sociologyに関するtsuka_ryoのブックマーク (117)

  • 「不謹慎」と非難される風潮に対する鈴木謙介氏の優れた分析

    Kensuke SUZUKI @kskszk うかつなことを言うと「不謹慎」と非難される風潮への批判が目立ってきました。あるいは、日人としての一体感を鼓舞したり、政府・技術者への無条件の感謝を捧げる声に、戦争中のナショナリズムに近いものを感じる人もいるようです。この点について、少しだけ考えてみます。 2011-03-16 10:49:29 Kensuke SUZUKI @kskszk まず、こうした思考法は、特に社会学において顕著だと思います。戦後のある時期からの社会学は、行政官のための道具作りのような仕事だけでなく、マジョリティの視点や常識的な見解からでは見えてこないリアリティを映し出すことが重要だ、という立場をとってきたからです。 2011-03-16 10:51:15 Kensuke SUZUKI @kskszk それとは別に過去の研究で参考になるのは、R.K.マートンが『大衆説得

    「不謹慎」と非難される風潮に対する鈴木謙介氏の優れた分析
  • 『モノ言う中国人』西本 紫乃(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「中国のインターネット言論についての優れた入門書」 チュニジアやエジプトでの動乱で、ツイッターやフェイスブックによるネットワーキングが大きな機能を果たしたことはよく指摘されている。しかしむろん、こうしたツールがあればすぐ「革命」が起きる訳ではない。 中国が、これらの国の旧体制やや共通する点のある、強権的な政治手法を用いていること、また積極的にネット言論を統制・検閲していることはよく知られている。 書は、中国のメディアとコミュニケーションを専門とする研究者でもある著者が、一般向けに分かりやすくその歴史と現状を概観したである。 2000年代後半頃から次々と発生した、ネットを舞台にした事件の具体的な事例が豊富に集められていること、また中国語による中国での議論が豊富に紹介されていることが、大きな強みとなっている。 中国のインターネットについては、日でも注目が高まっており

    『モノ言う中国人』西本 紫乃(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 「ボランティア」の誕生と終焉 « 名古屋大学出版会

    内 容 「善意」と「冷笑」の狭間で —— 。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。 目 次 序 章 「ボランティア」をめぐる語りと〈贈与のパラドックス〉 —— 問題設定と方法 1 問題の所在 2 動員モデル 3 贈与のパラドックス (1)動員モデルの外へ (2)〈贈与〉の意味論的構造 4 「ボランティア」的なものを扱う視座と方法 (1)居場所を求めて —— 理念史でも言説分析でも構築主義でもなく (2)弱い知識社会学 (3)「ボランティア」的なものの同定をめぐって 補論1 「市民社会」に分有される〈贈与〉 補論2 〈贈与〉と権力 —

  • 2010年の自殺者、依然として3万人超え 警察庁

    都内のビジネス街を歩くサラリーマンら(2010年12月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI 【3月3日 AFP】警察庁は3日、2010年の自殺者統計を発表した。日の自殺者の数は、前年から3.5%減った3万1690人だったが、13年連続で3万人を超えた。これは、1日に87人が自殺している計算になる。遺書などから推測した自殺原因は、半数が健康を苦にしたもので、約4500件が家庭の問題が原因となっている。 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、日は旧ソ連圏の国々に次ぐ自殺大国。(c)AFP

    2010年の自殺者、依然として3万人超え 警察庁
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/03/03
    "遺書などから推測した自殺原因は、半数が健康を苦にしたもので、約4500件が家庭の問題が原因となっている"  とな
  • サール「Making the Social World」詳細目次訳 (ver. 0.1.14)(c) - 惰天使ロック

    ついでだから自分用に作った詳細目次(原書の目次は章見出しだけしかないので、Amazonでは確認できない)の日語訳も載せてみる。ただし未読部分も含まれているわけで、突拍子もない誤訳をやらかしている可能性が小さくないと言っておく。 ジョン・R・サール「つくる社会哲学──人類文明の構造」目次 John R. Searle, "Making the Social World ── The Structure of Human Civilization" 目次 はじめに 謝辞 第1章 このの目的 1-1 社会、基的事実、この哲学プロジェクトの全体像 1-2 社会の哲学 1-3 概念装置 1-3-1 地位機能(status functions) 1-3-2 集合的志向性 1-3-3 権利義務力(deontic powers) 1-3-4 欲望によらない行為理由(desire independen

    サール「Making the Social World」詳細目次訳 (ver. 0.1.14)(c) - 惰天使ロック
  • 科学技術社会論学会 (Japanese Society for Science and Technology Studies) - 学会誌

    © 2022 科学技術社会論学会 (Japanese Society for Science and Technology Studies)

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/28
    バックナンバーと目次 戸田山、伊勢田
  • shippai

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/28
    松本三和夫『知の失敗と社会―科学技術はなぜ社会にとって問題か』書評 伊勢田哲治
  • SYNODOS JOURNAL : ウィキリークスのもつ普遍性と凡庸さについて 吉田徹

    2011/2/237:0 ウィキリークスのもつ普遍性と凡庸さについて 吉田徹 在外のため、日でウィキリークスに関する一連の報道がどう受け止められたのか詳細には解らないが、関心の度合いはアメリカとヨーロッパと比べて低いように感じられる。それは、この種の話題に対するニーズの高低だけに由来するだけでなく、ウィキリークスによって先に暴露されたアメリカの外交公電に日が直接的に係っているケースが少ないからかもしれない。 ウィキリークスについての報道や論説はすでに多くなされているし、関心はむしろ創設者アサンジの処遇やその妥当性に向かっているようにみえる。しかし、ここではウィキリークスがもった意味に焦点を絞った上で、遅ればせながらの、そして条件つきでのウィキリークス肯定論を、重要と思われる3点にわたって展開してみたい。 ◇既存メディアvs.ウィキリークスという間違った構図◇ まず、各国の既存メディアは

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/24
    ウィキリークスと類似の情報公開組織は世界各地で登場しており、この流れはウィキリークス単体を非難したところで留まるようなものではないことは承知しておく必要がある
  • 【レビュー・書評】科学の科学―コレージュ・ド・フランス最終講義 [著]ピエール・ブルデュー - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    科学の科学―コレージュ・ド・フランス最終講義 [著]ピエール・ブルデュー[評者]斎藤環(精神科医)[掲載]2011年1月9日著者:ブルデュー  出版社:藤原書店 価格:¥ 3,780 ■科学の現場の「構造」、明らかに 1998年、新3種混合ワクチンの接種が自閉症の原因となるとする論文が発表され、大きな反響を呼んだ。ところが最近の調査で、この報告が執筆者である医師のでっちあげだったと判明した。なぜ科学者がこうしたスキャンダルを起こすのか。 私たちは科学を厳正かつ中立な、自律性の高い学問だと考えている。しかしその科学にすら政治や人間関係といった不純な要因が影響を及ぼしてしまう。 社会学者ブルデューによれば、それは科学の現場が来的にはらみ持つ、構造的な問題だ。この最後の著作の書で、ブルデューは彼の思想のキーワードでもあると言うべき「界」「ハビトゥス」「文化」といった諸概念を自在に駆使して

  • 慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

    moshimo sekai ga minna kochiku shugisha dattara : kochiku shugi shakai ni okeru kochiku shugi shakaigaku

    慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)
  • 今週の本棚:鹿島茂・評 『自己分析』=ピエール・ブルデュー著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (藤原書店・2940円) ◇未知に挑んだ社会学者の「自伝ならざる自伝」 二〇〇二年に死去した社会学者ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」理論はいまや社会科学の大きな遺産となりつつあるが、書は、死の床にあったブルデューが、研究の魔に取りつかれた「自分」を最後の分析対象に選んで、自らの理論や分析方法を駆使してその思想の形成過程を追尾しようと試みた「自伝にあらざる自伝」である。 それを端的に示すのが冒頭近くに置かれた次の言葉である。「わたしは、哲学があたりを睥睨(へいげい)していたその時期、学校教育のヒエラルキーで頂点を占めていたエコル・ノルマル・スュペリユールの哲学専攻の学生だった。このことを言えば実は、大学界においてその後わたしが辿(たど)った軌跡を説明し、理解してもらうために必要なことは言ったことになると思う」。すなわち、知的世界の覇王としてサルトルが君臨していた時代に、超エリー

  • フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076

    『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的なとの出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。

    フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/07
    アンソロジー『分析哲学(Analytic Philosophy : An Anthology)』(eds. A. P. Martinich & D. Sosa, Blackwell)編者は「形而上学はストローソンとチザムによって再活性化された」と述べている。
  • ロバート・キング・マートン - Wikipedia

    ライデン大学から名誉学位を授与(1965年) ロバート・キング・マートン(Robert King Merton、1910年7月4日 - 2003年2月23日)は、アメリカの社会学者。 略歴[編集] フィラデルフィアのスラムの、ユダヤ系ロシア人の家庭に生まれる。南フィラデルフィア高校の生徒の時代、マートンはカーネギー図書館やカーティス音楽院やフィラデルフィア美術館等の文化施設に足繁く通っていた。姉の恋人の影響で手品師を当初目指し、手品の舞台でのステージネームがRobert Mertonであった[1]。テンプル大学で奨学金を貰う際にもこの名前を用い、それから終生この名前を名乗るようになった。生来の名前はMeyer Robert Schkolnickである。テンプル大学の指導教授ジョージ・E・シンプソンに連れられてアメリカ社会学会の年次総会に出席し、そこでハーバード大学教授のピティリム・ソローキ

    ロバート・キング・マートン - Wikipedia
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/25
    彼を師・パーソンズと同じ構造機能主義に分類する学者もいるが、その見解は正しいとはいえない。マートンの研究は、パーソンズの演繹的で幾何学的精神と好対照をなす、帰納的な精神をその特徴としている
  • 科学社会学 - Wikipedia |マタイ効果 (Matthew effect)

    科学社会学(かがくしゃかいがく、英: sociology of science)は、科学を研究テーマとする学問。社会学の一分野。 科学社会学の成立は後述するように比較的新しいが、科学や科学技術の進歩や、隣接学問である科学哲学や科学史の発展、そして科学と社会の関係の著しい変化などを受けて、科学社会学の内容や方法もまた急速に変化ないし発展してきた。 当初の、科学に関する制度がどのように科学者の研究に影響を与えるかといった研究から、科学知識の内容そのものについての社会学的研究、さらには科学者が研究室で実際には何をやっているかについての参与観察的研究、科学知識の社会への伝達・普及に関する研究、科学技術と社会(公衆)との間に生じるコンフリクトについての研究など、科学社会学が対象とする分野は随時拡大して来ている。 以下では、概ね科学社会学の発展の順序に従って、科学社会学の主たるテーマやトピック、方法論

    科学社会学 - Wikipedia |マタイ効果 (Matthew effect)
  • 株式会社藤原書店

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/20
    ピエール・ブルデュー『自己分析』
  • 構成主義と非実在論は別のものです - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「実在論とは - 酔狂人の異説」 suikyojinさんからまとめの漏れを指摘していただいたので、修正・追記。suikyojinさんの立場が構成主義的実在論としたのは誤解ですね。改めて、構成主義的実在論の立場からの批判を送ってみる。>関連:「構成論にもいろいろな立場があるものだなあ……@リヴァイアさん、日々のわざ」 非実在論者は宗教的議論に深入りしていないのか 人間の認識と独立した存在の真偽は不明である。私が実在論をとらないのは、真偽を明確にすることのできない宗教的議論に深入りする気がないからである。 この引用部の直前までsuikyojinさんは次のように述べている。「直接に対象をありのまま認識することはできない」、「(認識されたことについて)よくできたコンピュータグラフィックかもしれないし、テレビカメラのレンズの傷かもしれないから、現実に存在するとは言えない」、だから「実在論の真偽」とい

    構成主義と非実在論は別のものです - モジモジ君のブログ。みたいな。
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/20
    実在論のメリット:私たちの知識の探求が「何のためであるか」を説明することができる。科学的探究に意義があることを主張したいならば、その主張を可能ならしめる立場は実在論である
  • だいたい日本語で読める(ウィトゲンシュタイン派)エスノメソドロジーのウルトラ基本文献 - 2010-11-11 - 呂律 / a mode distinction

    つい先日、某哲学科院生(ウィトゲンシュタイニアン見習い)向けに「EMへの入門最初の一歩」を踏み出すためのリストを作成したので、ついでに こちらにも載せておきます。 なお、紹介文中に何度もウィトゲンシュタインの名前が出てくるのは、宛先がウィトゲンシュタイにゃんだったから。 【A】概観&入門書・教科書 なにはともあれ、エスノメソドロジーの概観は必要かと思います。哲学専攻のかたに──短いということも含め──いちばんアクセスしやすいのは 哲学者の手による紹介[0b]でしょう。これは、EM の重鎮、[4]の著者でもあるマイケル・リンチ(前 Society for the Social Studies of Science 会長)の仕事を紹介したものです。 教科書としては、私たちがつくった[0a]を。こちらに内容紹介があります: http://socio-logic.jp/ethnomethodolo

    だいたい日本語で読める(ウィトゲンシュタイン派)エスノメソドロジーのウルトラ基本文献 - 2010-11-11 - 呂律 / a mode distinction
  • Togetter - 「クルターやハッカーはなぜ心の哲学者にスルーされがちなのか」

    哲学者P・M・S・ハッカーが序文をよせている、社会学者ジェフ・クルターとウェス・シャロックの著書『現代認知科学における脳、心、人間行動』は心の哲学者には読まれないんだろうか? という@friendsrootsさんのツイートに始まった一連の流れをまとめました。 ツイートを採録させていただいた方々(登場順/敬称略) @friendsroots :社会学(ジェンダー論、法社会学、理論社会学) @contractio :会社員 続きを読む

    Togetter - 「クルターやハッカーはなぜ心の哲学者にスルーされがちなのか」
  • Daily Life:月が変わった

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2010/12/28
    ひとつはDenzin& Lincolnのテキストの第一章にある質的研究の大きな見取り図。一方にポストモダン系が、他方にエビデンスベーストな社会科学を求めるSBR (scientifically based research)運動という新しい動きがあって混沌とした状況
  • 社会科学は言いよどむ/社会科学者は、なぜ「方法」ばかりを論じるのか?(上)ナイーブ編

    読んでいる人が居ることがつぶやき(Twitter)で分かったので続きを書いてみる。 「自然科学は激高する」のつづきで、第2回である。我々はようやく社会科学を取り扱う。 しかし長くなりそうなので、「科学である」との自己表明の度合いが高そうな経済学、心理学を扱うナイーブ編と、いろいろとぐずぐず言ってる人類学、社会学を扱うリカーシブ編とに分けることにした。 ナイーブ編 社会科学はいかにして科学であると主張するか? さて、今回は特別ゲストとして、自然科学の中でも、もっとも自己確信的に「我々は科学をやっている(生物学あたりになるとずいぶん怪しい)」と思っていそうな物理学に参加を願うことにした。社会科学の中で、最も自己確信的に「我々は科学をやっている(社会学なんて文学に過ぎない)」と思っていそうな経済学がいろいろ言い出しそうなのを見越しての措置である。 経済学経済学は科学である。なぜなら反証可能性を

    社会科学は言いよどむ/社会科学者は、なぜ「方法」ばかりを論じるのか?(上)ナイーブ編
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2010/12/16
    経済「経済学者の間で処方が一致しないことは認める。ただこの国は、経済学とは無関係に、特定の利益団体や政治的立場に寄り添って吠えるエコノミストが多すぎる