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ブックマーク / politas.jp (8)

  • 取材拒否の人を取材して(大谷昭宏)|ポリタス 3.11から5年――それでも

    ここ1カ月、ほぼ毎週末、東日大震災の被災地を取材する日々が続いた。主にテレビ朝日、東海テレビ、CSテレ朝チャンネル2――そう、CSテレ朝チャンネル2は、このポリタスを主宰されている津田さんの番組である。 その取材の成果は番組を見ていただくとして、これらの取材の過程でテレビカメラでの取材を拒否されて、どこの番組にも反映されることにはならなかったのだが、なんとかその声を届けたい、だけど人には、もうメディアには懲り懲りという思いがある。さてどうしたものか、と悩んでいる1つのインタビューが存在する。 なんだかもったいをつけているようだが、そんな時に津田さんから原稿依頼がきた。忙しい時なので困ったな、と思いつつ、そうだ、この話、このポリタスの読者なら取材対象の気持ちも慮りつつ、あの3.11から5年、複雑に入り組んだ被災地の人々の苦悩をわかってくれるのではないか。そしてアベノミクスだ、2020年東

    取材拒否の人を取材して(大谷昭宏)|ポリタス 3.11から5年――それでも
    twilightmoon99
    twilightmoon99 2016/03/16
    「やめてけれ…迷惑かけたんだべ」とか「…生きていくんだべさ」とか〝なさそうな〟言いまわしがカギ括弧のなかに出てきて草🌷
  • 『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    作家の百田尚樹氏が発した自民党青年局での「沖縄の2紙はつぶれればいい」とか「普天間は田んぼだった」という言葉は無知丸出しで恥知らずの発言だが、絶対に看過してはいけない。というのは、そういった発言に喝采を送ってしまう議員たちを選んでいるのは私たちだからだ。多くの自民党政治家たちは、沖縄のメディアに対して百田氏のように口にはしないだけで、同じような思いを抱いている。 「沖縄の反基地の運動はどうせ共産党だ」 とくに沖縄タイムスと琉球新報の2紙については、とりわけ政治的に偏向しているという恨み節はかねてよりあった。例えば、森喜郎元首相が「沖縄には3の赤い旗がたっている。1共産党。あとの2は地元紙の赤い旗だ」と言ったことは有名な話だ。小池百合子議員は沖縄担当相のときに、「沖縄の新聞はアラブに似ている」と言った。つまり「沖縄版アルジャジーラ」だと言いたいわけだ。こうした「沖縄の新聞は偏向して

    『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
  • 「日本核武装論」は机上の空論である(小川和久)|ポリタス 原発“新設”の是非

    『ポリタス』編集部からの依頼は、潜在的核武装技術と原子力発電の関係について、以下の3つの要素を視野に入れて執筆せよというものである。 1)日の核武装の現実性(技術力・開発期間・NPT=核拡散防止条約との関係など) 2)日の潜在的核武装技術保持による抑止力の実効性 3)潜在的核武装技術保持するために、原発の新・増設やリプレースを行い原発を維持すべきか しかしながら、いわゆる「日核武装論」をリアリズムの観点からながめると、「ナンセンス」としか言いようがない。設問自体が根拠のない一般論でしかなく、成り立たないからである。 「日核武装論」は机上の空論に過ぎない 結論的に言えば、「日核武装論」は机上の空論に過ぎない。国家国民を挙げての決意があれば、日核武装の可能性はないわけではないが、それを追求する意志が備わった国民性なら、戦後10年ほどの間に実行していただろう。以下、「日核武装論」が

    「日本核武装論」は机上の空論である(小川和久)|ポリタス 原発“新設”の是非
  • 「何を書こうかな」と考えあぐねてたら区議会議員がむこうからやってきた件(田中秀臣)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択

    1 区議会議員がネタもってやってきた 統一地方選の原稿を書こうと思って、僕の住んでいる東京都練馬区にはどんな政策課題があるのか、安易にググって調べていてもどうもいまひとつピンとこない。この記事を読んでいる人の多くは「練馬ってどこ?」というイメージだろう。練馬は東京23区の北東に位置していて埼玉県と接する、23区ではわりと田園風景が残るところ。僕が住んでいる練馬区大泉学園は、最近は駅前開発が急速にすすんでいる。大泉学園は日のアニメ発祥の地と自称していて、再開発のひとつのモニュメントとして、最近駅前にアニメの主人公たちの銅像がいくつもできた。『あしたのジョー』のジョー、『銀河鉄道999』の鉄郎とメーテルとか。でも最大の謎は駅前に3軒もなぜかドトールコーヒーがあることだったりする。ちなみに「学園」の由来は、そもそも戦前に一橋大学がくる予定だったことに由来すると思われる。その関係なのか、やたら大

    「何を書こうかな」と考えあぐねてたら区議会議員がむこうからやってきた件(田中秀臣)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択
  • 【総選挙2014】最高裁裁判官の国民審査で、一人一票反対派判事(3名)に×印を付けて、一人一票を実現しよう!(升永英俊)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    朝日新聞社提供 (1)衆院選投票日(12月14日)と同日に、最高裁判所裁判官国民審査があります。 査対象の5裁判官のうち、先月26日の最高裁判決によれば、一人一票に賛成の裁判官(無印)と、一人一票に反対の裁判官(×印)の一覧表は、下記のとおりです。 (2)衆院選挙では、2倍の1票の格差(住所による一票の価値の差別)があります。 たとえば、295個の小選挙区の中、最大人口の小選挙区は、北海道1区(48万7678人)*です。 最小人口の選挙区は、宮城5区(23万3362人)*です。 *総務省発表資料(2013年9月2日現在衆議院小選挙区別選挙人名簿及び在外選挙人名簿登録者数)に基づく。 すなわち、最大選挙区(北海道1区)と最小選挙区(宮城5区)の人口較差は、2倍(2≒487,678人÷233,362人)です。 換言すれば、北海道1区の有権者の1票の価値は、宮城5区の有権者の選挙権を1票とすると

    【総選挙2014】最高裁裁判官の国民審査で、一人一票反対派判事(3名)に×印を付けて、一人一票を実現しよう!(升永英俊)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    twilightmoon99
    twilightmoon99 2014/12/13
    ×のおすすめは、木内・池上・山崎の三氏。
  • 【総選挙2014】最高裁国民審査は「わからなかったら×(バツ)」で(江川紹子)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 14日に行われる総選挙の際、私たちは衆院議員を選ぶのとは別に、「もう1つの参政権」を行使することになる。最高裁判所裁判官の国民審査だ。 ただ、衆院議員候補者や政党に関する情報は、マスメディアにも街にも溢れているのに、この国民審査に関しては、国民に提供される情報が当に少ない。投票所で、小選挙区と比例代表の2つの投票を済ませた後に、国民審査の投票用紙を渡されて、「どうしよう……」「よくわからない」と戸惑った人もいるのではないか。 そんな人に対して、投票所の職員が「わからなかったら、そのまま(投票箱に)入れておいて下さい」と促すケースが、今なおあるようだ。前回の総選挙でも、そういうトンデモ体験をツイッターで私に教えてくれた人が複数いた。 国民審査の投票用紙には、対象となる裁判官の名前が列挙してあり、その上に四角いブランクが並んでいる。やめてもらった方がいいと思う裁判官

    【総選挙2014】最高裁国民審査は「わからなかったら×(バツ)」で(江川紹子)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
  • 【沖縄県知事選】小指(沖縄)の痛みを全身(日本)の痛みと感じよう(浅井久仁臣)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    ◆密使の死 1996年7月27日午後3時前。福井県鯖江市にある民家の書斎。 書斎の主はベッドに横たわり、近しい訪問客数名と自著の英語出版契約について話し合っていた。 話がひと段落ついた時、彼は冷たい水を飲んだ後、白い錠剤を口に含んだ。暫くするともがき苦しみ、訪問客は異変を知る。 彼はその後ひと言も発することなく、この世を去った。服毒自殺であった。 翌日の新聞各紙のおくやみ欄には、自殺の真相は明かされずに「がん性腹膜炎で死亡」と書かれていた。「謎の男」らしいこの世からの去り方だった。 男の名は、若泉敬。1960年代に国際政治学者として頭角を現し、その高い能力と米政界における人脈の広さを時の宰相佐藤栄作に買われて、米政府との「沖縄返還交渉」の密使として裏舞台で暗躍した人物だ。 その約1カ月前、若泉の姿は沖縄にあった。 糸満市にある平和記念公園を訪れ、戦没者墓苑の前の石畳に直に正座して沖縄戦の犠

    【沖縄県知事選】小指(沖縄)の痛みを全身(日本)の痛みと感じよう(浅井久仁臣)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
  • 【沖縄県知事選】「分断」され「沈黙」せざるを得なかった人々が語ることのできる「選挙後」に――(藤井誠二)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    元琉球朝日放送の三上智恵氏がつくったドキュメンタリー映画『標的の村』には、私にとって忘れがたいシーンがいくつもある。例えば、高江ヘリパッド建設に反対して座り込む人々と、それを排除しようとする沖縄県警の若い警察官たちが対立するシーンで、いつまで私たちウチナンチュ同士で対立を続けるのかと叫ぶ女性の姿だ。もういいかげんにやめようという悲憤が漲った言葉は、言葉を投げかけられた側の警察官たちにもちろん聞こえているはずだ。警察官たる彼らは座り込む人々をごぼう抜きしていくのが職務であるのは当然なのだが、彼らの心中はどういったものなのだろうかと私は思った。彼らはロボットではない。感情のある人間だ。 あるいは、工事を強行しようとして地元の建設業者が、妨害のために座り込む若者にむかって、ヤマントンチュは関係ないから帰れという意味の言葉を言い放つシーンも強烈な印象を残した。座り込む若い男性は「内地」から運動の応

    【沖縄県知事選】「分断」され「沈黙」せざるを得なかった人々が語ることのできる「選挙後」に――(藤井誠二)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
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