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2008年10月5日のブックマーク (3件)

  • エア - 情報考学 Passion For The Future

    ・エア これは衝撃作。21世紀の世界に究極的な情報技術が登場したらどんな変化を及ぼすかを、寓話的に予言している。といっても、未来のハイテクそのものがテーマではない。原題はAir(or,Have Not Have)"。情報や金を持つ者、持たざる者の関係性がネットワークによってどう変わりうるのかこそ最大のテーマだ。 2020年、中国とチベットの間にある辺境の村で、メイは「ファッション・エキスパート」の仕事をしている。近代化から取り残された村にはネットもテレビもいまだ普及していない。彼女はときどき街を訪問して密かに情報を仕入れる。そして村に戻ると流行に疎い隣人たちを店に案内し、この服が都会で流行っていてあなたに似合うのよ、と指南する。村人が服を買ったら、メイは店側から仲介の手数料を得る。メイが情報を持ち村人は情報をもっていない非対称性から成立する情報ビジネスだ。 村の有力者の家に「テレビ」がやっ

  • 人間の境界はどこにあるのだろう? - 情報考学 Passion For The Future

    ・人間の境界はどこにあるのだろう? 人権、人間の尊厳、人間性という言葉は現代において絶対的な価値として認識されている。しかし、そもそも人間とは何か、人間と非人間の違いは何かを考えてみると、簡単には答えがでないことに気がつく。 生物学の「種」という定義の根拠は意外に曖昧なものである。ネアンデルタール人のような古生物学的な人類の祖先たちと、現生人類は違うのかはいまだに揉めている。最新の遺伝子工学は人間のゲノムを完全解析して、ある意味で人間の定義を完成させたか。だが、人間の遺伝子の95%はチンパンジーと同じであるということも同時にわかってしまった。生物学的根拠において人間と他の動物を区別する明確な境界は見つからない。 「人間の定義をしようと格闘してきたことがどのように解決されたかの歴史は、驚くほど非合理的な選択基準の採用によってころころ変わり、それらを正当化するためにいかに不適切に科学が使われた

  • 日本でもはじまる、広告マーケットプレイスの動き。と、思うこと。: mediologic.com/weblog

    Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja ■手数料を割安にした「広告の電子商取引サイト」が登場 世界的に見ると広告マーケットプレイスの動きは何年も前からはじまっており、AdBrite や Right Media などなど。日における広告マーケットプレイスでは、トラディショナルな広告媒体では、電通が運営する「AD GOGO」、オンライン広告では、「Pitta」 や「スペースハンター」、「オンライン広告.com」などがあるが、“ネット専業代理店”であるセプテーニが、トラディショナルな広告メディアも含めた広告マーケットプレイスをスタートさせるという。 ※どれも儲かってない感じがするのは「手数料ビジネス」だから