マンガやライトノベルのタイトルロゴというのは、大体デザイナーが作っているものですが、全くのゼロから作っているものばかりではありません。大なり小なり加工してあっても、大本には何らかのフォントが使われていることも多いです。 では実際のところ、どういう書体が元になっているのか。今回は、それを解説してみたいと思います。 この手のネタだとゆず屋さんが同人誌『書体の研究』でやってる「ろごたいぷっ!」が有名ですが、こちらはライトノベルに限定し、網羅的にやるつもりです。そうすることで全体の傾向なんかも見えてくるのではないかと。 では早速、発売されたばかりのファミ通文庫2010年5月の新刊を例に解説していきます。 ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫) 作者: 庵田定夏,白身魚出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/05/29メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 420回この商品