ブックマーク / blog.drnagao.com (48)

  • 一番の犠牲者は3600人やタクシードライバー

    このたびURLを下記に変更しました。 お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。 新URL http://blog.drnagao.com パーフェクトに拘る人は、「ついに」と言うだろう。 誰かに責任を問い、糾弾したい人もいるだろう。 私は、亡くなられた人だけでなく、 ・船に隔離された(されている)3600人や ・館山のホテルに隔離された人や ・亡くなった義理の息子さん、も犠牲者だと思う。 亡くなった人も、タクシードライバーも、何も悪くない。 しかしメデイアは「タクシードライバーの義母」と報じる。 これを読んだ義理の息子さん(ドライバー)はどう思うか。 「俺がお義母さんを」と思わないのか、心配でならない。 だから「ドライバーも犠牲者ですよ」と言いたいだけだ。 ドライバーは、善意の勤労者。 なーんに悪くはない。 悪いとしたら「運」が悪かった、だけだ。 しかし運は常に誰

    一番の犠牲者は3600人やタクシードライバー
    unamu_s
    unamu_s 2020/02/14
    "ドライバーは、善意の勤労者。なーんに悪くはない。悪いとしたら「運」が悪かった、だけだ。しかし運は常に誰にでもつきまとうもの。"
  • 透析中止報道 「福生病院は悪くない」

    透析中止報道の詳細が徐々に明らかになってきた。 結論から言えばコミュニケーションに問題があったかもしれないが 福生病院は充分ではなかったにせよ大きくは逸脱していないと思う。 まずは、2つの記事を読んで欲しい、 透析中止、他にも20人の情報 全員死亡か:イザ!  →こちら 東京都福生(ふっさ)市の「公立福生病院」で昨年8月、担当医が腎臓病患者の女性=当時(44)=に人工透析治療中止の選択肢を示し、中止を選んだ女性が約1週間後に死亡した問題で、平成25年以降、同病院で他にも約20人の患者が透析治療を選択しなかった可能性があることが8日、関係者への取材で分かった。これらの患者は全員死亡したとの情報もある。 << 下に続く >> 一般的に透析が必要とされる腎臓病患者が、透析や腎移植を受けないで生きていくことは難しいとされる。同病院を監督する都は病院側が必要な情報提供を行った上で、患者らの意向を十分

    透析中止報道 「福生病院は悪くない」
  • 製薬マネーと医師

    医療=お薬、になっていることを憂う。 医者の勉強会では、ほぼ全てに薬のの宣伝が入る。 臨床研究も薬屋さんのためで、患者さんは利用されるだけ。 製薬会社から多額の報酬を得ている医師のランキング。→こちら 何が業なのか、きっと自分も分からないのだろう。 ****************************************************** シリーズ「製薬マネーと医師」を始めます http://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e1/ この原稿はワセダクロニクル(2018年6月1日配信からの転載です。) 2018年6月4日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp -----------------------------------------------------------------

    製薬マネーと医師
  • 日本が壊れないために

    驚いたことに出張中に、往診依頼も看取りも、一件も無かった。 しかし何故か帰阪した途端に電話が10くらいかかってきた。 いつもそうなのだが、なぜなんだろう・・・ 伊丹空港で1、新大阪で1、帰宅するまでに2。 そしてやっと寝入って1時間後にお看取りの電話が鳴った・・・ ノンレム睡眠の最中の電話は辛い。 電話に反応して出るのが精一杯だ。 不摂生が続き疲れ果てやっと深い眠りについたばかりなのに また着替えて、深夜3時の看取り往診に出る時は、正直辛い。 こんな時「もう還暦やし在宅なんてやめようかなあ」と思う。 こんなヤクザな仕事から足を洗ったほうがいいのかなあ、と。 しかしご自宅に到着すると、ご家族が待っていてくれる。 死後処置や死亡診断書を書き、帰る時に見送ってくれる。 「深夜にありがとうございました」と言われたら眠気も吹っ飛ぶ。 「ありがとうは魔法の言葉やなあ」と思う単細胞である。 深夜

    日本が壊れないために
    unamu_s
    unamu_s 2018/05/21
    "元凶は国会における「記憶にない」ごっこにあると思う""国民の税金を友人のためにジャブジャブ使う人による独裁政権だ。それを糾弾する人は監視されているのに国民はそれに気づかない"
  • 死刑制度とは、宗教とは、心神喪失とは

    麻原死刑が執行されるとアレフ信者さんはどう行動するのか。 死刑制度とは、宗教とは、心神喪失とはなにかを考える会に。 いろんなことを考えるデープな夜となった。 緊急開催決定! 「近づく麻原死刑囚の執行・白熱討論―極秘証拠が暴く真実!詐病か心神喪失か? その時アレフ・麻原家族は?麻原が語らぬ真の理由も暴露! 麻原極秘獄中メッセージや公安調査の内部資料を大公開」 【出演者】 西 道弘(元公安調査官) 上祐史浩(「ひかりの輪」代表、元オウム真理教幹部) 【ゲスト】 宮台真司(社会学者) 更なるゲストも招聘・募集中! 麻原は、詐病か、心神喪失か? どちらでもない真実とは?最新情報を解説! 執行の時にアレフは?麻原家族はどうなる? 暴走・後追い自殺?隠された狙いを暴露! 麻原が関与を認めない真の理由も暴露、治療すべきとの主張は欺瞞的! 執行のリスクと延期のリスク 執行で神格化?延期こそ恐怖の麻原復活!

    死刑制度とは、宗教とは、心神喪失とは
  • 「製薬ムラの広報係」

    製薬企業から講演の謝礼で年間1000万円以上の提供を受けた医師は184人最高は4700万円.。 医局への研究費ではなく、影響力の大きな医師が個人として製薬会社から受け取ったお金。 薬漬け医療の背景には「製薬ムラの広報係」をやるエラいお医者さんの医学会ムラがある。 「製薬ムラの広報係」にならないために    渡辺 周   (MRICからの転載) 製薬分野の取材で抱き続けてきた疑念が、現実のものとして明るみに出た。ワセダクロニクルの創刊特集「買われた記事」では、電通、共同通信、地方紙がスポンサーである製薬企業のため、報道記事を装った薬の「宣伝」を読者に届けていたことを暴いた。20年前から、それぞれが「製薬ムラ」の一員として忠実に業務をこなしていた。 私が製薬分野の取材を始めたのは、古巣の朝日新聞で特別報道部に在籍したいた2013年だ。「政治とカネ」については、リクルート事件など数々のスキャンダ

    「製薬ムラの広報係」
  • 「黒いものを白と言う」官邸、官僚、そして検察

    前川・前事務次官が「官邸から黒いのもを白と言わされた」と証言している。 それは平たく言うと「嘘をつく」ことだが、政府、官僚、検察が一丸となり 連日嘘をつき続けているが法を正しく守って真面目に生きている人に失礼だ。 加計学園が違法に認可され莫大な税金が不法に投入された。 動かぬ証拠メールがあっても、嘘をつくことでモミ消した。 あるいは、 総理側近が、薬で眠らせて乱暴しても、 警察と検察が組めば簡単におとがめ無しだ。 これは完全な犯罪で、議論ではなく立派な捜査の対象である。 これも極めて悪質だと思うが、権力者たちがモミ消している。 権力さえあれば嘘をついてもいい。モミ消してもいい。 犯罪を犯しても全然いい。 そうであれば、子供たちになんて教育をするのか。 まさか「将軍さま、ありがとうございます」では無いだろう。 でも冗談では無く、とてもリアルな話に思えてならない。 犯罪を犯しても、権力でもみ消

    「黒いものを白と言う」官邸、官僚、そして検察
    unamu_s
    unamu_s 2017/06/07
    「まさか『将軍さま、ありがとうございます』では無いだろう。でも冗談では無く、とてもリアルな話に思えてならない。」
  • 「同姓同名の人はいますが・・」

    今日の国会でも加計学園事件をやっていた。 明らかな証拠がこれだけあっても、国会の場で堂々とモミ消す事ができるんだ。 圧力をかけた文科省の人の名前が明らかになってもモミ消すのを観て驚愕した。 ○○さんが書いたメールであることが明らかになっても、 「同姓同名の人はいますが・・」で済ませる政府与党。 どれだけ明白な証拠が揃っていても全然関係の無い話で モミ消すやりやり方は、警察と検察にも伝染している。 こんなやり方なら、どんな犯罪も無かったことにできる。 (私も連日、そんな警察と検察の犯罪に悩まされている) 自分はニヤニヤして野次を飛ばしているのにその数秒後に 相手が同じことをすると、激しく怒る姿は病気そのものだ。 自分のことしか考えない。 自分さえ良ければ、いい。 相手や国民や被害者のことなどうでもいい。 力を持つ側が持たない側をモミ消すのが当たり前の世界に、日もなった。 なにか悪いものにと

    「同姓同名の人はいますが・・」
  • 今、日本で何が起きているのか?

    このたびURLを下記に変更しました。 お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。 新URL http://blog.drnagao.com 安倍総理は完全に独裁体制に入っている。 与党には表だって彼に異を唱える政治家は一人もいない。 1)森友幼稚園疑惑 2)加計学園獣医学部疑惑 3)国際医療福祉大学疑惑→こちら これらは誰がどう見ても、「口利き」で「忖度」そのものだろう。 しかし政管が一体となった言い訳だけで乗り越えようとしている。 それに加えて 4)憲法改正 5)共謀罪成立 を数の力で強行採決数しようとしている。時間の問題か。 議会制民主主義という言葉はあれど、あまり機能していない。 一般の国民の関心もそう高くは無いように感じる。 私は、 ・透明性 ・公平性 の観点から、官邸の強引なやり方に強い危機感を感じる。 なぜなら 1)2)3)は、何十、何百億円という税金が

    今、日本で何が起きているのか?
  • エライ時代になってしもうた

    まるで将軍様の国を見ているような感覚である。 あるいは、ナチスドイツ、を思い出してしまう。 情けないのは野党だけではない。 与党自民党のみなさんが、将軍様にモノを言わないことが情けない。 あり得ない法案が、充分な議論もないまま次々と強行採決されていく。 永田町全体がなにかにとりつかれている気がしてならないのは私だけ? 今後、シールズのようなデモを企てただけで逮捕されるのだろう。 気がつかない間に当に将軍様の国のようになってしまったのだ。 それでも、プロ野球はやっているし、行楽地は凄い賑わいだ。 しかし若者はテレビも観ず、新聞も読まずに、目の前の快楽に没頭している。 エライ時代になってしもうたなあ・・・・ そう呟いてみても何も変わらない。 しかし何もしなければ、もっと変わらない。 無力感。 そのひとことだ。 歴史は一寸先は闇だ。 だから「今」をしっかりき生きよう。 それしかない、と自分に言

    エライ時代になってしもうた
    unamu_s
    unamu_s 2017/05/08
    「まるで将軍様の国を見ているような感覚である」
  • オリンピックとタバコ

    月刊公論4月号は「オリンピックとタバコ」で書いた。→こちら 受動喫煙対策は国際常識なのだが、無知な国会議員さんが沢山いて困る。 人に迷惑をかけてはいけない、ただそれだけなのに理解できないようだ。 公論4月号 オリンピックとタバコ 分煙では受動喫煙防止できない 騙されている日の喫煙者 長年町医者をしているとタバコの健康被害と受動喫煙の酷さに圧倒される。20代の若者が口腔がんで看取りは壮絶であった。50歳代の道がん、咽頭がん、喉頭がんで命を落としていく患者さんは異口同音に「タバコが悪いなんて知らなかった」と喫煙を後悔しながら旅立たれた。喫煙に満足・納得して旅立った人を診たことが無い。国会議員にタバコによるがんで若くして命を落としている患者さんたちを一度でいいから見て欲しいといつも思う。 一方、飲店やパチンコ店などで働く非喫煙者がタバコの健康被害にあっている人も多く、当に気の毒でならない

    オリンピックとタバコ
  • 森友学園事件

    政治家は堕落しすぎや!誰がどう見てもクロやんけ!」 これは昨夕、往診先のボケたじいちゃんが吐いた言葉である。 誰がどう見てもクロであるのが、森友学園事件なのだ。 たまたま往診の帰り道で国会中継をやっていたが、面白ろすぎた。 追求する方も、追求される方もまるで漫画で、醜態を晒していた。 「嘘をついてはいけない」 小さい時に、厳しくそう習った。 私も嘘をつかない、つけないほうの人間である。 だから目にみえた嘘をつける人がある意味、とても羨ましい。 もし嘘をつけたなら、もっと幸せな人生があったのだろう。 しかしそれが国会議員や官僚となると、 嘘の罪は極めて重い、だろう。 しかし永田町や霞が関はみんなで嘘をついているように見えて仕方ない。 森友学園事件も、ロッキード事件並みにとても大きな事件になりそうだ。 夜、鴻池議員が記者会見していた。 関西以外の人はあのインタビューに仰天したのではないか。

    森友学園事件
  • ヤクザと医者

    京都府立医大がたいへんな騒ぎになっている。 かかりつけの患者さんや真面目に働いている職員は大迷惑だろう。 ヤクザと医者、について思いつくまま書いてみたい。 32年前に勤務していた病院では、ヤクザさんが沢山入院していた。 大物ヤクザはすべて礼儀正しく、優等生の患者さんであった。 しかし病院内は、ヤクザの派閥で色分けされていた。 たしか5階は、○○会で、6階は○○階という具合だった。 医者になって2年目、当直をしていた私に電話が入った。 すぐ近くでさ超大物親分が撃たれた、という内容だった。 さすがにビビリながら死亡到着や心肺蘇生を待っていたが、 結局私のところに来ずに警察病院で死亡確認されたようだ。 また病院内でヤクザ同志の発砲事件が起きた、こともあった。 詰所内を銃弾が通過したのだからタダごとではないが大阪らしい。 まあ、大阪はそんなところだと、思っていた。 26歳の研修医には、単なる不可抗

    ヤクザと医者
  • EBM神話の終焉

    東海大学循環器内科の後藤信哉教授は、 「EBM神話の終焉とPrecision medeicineの裏側」と題した名文を書かれている。→こちら まことに素晴らしい文章。 それを掲載したお薬の宣伝紙も、ある意味凄い。 意味が分かって載せたのか、それとも分からずに載せたのか。 まことに不思議。 もうひとつ、このブログを読んで頂いている医師に読んで欲しい小文がある。 文化人類学者の磯野真穂さんがブリコラージュに書かれた文章。→こちら ここには「科学という宗教」と書かれ、見事に解説されている。 これを読んだとき、まさに我が意を得たり、と嬉しくなった。 これもプリントアウトして何度も読み返して欲しい。 それでも「「EBMを信じるぞ、これが一番」というメデイアの方や一般の方は、 拙書「薬のやめどき」で分かり易く解説したので、是非とも立ち読みしてほしい。 2つのランキングに参加しています。両方クリックお願

    EBM神話の終焉
  • 「新潮45」12月号は酷すぎる!!

    私は昔から「新潮45」という月刊誌を定期購読している愛読者だ。 しかし送られてきた12月号は、あまりにも酷い内容で、絶句した。→ こちら 子宮頚がんワクチン被害はでっちあげであると大きく掲げている。 表紙に大きく、「薬害、でっちあげ」とある。 以前、このブログでJR東海が発行する「ウエッジ」という雑誌が 同様に、ワクチン被害者をヒステリー扱いする記事を連載し、私は批判した。 なんとまたこれを書いているのが同業の医師だというので、ビックリした。 よほど思いこみが強いのか、なにかの利害が絡んでいるのだろうか。 あまりにも被害者を冒涜する酷い内容に、反吐が出そうになった。 こんな出鱈目な記事をスクープとして載せる新潮社も落ちるところまで落ちた。 その医師は、ワクチン犠牲者のことをどう思っているのか。 1)それは副作用ではなくヒステリーである 2)エビデンスから外れた者は切り捨ててしまえ という2

    「新潮45」12月号は酷すぎる!!
  • 取り調べで暴行して死亡させる奈良県警

    奈良警察は被疑者を拘留して取り調べる際に暴行し、死亡させた。 殺されたのは医療ミスをした医師だったので、悪意があったのか。 医療ミス→逮捕→警察での暴行死、の中で医業を営むという時代。 2010年2月に奈良県警が業務上過失致死容疑で逮捕し、桜井署で勾留中の男性医師=当時(54)=が死亡したのは取り調べを担当した警察官の暴行が原因として、遺体の鑑定書を調べた岩手医大の出羽厚二(でわ・こうじ)教授(法医学)が、県警に特別公務員暴行陵虐致死容疑で告発することが14日、分かった。容疑者は特定していない。 15日に告発状を県警に提出する。出羽教授は取材に「下半身に広範囲の皮下出血があり、多数の打撲で生じた可能性が高い。取り調べで自白させるために暴行し、死亡させるようなことがあってはならない。県警は真実を隠さずに調べてほしい」と話している。 医師は勤務先の奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山病院」(

    取り調べで暴行して死亡させる奈良県警
  • 「医療タイムス」が抗認知症薬の少量投与容認を一面報道

    「医療タイムス」が抗認知症薬の少量投与容認容認を一面で報じている。 大きな扱いなので驚いたが、読みごたえのあるいい記事になっている。→こちら 「適量処方」はまだ第一歩を踏み出したばかりだが、膿をしっかり出していく。 6月1日の事務連絡を、信濃毎日新聞は一面で報じた。 他の地方紙も大きく報じた。 しかし大手メデイアはどこも報じない。 6月3日に私が記者会見をしても、それでも報じない。 なぜか。 スポンサーが製薬会社だからだ。 読者よりスポンサーの顔色のほうが大切なのが大手メデイア。 ちなみに、今日発売のの週刊現代の「読者の反応」の中にも 「アリセプトを中止して嘘のように元気になった、ありがとう」という記事があった。 こうした家族の声を「抗認知症薬の適量処方を実現する会」が代弁してきた。 それが少しずつ、周知されつつあることは収穫であり嬉しい。 ちなみに、この活動はすべて理事の手弁当である。

    「医療タイムス」が抗認知症薬の少量投与容認を一面報道
  • 世界最低レベル

    小池都知事に相応しい仕事はじめは、東京五輪に間に合うように 世界最低レベルの受動喫煙対策を東京でどう進めるか、だと思う。 この問題を知らないという人のために、平易な解説記事があった。 「世界最低レベル“受動喫煙”対策どう進める」 http://www.news24.jp/articles/2016/08/29/07339373.html 4年後は東京での開催となるオリンピック。実は、オリンピック開催国として、 禁煙をどう進めるかが、議論になっている。WHOが、日の受動喫煙に関する取り組みは 世界で最低レベルだと指摘する中、「たばこのないオリンピック」を実現するための課題とは? ■リオ…屋根があるだけで法律上は禁煙 リオデジャネイロの会場では、禁煙マークがはられていた。実はリオでは、 すべての屋内施設でたばこを吸うことができないと法律で決まっており、 「喫煙スペース」もない。屋根があるだけ

    世界最低レベル
  • 国立かいご学院開講日に起きた相模原事件

    昨日、このブログを書いた時間に神奈川県相模原市で凄惨な事件が起きた。 信じ難い行為で、犠牲者には言葉が無い。 偶然、同じ日に「国立かいご学院」の開講式と第一回の講義の日でもあった。 介護の質をあげるぞ! 国がやならいなら私がやる! そんな想いで、今夜、国立(こくりゅう)がいご学院を開講した。 30名もの受講生を得て、あっと言う間に楽しい2時間が過ぎた。 次回は9月6日(火)の19時半~21時だ。 申込制であるが、第二回目からの参加も可能だ。 ところで相模原の事件であるが、詳細が少しずつ明らかになってきている。 この事件は、充分に予防できた事件だとと思う。 つまり警察の怠慢ではないか。 犯人を措置入院させた12日後に釈放しているが、警察は そのことを施設側にまったく伝えていなかったという。 衆議院議長への手紙では殺意は明らかであるので、取るべき態度は 長期拘留と被害者側への情報提供であった。

    国立かいご学院開講日に起きた相模原事件
  • どこに行っても「週刊現代」の話題

    毎週、何回かいろんな会合や勉強会があるが、そこでの医師の話題は 週刊現代という週刊誌の薬特集に関するクレームばかりである。 多くの患者さん週刊誌やそのコピーを握りしめて入って来られる。 「先生、この薬は危険なん、知らんやろ!」と怒鳴られる。 クレストールやミカムロやジャヌビアなどの実名が並んでいる。 当院でもそれを飲んでいる人が多いので、説明に時間がかかる。 なかには 「偉い先生が危険やって言ってるんや!」と怒鳴る人もいる。 「偉い人はあんまり週刊誌なんかに載らんやろ」と言うと 「いや、偉い先生方がそう言っているんやから、あんたも勉強せー」と返ってくる。 仕方がないので 「私も毎週、どこかに登場しているやけど・・・」と言うと、キョトンとされる。 「嘘やろ!」 「ホンマや。毎週出てるで。私はまともなことしか言っていないと思うけどな!」 医師たちは 「週刊現代はけしからん。あんなに医者叩きをし

    どこに行っても「週刊現代」の話題
    unamu_s
    unamu_s 2016/07/07
    「『がんは放置!』で煽って煽ってきた週刊誌が、今度は他紙が、『無駄ながん手術』と書くと、『そんなことはない!』と反論しているのだ。」→売れればいいんだろうからねえ。