後藤健二さんは1991年に、法政大学社会学部を卒業しています。 現在、私自身も教鞭をとっている学部です。 彼の死をどう受け止めるべきなのでしょうか。 事件について、子どもたちにどのように教えるべきなのでしょうか。 私たちはいったい何ができるのでしょうか。 悩んでいる親も、先生たちも少なくないでしょう。 日頃、若者たちを教えている立場でいうと、この事件は私たち教員にも、学生たちにも、あまりにも重い「問い」を残したと思います。 NHKの柳澤秀夫キャスターが番組のなかでコメントした「言葉」に共感の輪が広がっています。私たちがこの事件の後で大事にすべきことは、柳澤さんのように、知的で確かな「言葉」で語ることなのだと思います 私の社会学部の同僚でもあり、大学総長でもある田中優子さんがメッセージを発信しました。 後藤さんへの敬意と哀悼の表明など、読む者の心に静かに響く、確かな「言葉」が綴られています。
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