続編もの、村山隆治氏の「続・詰将棋の能率的勉強法」を取り上げていきたいと思います。 「詰将棋の能率的勉強法」の連載終了から半年を経て開始(再開の方が適切でしょうか)されました。 第1回の前半部分です。合駒の形(その1)とタイトルの下にあります。 新しい思考法 時代の変遷とともに、思考の方法も大きく変わっていかなければならない、と、さきに来日したイギリスの生態行動心理学者、エドワード・デボノ博士が一席ブッて以来、「水平思考法」なる新しい思考法が、センセーションをまき起こしています。 従来の、知識を積み重ね、あるいは深く掘りさげていく「垂直思考法」に対し、これからの創造力開発には、連想を働かせて横の関連でものをみる「水平思考法」をとりあげなければ、行きづまるという論旨です。 いかにも新しい思考法にみえますが、これこそ筆者がすでに本誌上で述べた「点的思考」と、同じではないかと思います。ポンポンと