カカクコムのグルメサービス「食べログ」において、一部の店舗から「食べログの営業を拒否したところレビュー点数がリセットされた」などの声がTwitterで上がっており、大きく拡散されている。 ツイートでは、「うちの会社でやってる店が、いきなり食べログ3.0にリセットされた。理由は、食べログの契約更新で、食べログ側が押し付けてきた物を部分的に断ったから」「食べログ側が出してきたものを使わないと、検索順位も影響を出すとまで言ってきたらしい」と、ツールの導入を盾にレビュー点数や検索順位に手を加えると言われるケースがあったとしている。 この点についてカカクコムの広報担当者に確認したところ、「点数の変更は、口コミ投稿がない場合でも、アルゴリズムの全体的な見直しにより、全店舗を対象に点数が変動することがある」としている。 アルゴリズムの変更は定期的に実施されており、9月6日にも全店舗を対象に点数を見直して
こんにちは、ジモコロ編集長の柿次郎です。今日は福岡県の博多に来ています。 博多といえば屋台文化を筆頭とする「美味しい食べ物」のイメージが強いですよね。そして、そのお店を探す方法といえば…? みんな大好き「食べログ」! 「失敗しないお店選び」をコンセプトに、ユーザー参加型のWEBサービスとして多くの人に愛用されています。読者投稿のクチコミ、そしてレビュアーの評価点数による集合知。評判の良いお店からランキング形式で表示される仕組みは、日本の外食文化を大きく変えたと言っても過言ではありません。 僕も東京に移り住んでからというもの、食べログ基準のお店選びを長年続けています。人間が持つ外したくない欲求は、世の中の情報が増えれば増えるほど肥大化していくのでしょう…。食べログ評価3.5前後がちょうどいい…。 ここからが本題。 今年の1月頃、食べログのサイトを舐めまわすように見ていたら、食べログレビュアー
飲食店の検索サイト「食べログ」の口コミで損害を受けたとして、北海道で飲食店を経営する会社が、サイトに出ている店の情報を削除するよう求めた裁判で、最高裁判所は店側の上告を退ける決定を出し、情報の削除を認めない判決が確定しました。 1審の札幌地方裁判所は「店側の要求を認めれば、サイトの利用者が得られる情報が恣意(しい)的に制限されることになり、到底認められない」として、訴えを退けました。 店側は控訴しましたが、2審の札幌高等裁判所も「飲食店を経営する以上、社会的に妥当な『口コミ』であれば損失があっても受け入れるべきだ」として退けました。 このため、店側が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、2日までに上告を退ける決定を出し、情報の削除を認めない判決が確定しました。
■ 「食べログ」アプリの「ブックマーク」デフォルト公開で利用者の意図に反して特定個人識別される危険 「食べログ」は著名なサービスであるが、その利用者の多くは店を探す目的のみに使い、レビュー(「口コミ投稿」)を書く気は全くないという人がかなりの割合で存在すると推察される。私もその一人で、出先でGPSを使って近くの店を探すため、もっぱらスマホアプリ版の「食べログ」を使ってきた。 一昨年の2月まで、オレンジ色のアイコンだった旧版の「食べログ」アプリは、「ブックマーク」機能があり、これは、スマホにローカルに記憶しておくものであったため、ログインが不要であり、私も、ログインせずに、このローカルブックマーク機能を活用していた。このような利用者は、完全に匿名であり、閲覧するだけの利用であって、一切の情報の公開に関与していないという意識で「食べログ」を使っていただろう。 これが、一昨年、白アイコンの新版「
毎日の忙しいビジネスライフ。限られた予算内で食べられる美味しいランチを見つけることはなかなか難しい。そのようなランチ事情の中、通常は500円では食べられないランチが500円で食べられるワンコインランチ・サービスが多くのレストランで使えるようになってきている。 第1回では、そのサービスを短期間で立ち上げたカカクコム・タベログ本部のプロデューサー、内田孝輔(うちだ・こうすけ)氏に、ワンコインランチ事業の立ち上げや営業活動などについて、お話を伺ったが、第2回では、営業活動の詳細や、新規事業の立ち上げの苦労ややりがいについて、お話をお聞きした。(インタビュー/文:木村俊介、写真:加藤康) ――掲載する店舗への営業活動を最も重視されたとのことですが、具体的にはどのように取り組みまれましたか。 内田孝輔氏(以下内田) 営業の効率化がカギだったので極限までやりました。特に「これ以上は飲食店様への営業を進
飲食店情報を検索するとき、皆さんはどうするだろうか? ぐるなびや食べログで検索をする、あるいは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを用いることもよくあるはずだ。ここで、「うんうん、そうそう」と思ったあなたは、おじさん化、おばさん化しつつあるのかもしれない。今回はいまどきの女子大生が「Instagram」(インスタグラム)を検索エンジン代わりに使っている例をご紹介したい。 インスタグラムでラーメン店を検索!? 昭和女子大学のゼミで、企業との共同プロジェクトを推し進めている。B2Cで事業展開する企業が、女子大生、あるいは、10代後半から20代前半の女性をターゲット顧客と定める場合のマーケティング戦略を練るというものである。そのためには、まずはそのターゲット顧客の日々の行動をリサーチする必要があるということで、ゼミ生たちの日々の行動観察が始まった。 1週間に、どの程度どんなバイトをし、
今年の3月、大手グルメ口コミサイト「食べログ」が10周年を迎えた。カカクコムの村上敦浩氏(現在は同社取締役)がたった数人で立ち上げた社内ベンチャーは、登録店舗数が約81万、月間利用者数が6700万人超、月間PVが16億超という規模にまで成長。競合サービスの追い上げもあるとはいえ、特に都市部での存在感は「飲食店探しのインフラ」と言っていいレベルだろう。 しかし、圧倒的な知名度とは裏腹に、その実態はあまりにも謎が多い。「地方の店の口コミはやらせが多い」「お金を払って掲載している店は評価が高い」「食べログ側で点数を操作している」……。こんな都市伝説めいた話も、ネットではまことしやかに流れている。何より謎なのは、「点数」の基準だ。気に入った店に高い評価を付けたものの、店の点数に全く反映されなかった、という経験がある人もいるだろう。店の点数に対するユーザーごとの影響力は、同じではないのか。どんなユー
飲食店で提示すれば500円程度でランチが食べられる新タイプのグルメガイド本「ランチパスポート(以下、ランパス)」が売れ続けている(関連記事「不況でもバカ売れする「ランパス本」のカラクリ」)。「ランチパスポート」を商標登録しているほっとこうち(高知市)によると、現時点ですでに41都道府県以上で発行され、累計発行部数は195万部。類似本との競合が起こっているエリアもあるほどだ。 そんななか、掲載レストラン数約81万件、クチコミ投稿数は約622万件(2015年3月現在)という日本最大のレストラン検索サイト「食べログ」を運営するカカクコム(東京都渋谷区)が“スマートフォン版ランパス”ともいうべき有料会員サービス「食べログ ワンコインランチ」(月額500円)を2015年3月10日から開始した。当初は東京都内のみ200店舗程度だったが、5月7日からエリアを拡大。札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福
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