地球程度の質量の氷に覆われた浮遊惑星の想像図。米航空宇宙局(NASA)作成(2024年5月28日公開)。(c)NASA’s Goddard Space Flight Center / AFP 【5月29日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた宇宙望遠鏡「ユークリッド(Euclid)」の観測データから、新たに7個の「浮遊惑星」が確認された。ESAは先週、昨年7月に打ち上げたユークリッドの科学的成果を初めて発表。無数の銀河や星の誕生領域、天の川銀河と同じ渦巻き銀河などの画像が公開された。 新たに確認された浮遊惑星は巨大ガス惑星で、その質量は木星の4倍以上。約1500光年の距離にある地球に最も近い星形成領域、オリオン大星雲(Orion Nebula)で見つかった。ユークリッドはまた、過去に検出された浮遊惑星数十個の存在も確認している。 地球は太陽という恒星の周りを回る惑星だ。だが浮遊惑星は