「なんかおもしろいラノベない?」 こういう漠然とした質問は実は一番答えるのに困るわけですが、そういう時にひとつ挙げたいのがこの「蒼穹のカルマ」です。 燦然と輝く叔母バカコメディ! 1ページ先の展開が読めないんですが、どんなに無茶苦茶にみえても最後にはきっちりストーリーとしてまとめてくるなどただの超展開にあらず。最初に出てきたときにはただの使い捨てキャラだと思ったらきっちり重要な役どころとして出てくるなど、とにかく気楽に読める見かけとは裏腹に細部まで行き届いたシリーズです。 鳶一なんて最初はただのウザキャラだったのに、いつの間にかもはやツンデレの極地だし。 まあ、読むときにはカルマが姪っ子に、変態という名の淑女として接するのを楽しめばいいいのでこ難しいことを考える必要など全くありませんけどね! いちばん最初にこの話を手に取ったときには、空に生き人を襲う空獣から人々を狩る女騎士の活躍を描いたや