晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア) 作者: 大崎梢出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/09/30メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (90件) を見る駅ビルの書店「成風堂」での事件はまだ続いていた。先日も、ある事件の容疑者が主張した「成風堂書店で本を買っていた」というアリバイが、ちょっとしたことがきっかけで証明された。すっかり書店探偵として知られるようになった杏子と多絵の元に、地元・長野の書店に勤めている元同僚から「店に幽霊が出る」という手紙が届けられた。しかもその幽霊の存在が、その書店の存亡の危機に係わっているらしい。杏子と多絵は早速休暇を取って、元同僚・美保のいる町に向かった。 書店員が大活躍する探偵シリーズの第二弾にして、初長編。作者は元・書店員だけあって、書店の裏事情的な話は今回も楽しめる(アリバイ証明のネタも
![2006-10-22](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)