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2015年4月2日のブックマーク (5件)

  • TCPのコネクションとはなんですか? (1/2)

    TCPの高い信頼性は、コネクションと呼ばれる論理的な通信路を基盤として実現されている。コネクションの状態は大きく分けて接続状態と開放(切断)状態がある。ここでは、これらの間を行き来するコネクション確立とコネクション解放のシーケンスを説明する。 コネクションの状態管理 TCPはコネクション型のプロトコルであり、データ転送を始める前に、論理的な通信路(コネクションまたは論理リンク)を設定する。この動作を「コネクション確立」という。また、データ転送が終わったあとで論理的な通信路を抹消することを「コネクション解放」という。このように、コネクションは通信の必要に応じて、動的に生成/消滅を繰り返す。 コネクションの両端はそれぞれのホストのアプリケーションになっており、IPアドレスとポート番号の組である「ソケット」で識別される。それぞれのホストのOSは、自ホスト・相手ホストのソケット番号と順序番号、状態

    TCPのコネクションとはなんですか? (1/2)
  • ソケットとポート

    2つのアプリケーション間でデータのやり取りを行うためには、データを出し入れするための受け口が必要となる(電気製品を利用するための電気の受け口を想像されたい)。 ソケット(socket)とはTCP/IP通信プログラムを作る場合のTCP/IPインターフェースで、TCP/IPをAPI(Application Programming Interface)の形にしたものである。 元来は、TCP/IPソケットはBSD UNIXで開発されたきたが、現在はLinuxやSolarisなどUNIX全般だけでなくWindowsMacintoshでも採用され、ソケットを使って開発されたアプリケーションの移植性は高い。 アプリケーションがソケットを使って通信する場合には、通信する側とされる側の両方でソケットを作成して、それらを接続する必要がある。 Javaの主なソケットには、TCPを使って接続が維持されるコネクシ

  • 第4回 TCP/IPプロトコルの概要

    TCP/IPのプロトコル構造は、ネットワーク インターフェイス層、インターネット層、トランスポート層、アプリケーション層という、4つの層から構成される。OSI参照モデルとの類似点が多く、ある程度の対応はとれるが、完全に一致しているわけではない(OSI参照モデルについては、連載第3回「OSI参照モデル」を参照のこと)。 ■ネットワーク インターフェイス層 IPが、伝送システムとして利用する各種ネットワークのプロトコルが位置する層である。社内ネットワークなどでよく使われるEthernetや、電話回線を利用したダイヤルアップ接続などで使われるPPP(Point-to-Point Protocol)など、各種のプロトコルが存在する。IPアドレスと各ネットワーク固有のアドレスとの対応をとるためのARP(Address Resolution Protocol)/RARP(Reverse Address

    第4回 TCP/IPプロトコルの概要
  • 診断くん

    133.242.243.6 (133.242.243.6) 判定:プロクシです proxy判定箇所が 1箇所、 疑惑点が 1箇所ありました。 漏れ判定:漏れてはいないようです 総合評価:A 極めて物静かなproxyです。proxy経由であることを示す情報がほとんどありません。

  • Windowsネットワーク 第16...@IT:連載 基礎から学ぶ

    第16回 信頼性のある通信を実現するTCPプロトコル(3):基礎から学ぶWindowsネットワーク(3/4 ページ) TCP技術を習得するうえで非常に重要な項目として、「TCPの状態遷移図」というものがある。これはTCPプロトコルの規格書であるRFC793(STD0007)に掲載されている、TCPプロトコルの内部ステートを表現した図である。すでに解説したように、TCPでは接続ごとに、それぞれシーケンス番号やACK番号、オープン/クローズなどの処理状態といった「ステート(状態)」を持っている。このようなプロトコルを「ステートフルな(stateful、状態を持つ)」プロトコルという。TCP接続のオープンやクローズ、確立などに伴う、状態の変化を表現した図を「状態遷移図」という。 以下は、RFC793に記載されているTCPの状態遷移図を簡略化したものである(完全な状態遷移図についてはRFC793を

    Windowsネットワーク 第16...@IT:連載 基礎から学ぶ