sociologyに関するtsuka_ryoのブックマーク (117)

  • 米国の経済的不平等の原因と帰結に関する論文のレビュー | Theoretical Sociology

    Kathryn M. Neckerman and Florencia Torche, 2007, "Inequality: Causes and Consequences," Annual Review of Sociology, Vol.33 No.1, pp.335-357. これもゼミで読んだ論文。米国では第2次世界大戦後に賃金の不平等は減少したが、1970年代の半ばごろから賃金の不平等は上昇し始め、1990年代ごろに安定化した(上昇が止まり、あまり変化しなくなったということだろう)。1970〜1990年代の上昇期では、特に上層内部での不平等が拡大したという。このような傾向は世帯収入でもほぼ同じで、むしろ世帯収入のほうが変化が(つまり不平等の上昇が)大きかった。これは単身者の増加と、夫婦の賃金の相関が高い(高まった?)(そして家族成員すべての教育投資に対する賃金のリターンが増加した)

    米国の経済的不平等の原因と帰結に関する論文のレビュー | Theoretical Sociology
  • 新宿本店

    ※ご予約満数になりました※【3階 アカデミック・ラウンジ】『OVERLAP』『EXPERIENCE』【鹿島出版会】刊行記念 川添善行連続対談イベント 「が語り合う」

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  • 北欧の福祉だけ羨ましがるのはやめにしよう - 泣きやむまで 泣くといい

    北欧諸国が社会保障のモデルとされるのを面白く思わない人は多い。国土、人口、税金、わかりやすい比較ポイントが並べられて、「だから日では無理だ」と言われる。一方で、そうした福祉国家の成立条件うんぬんを言う以前に、社会保障の「手厚さ」が「甘さ」「ぬるさ」のように感じられて、批判したくなってしまう人々も多いだろう。 格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書) 作者: 千葉忠夫出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/02/01メディア: 単行購入: 21人 クリック: 616回この商品を含むブログ (5件) を見る このはデンマークの「福祉」に焦点を当てたものではない。著者は日とデンマークの架け橋になろうと長年にわたって尽力されてきた方である。彼によれば、デンマーク型の福祉制度を単純に輸入しようとしてもうまくいかない。しかし、その理由は前述したような論点

  • 「秋葉原事件」とはなんだったのか 気鋭の言論人が追った加藤智大の横顔

    2008年6月8日12時30分ごろ、東京・秋葉原で無差別殺傷事件が発生した。歩行者天国にトラックで突っ込み、ダガーナイフで通行人を切りつけるという残忍なこの事件によって死者7人、負傷者10人という被害者が出た。 その規模の大きさだけでなく、加害者である加藤智大にまつわる「非正規雇用」「ネット掲示板」といったキーワードがセンセーショナルにメディアを騒がせたこの事件。果たして、彼はどうしてこのような事件を起こすまでに追い込まれていったのか? そして、このような事件が引き起こされてしまう現代とは、どのような時代なのだろうか? これまで論壇誌などで数々の社会的な事件について寄稿し、今年3月にノンフィクション『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版)を上梓した北海道大学公共政策大学院准教授・中島岳志氏にお話を伺った。 ――秋葉原事件について中島さんは、事件発生当初からどのように動かれていたんでし

    「秋葉原事件」とはなんだったのか 気鋭の言論人が追った加藤智大の横顔
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/06/13
    中島岳志氏”本当に火をつけたいわけじゃないけど『うっとうしい』という気持ちはあるんです。その気持ちを『ネタ』にしているのが書き込みなんです。そして、その皮肉を分かってくれる人とベタな『友達』になりたか
  • 伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1

    のちに『認識論を社会化する』(2004、http://t.co/F4vyeTj)に収録されたこの論文: 伊勢田哲治(2001)「科学的合理性と二つの「社会」概念」 『情報文化研究』14号 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/works/SSK.html をめぐるディスカッション。 続きを読む

    伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1
  • てんむすフィールド研究会

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/06/08
    「てんむすフィールド研究会」は、名古屋大学を拠点に,「質的研究」を視野に入れつつ、シンポジウムなどを企画したり,『てんむすフォーラム』を発行したりしている研究会です
  • Scientific rationality and two concepts of 'social'

    科学的合理性と二つの「社会」概念 Scientific rationality and two concepts of 'social' 伊勢田哲治 ISEDA Tetsuji The main aim of this paper is to think about the relationship between the sociology of scientific knowledge (SSK) and scientific rationality. The main part of the paper is a survey of SSK literature, which intends to establish that there are two major approaches in SSK, i.e. the social causation approach and t

  • ナカニシヤ出版 - おすすめの本

    〒606-8161 京都市左京区一乗寺木ノ町15番地 TEL:075-723-0111 FAX:075-723-0095 E-Mail: iihon-ippai@nakanishiya.co.jp 会社案内 お問い合せ・目録ご請求 心理学書販売研究会blog 教科書採用献申込み 書店様用書籍注文フォーム ※リンクについて 当サイト、各コンテンツへのリンク許可のお問い合わせは不要です。ご自由にどうぞ。 ※RSS配信について  このをオンラインで購入するにはここをクリック 現場と私をつなぐ社会学 山北輝裕 著 2011年5月発行 税込定価 2520円 A5判 152頁 ISBN978-4-7795-0535-5 C1036 現場の人になる!? 現場でともに活動しながら 観察する、話を聞く、考える そして社会へ投げ返す―― そのために社会学を使ってみよう! 参与観察

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/06/07
    はじめての参与観察―現場と私をつなぐ社会学: 山北 輝裕
  • 方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著

    近代に発する個人概念に終始する理論構成は、単なる虚構ではないのか。ヨーロッパで著者が見た現実は、1980年代以後の日では当然であった個人を疑う議論への絶対反対の大合唱であった。ウェーバーの中で極限に達した1つの思考様式こそが社会学を呪縛し続けているという前著『展開』で行き着いた問いへの新たな深化がここにある。 まえがき Ⅰ マックス・ウェーバーが敷いた路線の行き着くところ 1 はじめに 2 二〇世紀風な議論 3 個人主義という社会像 4 ジレンマや矛盾の反照性と自己産出 Ⅱ 独創性と進歩 5 独創性の呪縛 6 個人から離れる歴史学 7 進歩史観の名残り 8 個人をめぐる別の可能性 Ⅲ 形而上学と実用書 9 「個人」と「主体」の形而上学 10 裏切られる個人という筋書 11 エリートの挫折という説明 12 個人を超える危険社会 Ⅳ デカルト流の社会学 13 個人は「個人」を超えられないか?

    方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著
  • 『日本断層論 社会の矛盾を生きるために』 森崎和江/中島岳志著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    詩人谷川雁らと共に『サークル村』を創刊し、筑豊の炭鉱町に根を下ろした女性作家と、孫ほどに年の離れた気鋭のインド研究者。 この二人の対話というより、森崎和江の生涯をたどる中島岳志による秀逸な「聞き書き」である。 標題の「断層」とは「男と女の断層、植民地と被植民地の断層」などを意味する。森崎はこれらの亀裂を架橋しつつ独自の表現を紡いできた。 植民地朝鮮に生まれ育った彼女は、一七歳で福岡に移り住むも「私、『日』っていう字が書けなかったんですよ」という宗主国日に対する違和感を抱く。また「妊娠して五ヶ月ぐらいのときに『私』っていう言葉が使えなくなった」ともいう。というのも「一人称からは妊娠している女の私っていう実体が欠け落ちてる」からである。 こうした植民地体験に根ざす原罪意識と女性性への自覚こそ、体性感覚から絞り出されてくるような森崎の文体の根底にあるものであろう。 中島の丹念な聞き取りによっ

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    tsuka_ryo 2011/06/06
    評者:野家啓一
  • 公共圏と親密圏(その1) - 社会学者の研究メモ

    The Purchase of Intimacy 作者: Viviana A. Zelizer出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2007/03/26メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 上記のは、アメリカでは有名ヴィヴィアナ・ゼリザー(Viviana Zelizer)の新しい。ゼリザー*1は「経済現象の社会学的説明」をしたいくつかの業績で知られている。田村祐一郎先生による邦訳もひとつある。 邦訳がないでよく読まれているものには以下のがある。 1987 Pricing the Priceless Child: The Changing of Social Value of Children 1994 The Social Meaning of Money いずれも丁寧な文献資料調査を通じた研究で、定評がある。

    公共圏と親密圏(その1) - 社会学者の研究メモ
  • 【レビュー・書評】「ボランティア」の誕生と終焉(しゅうえん)―〈贈与のパラドックス〉の知識社会学 [著]仁平典宏 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    「ボランティア」の誕生と終焉(しゅうえん)―〈贈与のパラドックス〉の知識社会学 [著]仁平典宏[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)[掲載]2011年5月22日著者:仁平 典宏  出版社:名古屋大学出版会 価格:¥ 6,930 ■矛盾はらむ「贈与」、境界解体の先に ボランティアとは何か――。 「偽善だろ」「自己満足なんじゃないの」といった冷笑が、ボランティアには向けられる。その言説の核心には「他者のため」という「贈与」の問題がある。 贈与はなかなか厄介な行為だ。受け取った側は、行為者の真の意図を考えてしまい、不安になる。「もしかしたら別の意図があるんじゃないのか」という疑心暗鬼が生まれる。一方で、贈与した側も相手が「当に喜んでいるのか」「迷惑だったんじゃないか」という不安を抱く。 さらに贈与には「返礼」という「反対贈与」が伴う。これは物質的な返礼がなくても、贈

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    tsuka_ryo 2011/05/31
    評者は中島岳志氏
  • 社会階層とインターネット利用 | CiNii Research

    タイトル別名 Social Stratification and Internet Use 社会階層とインターネット利用--デジタル・デバイド論批判 シャカイ カイソウ ト インターネット リヨウ デジタル デバイドロン ヒハン デジタル・デバイド論批判 Critique of Digital Divide Studies Some authors assert that the digital divide is a serious social problem and the government must improve the situation. The digital divide theorists often rely on the data showing that the internet-use rate of higher-income group is much

  • 「小室直樹博士記念シンポジウム」 視聴メモ - Freezing Point

    いろんな意味で刺激的であり、すべて拝見した。 http://www.ustream.tv/recorded/13116411 http://www.ustream.tv/recorded/13120051 http://www.ustream.tv/recorded/13123376 http://www.ustream.tv/recorded/13125164 ウリ/グァタリの制度論を経由して聞く「構造-機能分析」の顛末。 【参照PDF】 考える方針それ自体が、主観性や集団のあり方を強く規定する。 ある理論事業は、「理論的に考えるとはどういうことか」をめぐる態度決定の終わったあとの試行錯誤になっている。 精神分析に出会い、システム論を生み出した時期のパーソンズは、個人的な危機にあった? 社会システム論じたいが、症候論的創出だったかもしれない。 【参照】*1 ▼選びとられた理論方針は、その

    「小室直樹博士記念シンポジウム」 視聴メモ - Freezing Point
  • Making the Social World: The Structure of Human Civilization

    Home › Reviews › Making the Social World: The Structure of Human Civilization

    Making the Social World: The Structure of Human Civilization
  • 社会学にとって理論とは何か - 社会学者の研究メモ

    「理論と実証」について考えるときに、しばしば忘れられてしまうのは、理論と実証以前に、その両者に意味を与えるもっと大事なことがある、ということです。それは「問題関心」です。そして多くの実証研究は、この問題関心から出発しています。階層研究であれは公平性、都市研究であればコミュニティの価値、などが一例になるでしょう。そういった(根的には日常の社会生活に根ざしている)問題関心があるからこそ、それに関わる問を立て、答えていくという研究活動が成立するわけです。ほとんどの実証研究はこの枠組みに沿って行われているはずです。(そうではないものはちょっと想像しにくい。) 要するに、研究は実証するために行うものではありません。理論を構築するために行うものでもありません。理論を実証するために行うものでもありません。特定の問題関心から発する問いに、説得力をもって答えるために行うものです。(だから、日常的なコミュニ

    社会学にとって理論とは何か - 社会学者の研究メモ
  • (非計量さん向けの)統計学の話:バイアス編 - 社会学者の研究メモ

    (今回はですます調でいく。いや行きます。) まずは、私の後輩や知人たちが書いたです。↓ エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ) 作者: 前田泰樹,水川喜文,岡田光弘出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2007/08/03メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 1,065回この商品を含むブログ (99件) を見る このなかに、次のような文章があります。 どのような研究に対しても、その主張の妥当性を、そこで採用されている方法と無関係に論じることはできません。だから、「事例の数」やそこから得られる「一般性」を問う前にまず、ある研究が明らかにしようとしていることが、そもそも事例の数によって保証される種類のものなのかどうかということ自体を考えなくてはなりません。 このことは言ってみれば「当然」のことなのですが、研究者の間ではあまり考えぬかれていない重要な論点

    (非計量さん向けの)統計学の話:バイアス編 - 社会学者の研究メモ
  • 「社会人」の概念史 - tukinoha’s blog

    最近、東京都副知事にして作家(!)であらせられる猪瀬直樹氏が、twitterで以下のようなに呟いていました。 仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。(放射線量の:引用者)数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません。 http://twitter.com/#!/inosenaoki/status/60776864368693248 この文章でもっとも重要な単語が「社会人」であることは明らかでしょう。「社会人」とは仕事をしている人間であり、また、市民としてふさわしい理性を身に着けた存在である。裏返せば「仕事をしていない主婦は馬鹿だ」というわけです。 (東京都民でもない私としては)この発言にとやかく言うつもりはないのですが、「社会人」という言葉が他人を罵倒するうえで「有無を言わせない」便利な言葉として使われ

    「社会人」の概念史 - tukinoha’s blog
  • 合意形成学 猪原 健弘編著

    現代社会には、気候変動やテロのようにグローバルな問題、またダムや発電所などの建設をめぐる地域の問題に加え、感染症など社会生活に広く影響する問題があふれている。こうした多様な意見がぶつかりあう場面でこそ求められるのが「合意形成学」である。社会学、工学、情報学など多彩な分野から、領域横断的に合意形成を見通す1冊。 はじめに 序章 合意形成学の構築[猪原健弘] 序.1 合意形成学の必要性 序.2 合意形成の理論 序.3 合意形成の方法 序.4 合意形成の実践 序.5 【学】としての合意形成 序.6 書の構成 第I部 合意形成の理論 第1章 社会理論における合意形成の位置づけ――社会統合から社会編集へ[今田高俊] 1.1 合意形成をどのように問題とするか 1.2 合意形成のための戦略―構造-機能分析の視点 1.3 了解志向的行為による合意形成―ハーバーマスの対話的理性 1.4 その先の合意形成―

    合意形成学 猪原 健弘編著
  • クーンのパラダイム論は社会学の発展に寄与するか? | Theoretical Sociology

    James W. Lemke and J. Steven Picou, 1985, "The relevance of Kuhn's model of science to discipline development in sociology," Sociological Spectrum, Vol.5 No.1, pp.1-16. クーンのパラダイム論を社会学に応用することを批判した論文。クーンの『科学革命の構造』は、社会学者によって好意的に受け入れられたが、Lemke and Picou によれば、その理由は二つある。一つはクーンが社会学を科学史に導入したことにある(共同体、規範、価値、闘争といった概念抜きに科学革命の構造を語れるだろうか?)。もう一つの理由は、クーンが科学的知識とそれ以外の境界をあいまいにしたことにあるという。論理実証主義や論理経験主義が提唱する科学のプログラムから

    クーンのパラダイム論は社会学の発展に寄与するか? | Theoretical Sociology
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/03/25
    伊勢田氏のコメントあり