』を寄稿 情報、意見等を交換しましょう。 とにかく↑を読んでみれ。興味あったら買ってみれ。 2 :吾輩は名無しである[sage]:2007/06/18(月) 01:07:14 糞スレにつき -----------------終了------------------- 3 :吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 01:09:48 東大で文学部だっけ? やっぱり作家への道を歩むのか。 4 :吾輩は名無しである[sage]:2007/06/18(月) 01:28:

  • 本当に文学的想像力があるならば - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「隠喩としてのガザ」@地を這う難破船 まずは、丁寧な言及をいただき、ありがとうございました。 村上春樹について 最初に申し上げておくならば、僕は村上春樹に対して、一切の判断を停止しています。よい判断も、悪い判断も、です。一冊も、それどころか、一文字も読んだことがなく、それで評価のしようがない。しようとも思いません。そもそも、知らない。知らないということは、理解がないということですし、理解がないとこう明言しているからには、可能的な誤解もない、ということです。*1 文学と村上春樹は、パレスチナの自由と自律を剥奪された人々とは関係ない。そんなことがあるはずありません。ただ、それがいかなる関係であるか語るつもりがないし、僕が述べていることを述べるためには必要もない、ということです。村上春樹の受賞におけるふるまいは、村上春樹の作品の立場から批判されるか賞賛されるか、あるいは、村上春樹の作品もろとも批

    本当に文学的想像力があるならば - モジモジ君のブログ。みたいな。
  • Amazon.co.jp: モンキービジネス 2011 Summer vol.14 いま必要なもの号: 柴田元幸: 本

  • Amazon.co.jp: ミネルヴァと智慧の樹始原 (電撃文庫 あ 30-1): 浅生楽 (著), 岩城拓郎 (イラスト): 本

    Amazon.co.jp: ミネルヴァと智慧の樹始原 (電撃文庫 あ 30-1): 浅生楽 (著), 岩城拓郎 (イラスト): 本
  • うさぎ!研究ノート

    ●小沢健二さん『うさぎ!』ファンページ ・うさぎ!研究ノート とりあえず、うさぎ!沼の原篇の序盤、作者人が「難解」と書いているあたりを中心に。と言っても、2006年ごろに作ったものなんですけども。 ネットを見ていたら、「○○の国ってなに?」という素朴な疑問がいくらか見られたので、書いてみます。少しでも新しい『うさぎ!』読者の助けになりますよう。ただし、これを書いているのはここの管理人であって、作者ではありませんので、時に的外れなことも書いているかも知れません。そのあたりはご了承いただいて、あくまでも「参考」としてお読み下さい。 僕は「作者にはこういう意図がある!」などという傲慢なことは一切考えません。「こうである」というよりは「こう読める」と言うことを意識しています。せいぜい「こうかもしれない」です。別に何かを決めつけようとしているわけではありません。 【国名など】※[]は初登

  • 新生小沢健二の描く童話「ウサギ」は、資本主義批判童話文学!!なん - マウスパッドの上の戦争。

    だけど・・・・ ■Kenji Ozawa OFFICIAL WEB SITE(ウサギが全文掲載されています。というか、ウサギ全文しかない・・・) http://www.toshiba-emi.co.jp/ozawa/ ■小沢健二2万字インタビュー http://www5a.biglobe.ne.jp/~stc/ozawa-2manzi.html ■DOOWUTCHYALIKE http://www.minc.ne.jp/~megu/olive/ ■季刊「子どもと昔話」 http://www.kokinsha.co.jp/kokinshadata/kikanshi.html 4年ぶりに活動を再開した小沢健二は音楽ではなく、物語をメインに紡ぐらしい。新しいアルバム『ECOLOGY OF EVERYDAY LIFE: 毎日の環境学』もこの物語のためのサントラということだ。「ウサギ

  • オザケン、うさぎ、そして灰色 --- うん、まあでも、人びとは勝つよ。 - attacこうとう(準備会)

    attacこうとうはATTAC Japan(首都圏)のローカルグループです。グローバルな問題を地域から、ローカルな問題を世界的に考え、行動するグループです。 オザケンこと小沢健二については、ほとんど知らない。東大出身ミュージシャンとか、「カローラⅡに乗って~♪」とか、指揮者の小澤征爾のおいっ子であるとか言われると「ああ、なんとなく」という程度だ。そっち方面にあまり関心がないので、知らなかったのだが、しかし90年代にはJ-POPのなかで一世を風靡したミュージシャンであるらしい。今日の国民投票保護法案反対集会で会った会員のKさんは「オザケン~? あのチャラチャラした感じが嫌だったんだよね」と。 うさぎ、といわれてぱっとイメージするのはセーラームーンくらいだが、じつはオザケンが「子どもと昔話」という雑誌に連載している童話のタイトルが「うさぎ!」なのだ。 そして「灰色」。「灰色」といわれてぱっとイ

  • 小沢健二 『うさぎ!』 | contemporary navigation

    先日、編集者のSくんと、吉祥寺中清で打ち合わせをした。 僕は、以前、博報堂が出していた真四角だった時代の『広告』という雑誌に感動したことがあるのだが、その特集に関わっていたのが、他ならぬSくんだった。 当時の『広告』というのは、広告代理店が、こんなの作っちゃって大丈夫なの??という過激な内容で、案の定数号で打ち止めになったわけだが、その志は、紙面の中だけでは決して終わることの無いものであると思う。 僕も色々やってきて、ここで一度原点に立ち戻って、もう一度立て直したいと思うようになった。 で、今回、彼が持ってきたのが、小沢健二の『うさぎ!』だ。 率直に言って衝撃を受けている。 オザケンがこんなもの書いていたなんて! 深い。しかも、分りやすい。 そうとう勉強していることが、端々から読み取ることが出来る。 僕も相当勉強しているが、オザケンも相当なものだ。 第一話は、ここで読めます。 彼が書いてい

    小沢健二 『うさぎ!』 | contemporary navigation
  • ecologyofeverydaylife.org

    小沢健二Blog

  • 【インタビュー】神谷浩史×神山健治監督が語る「セレソンNo.7」の謎 - 『東のエデン 劇場版II Paradise Lost」特典ドラマCD | ホビー | マイコミジャーナル

    2010年3月13日に公開された『東のエデン劇場版II Paradise Lost』。そのBlu-ray&DVDが8月4日にリリースされるが、"初回限定生産"の「BDプレミアム・エディション」には、特典として神山健治監督書き下ろしドラマCD『No.7』が同梱される。 神谷浩史(左)と神山健治監督(右) ドラマCD『No.7』は、『東のエデン』のTVシリーズをはじめ、2の劇場版にも登場しなかった謎のセレソン「No.7」の物語が描かれる。「セレソンNo.7」こと篁(たかむら)カオルの職業は「詐欺師」。そんな彼と、滝沢朗、物部大樹、ジュイスとのストーリーははたしでどのように語られるのか? そこで今回は、ドラマCD『No.7』の収録後に、セレソンNo.7の篁カオル役を演じる神谷浩史と神山健治監督が語った作品の概要などを紹介しよう。 神谷浩史×神山健治監督が語るドラマCD『No.7』 ――まずは監

  • 絵で見るハリー・ポッター日本語版誤訳・珍訳

    ベストセラーファンタジー「ハリー・ポッターシリーズ」の日語版。 これは非常に誤訳・珍訳の目立つ翻訳です。 その中でもあまりにひどいと思われるものをピックアップして、原書のイメージと日語版のイメージを描き比べてみました。 絵は管理人のキャラクターイメージに過ぎないので、他の読者さんとはイメージが異なる場合があります。ご了承ください。 まだ増えるかもしれません。 ネタバレ必至!ご注意を! さらに詳しく考察を知りたい方は下の参考サイトをどうぞ。 参考:ここがヘンだよハリー・ポッター日語版(誤訳珍訳まとめサイトの入り口サイトです) 当サイトは、著作物の批評と研究を目的としているため、内容には著作物からの引用と原書の試訳を含みます。 引用文の一部の文字色の変更はサイト管理人に寄るものです。 試訳はあくまで例の一つですので、これが正解というわけではありません。

  • 勇者「魔王倒したし帰るか」 : ゴールデンタイムズ

    1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 10:10:49.16 ID:5Ug8BclXo 勇者「王様チィーッス。勇者ですよーっと」 王様「だ、誰だ!?」 勇者「いやだから勇者だって。ほれ勇者の印」ぺかー 王様「それは確かに勇者のみが持つ……ああ、すみませぬ。あまりにもその……容姿がお変わりになってて」 勇者「あー、痩せたしね。ヒゲとかも生えてるし。何より格好がこ汚いよな。鎧とかドロドロだし臭いし」 王様「い、いえ。決してそのような……」 勇者「無理しなくてもいいって。あ、ごめんちょっと吸わせてもらっていい?」 王様「は? あ、ああ、葉巻ですか? では兵に良い物を用意させましょう」 勇者「いいっていいって。自分のあるし」 王様「そうですか。ところでその……他の皆様は?」 勇者「んー、戦士と魔法使いと僧侶の事?」 王様「はい。お仲間方はどこ

    勇者「魔王倒したし帰るか」 : ゴールデンタイムズ
  • おれは、もうこんなところには居たくないのだけれど。 - 関内関外日記

    母方の祖母がこの夏を越せないかもしれないということで会いに行った。普段は自宅で介護されているが、今日はケアセンターのようなところにいるという。 まだ新しいケアセンター、のようなところ。エレベータに乗るにも、電子ロックを解除しなくてはならない。2階、祖母はといえば個室のようなところでもなく、職員室のとなりの物置のようなスペースに置かれたベッドに寝ていた。節電のためか室内は薄暗く、ときおり老人を載せたベッドが通路を通る。少し広いスペースでテレビを見ている老人たちもいる。話し声は聞こえない。 祖母は糖尿病とパーキンソン病とアルツハイマー病で、そろそろ誰が誰だかわからなくなっている。おれの名前を聞かされると、数回それを繰り返したが、さてどうなのかわからない。母のことをわかっているのかもわからない。たずねても、負けず嫌いのようで、決して「わからない」とはいわない。「うるさい、うるさい」といって横を向

    おれは、もうこんなところには居たくないのだけれど。 - 関内関外日記
  • Amazon.com: BAND OF BROTHERS: "E Company, 506th Regiment, 101st Airborne, From Normandy to Hitler's Eagle's Nest": Ambrose, Stephen E.: Books