第3回まではIPv6を小規模なLANで使えるようにすることを説明してきたが、今後は視点を変えて、IPv6インターネットへの接続を取り上げる。今回は、現在よくあるインターネット接続環境から、「トンネル接続」を利用してIPv6のインターネットを体験してみよう。 よくあるIPv4のインターネット接続環境 今回の記事の前提となる「現在よくあるIPv4のインターネット接続環境」は、ルーターのNAT(ネットワークアドレス変換)機能を使った、IPv4でのインターネット接続環境である(図1)。NATルーターはヤマハ製でなくてもかまわない。バッファローやNECアクセステクニカ、あるいはISPからのレンタルルーターでも大丈夫だ。ルーターがIPv6に未対応でも、ほぼ問題なく今回の記事の手法でIPv6インターネットを体験できるハズだ。また、ISPがどこであっても同様だ。 逆に、ルーターを使わず、PCを「フレッツ接
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