丸三食品はこういう会社です。 食べ物は、生き物が原料です。 食べることは他の生き物の「いのち」を受け継ぐことです。 そして、「おいしさ」とは、 そんな生き物たちの「生命力」そのものにほかなりません。 生き物の「いのち」を人の「いのち」に移すこと。 それこそが「まるさん」の仕事なのです。 代表取締役 前田 澄夫 私たちの考えかた 戦後の食糧難が落ち着きはじめて、経済が豊かになりはじめると、おいしいものへの欲求が強まり、 100年ばかり前に開発されていた「化学調味料」が実際の食品産業用として使われはじめました。 1962年、「まるさん」は、主に製麺業者向けスープの製造をはじめていましたが、 「食べ物」があまりに激しく自然から離れはじめ、 化学合成品がはばをきかせるようになったことに危機感を覚えました。 できるだけ化学調味料を減らし、天然原料を増やすことを考えた結果、 1967年、「うどんスープ