高値バブルがはじけ、コンビニなどにも出始めたマスク。なかでも、今最も大量にマスクが売られているという「4大マスクスポット」と呼ばれる地域では、値段もさることながら、質も選べる状況になりつつある。こうなると、466億円かけていまだに行き渡らないアベノマスクは、もはや血税を浪費するだけでは? 最新のマスク事情を追った。 【写真】都内のコンビニではマスクの箱売りも 「うちですら、中国産だけでも段ボールで500箱以上、枚数にすると180万枚ほどの在庫を抱えています。これからは、シャープ、アイリスオーヤマなど日本産のマスクもどんどん出回ります。お客さんは多少高くてもそちらを欲しがるでしょう。中国産が千円台半ばまで下落するのは時間の問題です」 こう話すのは、東京都新宿区のJR新大久保駅周辺の複数の韓国系ショップにマスクを納品している雑貨問屋のNさん。中国産はすでに大量に市中に出回り、安くしないと売れな
歌舞伎町は悩んでいる。「また昔に戻るだけじゃん。地下に潜ればいいよ」なんて諦めの声も聞こえる。 僕は1997年からホストとして歌舞伎町の人間になった。ホストクラブのキャストから経営側にまわり、「Smappa! Group」の会長として歌舞伎町でホストクラブ、バー、美容室など16店舗を経営している。 新型コロナの感染拡大に注目が集まってきた3月から社内で教育してきたのは「0か100かじゃない」ということだ。 「どんな状況でもお店を営業したい」、「営業なんてするのは絶対におかしい」。どちらの極端にも付かず、その考えに至る「過程」について、しっかり考えることを大事にするという方針をとった。 そして、約2カ月近く経って、その方針でやってきたことの大変さが身に染みている。しかし、最初からその難しさは覚悟していたし、それが私の仕事だと思っている。 この文章では、コロナに関連して私が経営する店舗で取って
安倍首相「緊急事態宣言」をする意向安倍首相が緊急事態宣言を出す意向を固めた。 文字通り、すでに緊急事態であり、いまのタイミングまでずれ込んだことは理解に苦しむ。 安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言に踏み切る意向を固めた。 諮問委員会に諮り、専門家の意見を仰いだうえで、近く宣言を出す方針だ。 緊急事態宣言の規定がある新型インフルエンザ等特別措置法の対象に、新型コロナを加える改正法が3月に国会で成立し、施行されていた。 同法に基づく実際の宣言は初めて。 緊急事態宣言は、政府対策本部の本部長を務める首相が、都道府県を単位とする区域や実施期間などを示して出すと、特措法で定められている。 該当地域の都道府県知事が、感染拡大防止などで必要と判断すれば、住民への不要不急の外出の自粛要請や、施設の使用停止、イベントの開催制限の要請・指示などの措置をとることができる。 使用制限を
東京はロックダウンすべきだ、とすでに述べた。これに対して「ロックダウンすると経済的損失が大きすぎる」という意見がある。 それは事実で、ロックダウンには多大な副作用が存在する。経済活動の巨大な縮小であり、これは経済リスクのみならず、人々の健康リスクにもなりうる。シンプルに言えば、金がなくなれば食べるものがなくなるわけで、飯を食わねば、人は生きていけない。 感染対策的意思決定はプロに任せて それでも。私は東京エリアのロックダウンを主張したい。政治家・官僚の方々にはぜひ「ロックダウンで人が飢え」たりしないよう、皆様の職能を最大限発揮していただきたい。感染対策的意思決定はプロに任せて。 繰り返すが、私はロックダウンという行政措置、政治的判断のプロではない。よって、どのようなロックダウンが現実的に可能で、かつ最適なのかは知らない。ロックダウンの原則は以前書いたように対象地域内外の人の出入りを止めるこ
日本でも緊急事態宣言が出されそうである。最低3週間、欧米の例を見ると、さらに長い期間にわたることが予想される。感染防止は重要だが、そもそも、PCR検査が不十分で正確な感染実態は把握されていない。 自粛要請だけでも、多くの業界が大打撃を受けている。緊急事態を宣言したからと言って、欧米のように、命令などの大きな権限が首相や知事に付与されるわけではない。さらなる経済の悪化は、多くの犠牲を生む。 対策は国によって異なる。ロックダウンをしなくても、韓国は感染率を下げつつある。台湾は優等生である。日本も、これまで何とかしのいできている。 イタリアで急速に患者が広まったのは、中国人観光客や渡航歴があるなど中国との関連の深い者のみに注意し、国内での人・人感染に気づくのが遅れてしまったからである。しかも、イタリア北部で、イタリア人の患者が急増し、トリアージュすることなく、軽症者も重症者も入院させたために医療
提言1 対策はこれからが本番。賢い行動を粘り強く続けよう。 緊急事態宣言の効果で、大都市では感染者が減少し、新たな感染者の発生していない地域も多くなってきました。しかし、油断大敵です。新型コロナウイルスへの対策はこれからが本番とも言えます。ウイルスは私達を試しています。緩んだところから、一気に勢いを取り戻します。ウイルスの勢いが少し弱まっている今こそ、次の波に備えた準備を整える必要があります。 提言2 国民全員が日常を見直し、人と人の接触を減らそう 新型コロナウイルスは対策を止めると、1人の感染者から少なくとも2.5人くらいに感染すると考えられています。10人から25人です。これをR=2.5と表現します。油断すると感染者は対数的に急増します。感染者を横ばいにするには、Rを1程度にする必要があります。1人の感染者が他の1人にしか感染させないと、感染者数は横ばいになります。そのためには、人と人
ここで公衆衛生の起源に「全頭処分」の問題があったことを想起してもよいかもしれない。たとえば口蹄疫の症状が出た牛や豚が一頭でもいれば、その農場にいる牛や豚は健康なものを含めてすべて屠殺される。感染の拡大を防ぐためでもあるが、実際には治療のコストや、感染拡大のリスクなどを考えた上で、最も経済的な方法として全頭処分が選ばれている。 この方式は18世紀のイタリアではじまりフランスに導入され、その研究を行った人物が中心となって医学アカデミーがつくられ、そこで公衆衛生学が生まれた。公衆衛生とは集団という数(クルーズ船の例で言えば乗客という「数」や、日本国民という「数」)を効率的に管理する方法であるということが、公衆衛生の危険な側面なのである。 言い換えれば、全体(多数)のために一人の権利が犠牲になる危険性を孕んでいる、ということだ。 クルーズ船に話を戻そう。陽性者に関しても船上で隔離するのではなく、病
医薬品業者の業界紙を元に「ワクチンとスクリーニングで子宮頸がんは撲滅可能」とはなかなか興味深い発言である。 これは「疑似科学・ニセ医学バスター」を自称する桑満おさむさんの主張(https://twitter.com/kuwamitsuosamu/status/1110761291998621696)である。『Medical Tribune』2019年3月21日号の一面「子宮頸がん 今世紀中の撲滅は可能」の写真を提示してそのように述べている。 でもねえ、この『Medical Tribune』は如何にも業界紙・PR紙にしかみえない。 当の会社概要にこうある。 メディカルトリビューン社は、医学新聞『Medical Tribune』を1968年に創刊して以来、メディアカンパニーとして国内外の最新医学・医療情報を提供してまいりました。 約半世紀におよぶ歳月を通じ、多くの医療関係者様や製薬企業様のお力
透析中止報道の詳細が徐々に明らかになってきた。 結論から言えばコミュニケーションに問題があったかもしれないが 福生病院は充分ではなかったにせよ大きくは逸脱していないと思う。 まずは、2つの記事を読んで欲しい、 透析中止、他にも20人の情報 全員死亡か:イザ! →こちら 東京都福生(ふっさ)市の「公立福生病院」で昨年8月、担当医が腎臓病患者の女性=当時(44)=に人工透析治療中止の選択肢を示し、中止を選んだ女性が約1週間後に死亡した問題で、平成25年以降、同病院で他にも約20人の患者が透析治療を選択しなかった可能性があることが8日、関係者への取材で分かった。これらの患者は全員死亡したとの情報もある。 << 下に続く >> 一般的に透析が必要とされる腎臓病患者が、透析や腎移植を受けないで生きていくことは難しいとされる。同病院を監督する都は病院側が必要な情報提供を行った上で、患者らの意向を十分
福祉車両と言えば、足腰が悪くなったおじいちゃん・おばあちゃんのためというシチュエーションを連想しがちです。自立した障害者を思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。私は電動車いすユーザーですが、自分で運転をして、自分で車いすを積んで、ひとりで外出をすることができます。このことによって、行動範囲はぐんと広がりました。「電動車いすユーザーが運転・積み込みをひとりで行える自動車」にたどり着くまでをまとめる後編です。今回は難航した車載装置造りの一連から見えてきた問題点をまとめます。 製作スタート、しかし暗雲・・・。 2017年8月、福祉車両の架装会社が車載装置の製作にとりかかりました。車いすを自動車に積み降ろすための装置はさまざまありますが、既製品では私のニーズを満たせず、オリジナルを造ることになったのです。製作にあたって、外せない要件は改めて、次の三つです。 1.重さ35キログラムの電動車いす
ついに、ついに・・・。苦節1年、ようやく「新しいクルマ」が完成しました。車いす収納装置で車いすが積み込まれる様子は、なかなかの近未来感で、思わず動画を撮りたくなる、そんな仕上がりです。その背景には、車選びで難航し、車載装置の製造を依頼した業者がギブアップし頓挫するなど、幾多の困難がありました。情報の少なさにため息をつき、介護者がいる前提で造られた福祉車両の多さに愕然とした末に完成しただけあって、喜びもひとしおです。今回から2回にわけて、「電動車いすユーザーが運転・積み込みをひとりで行える自動車」にたどり着くまでの道のりをまとめます。 私は電動車いすに乗っていますが、毎日の通勤には自動車が欠かせません。しかし、昨年3月、小児がんの晩期合併症で2度目の骨盤骨折が判明しました。「またか・・・。」と目の前が真っ暗になると同時に、「今までの方法では車いすを積み込めなくなる」という現実を突きつけられま
医療=お薬、になっていることを憂う。 医者の勉強会では、ほぼ全てに薬のの宣伝が入る。 臨床研究も薬屋さんのためで、患者さんは利用されるだけ。 製薬会社から多額の報酬を得ている医師のランキング。→こちら 何が本業なのか、きっと自分も分からないのだろう。 ****************************************************** シリーズ「製薬マネーと医師」を始めます http://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e1/ この原稿はワセダクロニクル(2018年6月1日配信からの転載です。) 2018年6月4日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp -----------------------------------------------------------------
ぼくの診療所は、地元の人たちが赤鉄橋と呼ぶ四万十川橋のたもとにある。 「赤鉄橋がこんなにきれいだとは思いませんでした」。診察室に入ってきた患者さんが、椅子に座ると口にした。何人もの患者さんから、同じ内容を繰り返し聞いた。「あれはドローンにカメラを載せて撮影したそうです。赤鉄橋を空から見ることはありませんものね」と、ぼくは答えた。 映画「四万十~いのちの仕舞い~」が完成して、映画館のない四万十市では、中央公民館でお披露目の映写会が行われた。その日、予想を上回る五百五十人ほどの人が集まった。 それも二十年以上は映画を観ていないような、ぼくの診療所に通うお年寄りが多かった。映画には四万十の四季がふんだんに撮られている。映画を観た地元の人を驚かせたのが、ドローンのカメラで撮った赤鉄橋であり、川の風景の立体感だった。いつも利用して見慣れた赤鉄橋が上空から見ると、河川敷の緑と川の青との対比がくっきりと
麻原死刑が執行されるとアレフ信者さんはどう行動するのか。 死刑制度とは、宗教とは、心神喪失とはなにかを考える会に。 いろんなことを考えるデープな夜となった。 緊急開催決定! 「近づく麻原死刑囚の執行・白熱討論―極秘証拠が暴く真実!詐病か心神喪失か? その時アレフ・麻原家族は?麻原が語らぬ真の理由も暴露! 麻原極秘獄中メッセージや公安調査の内部資料を大公開」 【出演者】 西 道弘(元公安調査官) 上祐史浩(「ひかりの輪」代表、元オウム真理教幹部) 【ゲスト】 宮台真司(社会学者) 更なるゲストも招聘・募集中! 麻原は、詐病か、心神喪失か? どちらでもない真実とは?最新情報を解説! 執行の時にアレフは?麻原家族はどうなる? 暴走・後追い自殺?隠された狙いを暴露! 麻原が関与を認めない真の理由も暴露、治療すべきとの主張は欺瞞的! 執行のリスクと延期のリスク 執行で神格化?延期こそ恐怖の麻原復活!
一刻を争う患者に救急車を優先したいが、緊急でないという判断に誤りがあったら――。救急搬送の現場にはジレンマがにじむ。 緊急度判定に取り組む栃木県のある消防本部では、緊急性が明らかに低ければ、救急車を出さなかったり、現場で患者にタクシーなどの利用を促したりしている。「現場で搬送しないと判断する場合は車内で血圧などを測り、根拠を残すようにしている」と担当者。ただ判断は隊員に任されており、「国が一定の基準を示してくれれば参考になる」と期待する。 総務省消防庁の今年度の調査では、732消防本部のうち279本部が救急現場で緊急度判定を実施。緊急でないと判断した際、84%は「本人の同意があれば搬送しない」、38%は「説明して搬送しない」を複数回答で挙げた。 一方、判定をしていない453本部のうち83%は「(搬送せずに)容体が悪化したときの責任問題」を理由の一つとした。今後、実施するなら、「対応マニュア
「訪問看護」というと、まず思い浮かぶのが高齢者の在宅医療です。でも最近、自宅以外の場所で働きながら訪問看護を受けたいと思う出来事がありました。そこで「訪問看護」の公的サービスについて調べてみると、自宅や居宅系施設の一部にしか訪問してもらえないという情報にたどり着きます。なぜ、居宅に制限されるのでしょうか。大人になって自宅ではなく職場で訪問看護を受けたいと願う自分自身の経験を踏まえると、「医療的ケア児(人工呼吸器などをつけ、常に医療ケアが必要な子ども)」のケースと同じように、「学び働く場への適用拡大」というニーズがあるように、私は思います。 訪問看護とは、病気や障害によって自宅での療養を必要とする人に、看護師などの医療者が自宅へ訪問し、さまざまなケアを行うものです。呼吸器や胃ろう、たんの吸引などの日常的なケアから看取りまで、患者の生活に寄り添いながら医療を提供してくれる仕組みのことです。 け
今日の国会でも加計学園事件をやっていた。 明らかな証拠がこれだけあっても、国会の場で堂々とモミ消す事ができるんだ。 圧力をかけた文科省の人の名前が明らかになってもモミ消すのを観て驚愕した。 ○○さんが書いたメールであることが明らかになっても、 「同姓同名の人はいますが・・」で済ませる政府与党。 どれだけ明白な証拠が揃っていても全然関係の無い話で モミ消すやりやり方は、警察と検察にも伝染している。 こんなやり方なら、どんな犯罪も無かったことにできる。 (私も連日、そんな警察と検察の犯罪に悩まされている) 自分はニヤニヤして野次を飛ばしているのにその数秒後に 相手が同じことをすると、激しく怒る姿は病気そのものだ。 自分のことしか考えない。 自分さえ良ければ、いい。 相手や国民や被害者のことなどうでもいい。 力を持つ側が持たない側をモミ消すのが当たり前の世界に、日本もなった。 なにか悪いものにと
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