胸に仕舞っていたエピソードを話す。 ある福祉関係者が冗談で「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」と言った。 障害者の地域移行(施設から地域へ)の仕事をする中で、親の反対が強く、難航することも多いという話の流れから出た冗談だ。 その方は、他の冗談でもすべっていたので、会場の多くの人は、笑えない冗談だと聞き流したことだろう。 「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」 流れない。時間が経っても流せない。胸に仕舞ったまま、そろそろ癌細胞のように、私の体を蝕み始めたので、ここに手放す。 「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」こんなこと、冗談でも言ってはいけないことだと、誰か指摘しただろうか?それとも、この方は、人前で話しをしてほしいと頼まれる度に、この面白くない冗談を言っているのだろうか? もしくは、福祉関係者の中では、結構うける冗談なのだろうか? あの会場には、障害者の
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