しかも、なんだかめったやたらに「進化生物学」を出すのだよなぁ。こういうのを見ると、声を大にして言いたいですよ、「疑似科学とされるもの」として一番最初に扱うべきものは「進化生物学」だって。「進化生物学」の看板で、これまでどんだけインチキ、脅し、詐欺まがい等等やってきました?
"@pririn_: ニセ科学の定義をニセ科学学で定義して" 私は……暫定的にですが……科学ではない(非科学)なのに、科学っぽく見えるものを「疑似科学」、科学を装っているものを「ニセ科学」としています。ではその「科学」の定義、枠組とは何なのか? になるんですけどね。
一般論として、その方がわかりやすいし適切かなと思います。個人的に私はその論点の重要さをどう考えるかについてはまだまとまっていないのでしばらく考えてみます。 ○○は科学か、という問い。 ○○という言明についての評価 ○○という言明を解明しようとするやり方についての評価 1は、 理論は科学か 2は、 方法は科学か もう少し詳しく書くと、 1は、 理論は科学の方法によって確かめられたか 2は、 科学者コミュニティによってスタンダードだと認められた方法によって検討されているか となる。 理論は、 命題(群) 仮説 などとも表現出来る。ただしニュアンスを持つ。 短く書くと、科学とは、 科学の理論 科学の方法 という観点があると言える。 科学の方法による検証を経る事は、科学の理論が確立されるための必要条件である。方法を飛び越えて理論と認められる事はあり得ない。理論には科学的なという言葉がくっつく。 た
「がんには発見された時点ですでに転移している本物のがんと、放っておいても進展しない“がんもどき”の2種類しかない」という「近藤理論」は、国内・国外を問わず、臨床医学においても基礎医学においても支持されていません。最初はおとなしかったがん細胞(あるいは前がん細胞)が遺伝子変異により次第に悪性度を高めていくことはよく知られています。たとえば人間社会でも、世の中に神か仏のごとき善人か、生れ落ちるとからの極悪人の2種類しかいないということはないように、がん細胞の性質あるいは悪性度にも多様性があります。子宮頸がんについて言えば、悪性度は癌腫の中では中等度といったところでしょうか。多くの場合、進行は緩徐ですが、病期が進むと治癒が困難になります。 現在までに前がん病変(異形成〜上皮内がん)から子宮頸がんの発症・進展に関する数多くの疫学調査がなされています。上皮内がんの99%は自然に消えてしまうので治療し
近藤誠氏の新刊書、『もう、だまされない!近藤誠の「女性の医学」』(集英社刊)のレビューを書きます。最初、本屋で立ち読みしたときには、あまりの内容に軽いめまいと吐き気を覚えました。しかし正規の方法で入手した情報に基づいてきちんと反論すべきだろうと考えて、近藤氏の懐に印税が入るのがしゃくにさわるものの、とりあえ...
ニセ科学の定義が解らない。例えば日本古来の和漢薬。あれ、効くと証明するのは結構大変。でもあれじゃないとダメというユーザーが多数だから、とても人気がある。それもニセ科学なのかな?
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