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音楽業界とオーディオに関するushiwatatのブックマーク (11)

  • ダイナミック・レンジとメータの話:Studio Gyokimae

    自作のトラックをマスタリングする際、みなさんはどうやって収録レベルを決めていますか? また、どんなメータを、どのように使用していますか? 動画サイトに投稿する目的の作品であれば、おそらく「とりあえずはマキシマイザでガツンと上げて…」という工程を経て、ピーク・メータがオーバーロードしないように気を付けながら、なんとなくレベルを合わせているかと思います。 逆に他者の作品を聴くとき…たとえば買ってきたばかりのCDを開封して再生ボタンを押した後、次に何をしますか? まずは、状況に応じて最も聴きやすい音量になるようボリュームを調整するのではないでしょうか? 考えれば当然のことなのですが、再生時の音量はリスナーが決めます。 どのリスナーにとっても、個々が最適と感じる再生音量があります。(さもなくば、再生機のボリュームは必要ありませんよね?) マキシマイザで収録レベルをいくぶんか上げれば、当然、聴感レベ

    ダイナミック・レンジとメータの話:Studio Gyokimae
  • 収録レベルの話:Studio Gyokimae

    昔の音源、特に1990年代半ばまでにリリースされたCDを近年のタイトルと同じプレイリストで再生するとき、古いタイトルの方が音が小さく感じられることは、音楽に携わっている多くの方がご存知かと思います。 これは収録レベルを上げるデジタル技術が一般化した結果、ある程度レベルを「突っ込んで」収録しなければならない、という考えが広まった結果です。 自分の作品を市販タイトルと並べて聴いた時、音が小さいとやや不安に…いや、むしろ「ヒジョーに」不安になる気持ちは、私にもよくわかります。 しかし、これは音楽をリスナーに届ける上で、当に必要なのでしょうか? 日のクリエイター界隈ではあまり話題になっているのを聞きませんが、実はむしろ、マキシマイザで稼いだゲインがそのまま制作者に対して後悔となって跳ね返ってくるかもしれない状況が整いつつある…かも知れません。 この項では、音圧上げと呼ばれる行為がそもそもどんな

    収録レベルの話:Studio Gyokimae
  • 音圧競争の弊害 – PCオーディオ実験室

    このシリーズを始めるときに、次のような断り書きを付しました。 「この検証においては同じ音源でもリマスターやCDの発売時期によって音質が微妙に変わりますから、検証に使って配布した音源に関してはマトリックス番号を記しておきます。」 実際、私が「Blue Sky Label」で配布している音源に対して、自分が聞いている音源とは少し音が違う、おかしいのではないか?と言う質問が寄せられることがあります。 そして、当然の事ながら、こんな断り書きに対して「デジタルデータであるCD音源がCDが変わるたびに音質が変化するなどあり得ない、何を寝言を言ってんだ!」というお叱りの声も頂きました。 考えてみれば、このシリーズの最初にその様な「大前提」を示したのは、それが当然の共通認識になっていると思っていたからなのですが、どうやら事はそれほど簡単ではないようですので、もう少しこの問題を詳しく取り扱っておきたいと思い

    音圧競争の弊害 – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「DECCA」(2) – PCオーディオ実験室

    マルチマイク録音ってどんな録音方法なの それでは、オーディオマニアからは評判が悪く、一般的なユーザーからは好意的に受け取られることが多い「マルチマイク録音」とはどのような録音方法なのでしょうか。 これに関しては「ワンポイント録音」のようなややこしさはありません。 まずは基はワンポイント録音と同じで、センター1と左右2のマイクをメインマイクとして使います。見た目はワンポイント録音とほぼ同じなのですが、このメインマイクのセッティングに関しては「ワンポイント録音」の時のように神経質になることはありません。「マルチマイク録音」は基的にはコスト削減が最大の目的ですから、そのあたりにいらぬ手間を費やしたりしませんし、技術的にも気を遣う必要はありません。(当は神経質なまでに気を遣う必要があって、後述するような無駄な編集を極限まで減らすことが重要なのですが、その様な配慮がされることは多くはないよ

    優秀録音の検証~「DECCA」(2) – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「DECCA」(1) – PCオーディオ実験室

    50~60年代の優秀録音のレーベルを取りあえず概観したいと言うことで「Mercury」、「Columbia」、「RCA」と取り上げてきましたから、次は当然「DECCA」と言うことになります。そして、「DECCA」の優秀録音の源泉を問われれば「ffrr(Full Frequency Range Recording)」や「ffss(Full Frequency Stereophonic Sound)」、そして「Decca Tree」というマイクセッティングにふれないわけにはいきません。 特に、「Decca Tree」というマイクセッティングに関わる話は絶対にスルーできません。 しかし、この事を話題にする前提として、いわゆる「ワンポイント録音」とは何かと言うことを明らかにしておかなければいけません。 過去3回の内容を見ていただいた範囲でも、明確には述べていませんが、それでも書いていることは明らか

    優秀録音の検証~「DECCA」(1) – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「RCA」 – PCオーディオ実験室

    ステレオ録音の夜明け 「Mercury」、「Columbia」と紹介してきましたから、次は当然「RCA」を取り上げます。前回も述べたように、それぞれのレーベルの「深掘り」は後の楽しみとして残しておき、ひとまずは50~60年代のレーベルを概観していきます。 「RCA」といえば、「Living Stereo」であり、それは50~60年代における「優秀録音」の代名詞みたいなものでした。そして、それは同時にLPレコードの規格が「モノラル」から「ステレオ」に移行していく時代の流れを象徴する存在でもありました。 「RCA」の出自は1901年に設立された「ビクタートーキングマシン(Victor Talking Machine Company)」にまで遡るのですが、その「ビクタートーキングマシン」もまた1895年にエミール・ベルリナーが設立したベルリーナ・グラモフォン社を母体としています。ですから、歴史

    優秀録音の検証~「RCA」 – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~Columbia&現在のメインシステム – PCオーディオ実験室

    ソフトは王様~録音クオリティの検証2 こういうコーナーを始めたのですから、まずは肝心の再生装置を明示しておかなければいけませんね。何だ、そんなシステムで聞いていて何が分かるんだ!と言われそうでもあるのですが、やはり手の内は明かしておかないと不公平ですし、何よりも卑怯です。 最も、メインシステムに関しては毎年公開してたつもりだったのですが、気がつくと2014年版が最新で、それ以後は更新していないことに気づきました。基的なものの考え方が変わっている部分もありますし、ハードに関しても幾つか変更していますので、報告するにはいい機会かもしれません。 まずは、現時点のメインシステムの構成です。 「2014年最後のメインシステムの基構成」からの主な変更点は以下の3点です。 ネットワーク再生を捨ててメモリ再生を選択 イコライザによる操作を捨てて、24bit 176.4Khzへのアップサンプリング再生を

    優秀録音の検証~Columbia&現在のメインシステム – PCオーディオ実験室
  • ソフトは王様~録音クオリティの検証~Mercury – PCオーディオ実験室

    オーディオの世界では「ソフトは王様」と言われます。ですから、少し前になりますが「ソフトは王様か家来か?」という駄文を綴ったことがあります。しかし、これから取り組んでみたいテーマはその様な小難しい理屈をさらに小難しくひねくり回そうというものではありません。 ソフトは王様でも家来でもどっちでもいいのです。 数千万円を超えるようなお金投資してどんなに立派なオーディオシステムを設えてみても、そこで再生するための「ソフト」がこの世に一枚も存在しなければ、それはただのゴミにしかすぎないという「自明の理」を表現するための言葉として「ソフトは王様だ」と言っただけなのです。 もちろん、この関係を逆にしてみても理屈は同じです。 どれほど膨大な音楽ソフトのコレクションを誇ってみても、それを再生するためのオーディオシステムがこの世に存在しなれば、それもまたただのゴミの山なのです。 つまりは、何が言いたいのかと言

    ソフトは王様~録音クオリティの検証~Mercury – PCオーディオ実験室
  • Rudy Van Gelder 1

    50年代、60年代のジャズ・アルバムは、演奏スタイルだけでなく、録音されたアルバムのサウンド自体にも、強烈な個性があります。その時代の空気感を、現在に伝える、そのサウンドは、一人のレコーディング・エンジニアによって創り出されたと言っても過言ではありません。ルディ・ヴァン・ゲルダー、その人がすべてを創り出したのです。ブルー・ノート、インパルス、プレスティッジ、リヴァー・サイド、サヴォイ、CTI、これらのレーベルから発表された、名作といわれるアルバムには、必ず彼のクレジットがあります。今も、ニュージャージーのイングルウッド・クリフスで、その独自のサウンドを追求し続ける、孤高のアーティスト、ヴァン・ゲルダーと私の、交流は89年から始まりました。 リニー・ロスネスのファースト・アルバムのレコーディングで、私は、初めてこの伝説的なスタジオを訪れました。NYから、車でで30分ほど、ジョージ・ワシントン

  • なぜヨーロッパではBlu-ray Audioが好調なのか? 元洋楽ディレクターが分析する世界のハイレゾ事情 (1/4) - Phile-web

    長年日コロムビアで洋楽ディレクターを担当し、セックス・ピストルズの歴史的名盤に『勝手にしやがれ』という邦題を付けた間孝男氏。現在はハイレゾ配信事情をはじめ、世界の音楽産業に関する記事を執筆する同氏が、今、ヨーロッパを中心に盛り上がりを見せているBlu-ray Audioの現状を分析する。 日でもハイレゾ配信サイトが立ち上がり、誰もが自由にハイレゾ音楽をダウンロード購入できるようになった。CDを超えたスペックで過去の名盤を感動も新たに楽しむこともできる。ハイレゾ音源は「ファイル」で提供するのがトレンドということでダウンロード配信に目がいくが、CDと同一サイズの光メディアが「もうひとつのハイレゾ再生」として、ヨーロッパを中心に盛り上がりを見せている。ブルーレイ・ディスクを使った「Blu-ray Audio」だ。今回はBlu-ray Audioが今どのように広がりを見せているのか、世界に目

  • ユング君のサイトのFAQ

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