徳島県の県立高校などに「1人1台」配備されたタブレット端末の半数を超える数が故障する異例の事態となっている。中国のパソコン会社「ツーウェイ」社製で、2020年度に徳島県教育委員会が1万6500台を調達し、21年4月から使い始めた。修理したり予備機を使ったりして対応しているが追い付かず、現在も7千台以上が不足する。正常な状態に戻るのは9月ごろになるという。一体何が起きているのか。(共同通信=別宮裕智)
Published 2023/11/03 16:39 (JST) Updated 2023/11/03 16:53 (JST) 三菱商事の子会社で、データを活用した健康支援事業を担うホワイトヘルスケア(東京)が、必要性の高いがん検診に絞って受診を勧めるシステムを開発した。5分程度のウェブアンケートに答えるだけで、検診の項目や頻度を自動で提示する。不要な検診で誤って陽性と判定されるなどのリスクや、過剰な診断や治療にかかる医療費を抑える狙いだ。 一人一人に合ったがん検診を提案するサービスは国内初という。現在は東京海上日動あんしん生命の契約者限定だが、来年1月にも企業や行政、健康保険組合に提供し、本格展開する。5年以内に1千万人の利用を目指す。
Published 2023/06/09 22:37 (JST) Updated 2023/06/10 08:43 (JST) マイナンバーカードの取得者向けのサイト「マイナポータル」で、他人の年金情報を閲覧できるトラブルがあったことが分かった。地方公務員が加入する共済組合で、年金情報とのひも付けなど、データ入力のミスが起きたとみられる。政府関係者が9日明らかにした。マイナンバーを巡ってはトラブルが続発しており、河野太郎デジタル相は同日の国会審議で責任を取って自らを処分する意向を示した。 関係者によると、地方公務員の年金受給額への影響はない。公務員らを除く国民の年金情報を管理している日本年金機構では、誤表示は起きていないという。 マイナポータルは、カードで本人確認を行うことで、年金など行政が把握している自身の情報を閲覧できるほか、行政手続きをオンラインで済ませられる。デジタル庁がトラブルの
Published 2023/05/10 21:32 (JST) Updated 2023/05/10 23:56 (JST) 日本を含む29カ国のジェンダー(社会的性差)などを指数化し、各国の男女約8千人の脳データを分析すると、性差が大きい国ほど女性の大脳皮質の厚みが男性より薄い傾向にあることが分かったと、京都大などの国際チームが10日までに米科学誌に発表した。 京大病院の植野司特定病院助教(精神医学)は「女性にとって不平等な環境が脳に悪影響を及ぼしている可能性がある」としている。ストレスが脳の神経細胞の変化を引き起こすことや、幼少期に受けたストレスが成人後も大脳皮質の厚みに影響を与えることがこれまでの研究で報告されている。 日本や中国、米国など各国のジェンダー・ギャップ指数などから性別間の不平等の度合いを指数化。18~40歳の男性約3800人と女性4千人余りのMRIデータを分析し、大脳
Published 2022/06/17 18:02 (JST) Updated 2022/06/17 20:51 (JST) 大阪府立懐風館高(羽曳野市)の元生徒の女性が、生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう指導されて不登校になったとして、府に慰謝料などを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は女性側の上告を退ける決定をした。頭髪指導の違法性を認めなかった一、二審判決が確定した。15日付。 21年2月の一審大阪地裁判決は「生来の髪色が黒色だと合理的な根拠に基づいて指導をした」とし、学校の裁量の範囲内だとした。一方、学習課題を履修し3年生に進級した女性の席がなかったことなどを違法として33万円の賠償を命じた。 女性側だけが控訴。21年10月の二審大阪高裁も一審を支持した。
Published 2019/03/07 13:28 (JST) Updated 2021/07/27 22:12 (JST) 匿名性の高いネット空間「ダークウェブ」で日夜行われる違法取引、繰り返される不正アクセス―。これらのサイバー犯罪に対抗するため、埼玉県警が専門捜査員の確保に力を入れている。企業と人材の奪い合いになる中、技術者に魅力的な職場をPRできるかどうかが課題だが、体育会気質のイメージがネックに。優秀な人材を呼び込むため、あの手この手で訴えを強めている。(共同通信=沢田和樹) 「皆さんはダイヤの原石です。IT企業では埋もれるかもしれないが、うちに入れば間違いなく輝きますよ」。1月下旬、埼玉県警サイバー犯罪対策課が理工系の学生に限定して開いたインターンシップ。熱心に耳を傾ける大学生らを前に、担当者が語り掛けた。 この日はインターネットバンキングの不正送金事件を題材に、押収したパソ
Published 2018/10/10 11:15 (JST) Updated 2018/12/07 15:38 (JST) 神奈川県横須賀市の上地克明市長は9日、市内に住む中学2年の全生徒を対象に、胃がんの原因とされるピロリ菌の感染検査を無料で行う方針を示した。若い世代に早期に検査や除菌を受けてもらい、市内でも割合の高い死因の予防につなげる。2019年度にも始めたい考えで、市によると、同様の事業に継続的に取り組むのは県内で初めて。 市によると、ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌。感染しても目立った症状がないため、胃炎が悪化して胃がんになる危険性がある。親らが保菌していると、食べ物の口移しなどで主に5歳くらいまでの子どもにも感染する。 市は「尿」と「尿素呼気」の2段階で、検査を行う。一次は対象の生徒がいる世帯に尿検査用のキットを送り、市立中学校に通う生徒は学校が、それ以外は協力する市内の医
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く