妊婦の血液を分析して胎児に染色体の病気があるかどうか判定する新しい出生前検査のビジネスを中国の企業が日本で始め、各地の産婦人科の医師らにダイレクトメールを送るなどしていることが分かり、日本医学会は、23日、会見を開いて、検査は、学会の認定を受けた医療機関でのみ行うよう注意を呼びかけました。 新しい出生前検査は、妊婦の血液を分析して胎児にダウン症など3つの染色体の病気があるかどうか高い確率で判定できるもので、専門の医師やカウンセラーがいる全国37の医療機関が日本医学会から実施施設として認定されています。 しかし、この検査を、中国の遺伝子関連企業が最近、日本で新たに始め学会の認定を受けていない各地の産婦人科のクリニックに勧誘のダイレクトメールを送るなどしていることが分かりました。 これを受け、日本医学会は23日、会見し、検査についての理解が不十分なまま人工妊娠中絶に至るおそれもあるとして、専門