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2012年9月26日のブックマーク (6件)

  • 自民党安倍新総裁誕生の感想: 極東ブログ

    自民党の新総裁に安倍晋三元首相(58)が選出された。二度目の総裁である。選出自体に驚きはなかった。数日前から票読みの報道があり、安倍さんに決まるという予想が出ていた。が、自民党総裁選全体で見れば、こういう流れになると読めていたかというとそうでもない。当初は石破さんあたりになるのではないかと思っていた。石原伸晃さんが総裁選の過程で面白いようにボロを出し、安倍さんが石破さんと政策的に組んだあたりで、ああ、安倍さんは一歩引くのか、とも思った。以前政権を結果的に投げだしたことのけじめをそうつけているのだろうとも思った。 今日の総裁選自体に意外感はなかったが、一発で決まらないところが面白いといえば面白かった。初回の投票では、石破さんが地方票165票を獲得し圧勝した。自民党の党員全体では、派閥の支えのない石破さんに期待を寄せていたわけである。そして、そのことは私たちの身近な自民党として納得しやすいもの

  • 有料メルマガと評価経済

    有料メルマガは、基的にそこで書いてあることを公言しない信頼の元で成り立っている。顔が見えるコンテンツの権利をおおっぴらに侵害しようとする人はいないらしく、コピペして流出されて価値がなくなるということも起きないのが面白いところ。 有料メルマガだけをやってると、それを読んでない人からすると、その人はネット上に存在しないのと同じになってしまうので、無料と有料の変化球をうまく投げるということで、エース級の人達はうまくやっているようだ。 有料メルマガの感想をRTしまくってアテンションを増やす津田さんみたいな手法も特徴的と言える。 ところが時同じくして、評価経済という言葉が流行だした。この言葉を提唱した岡田斗司夫氏は、逆にリアルの仕事でセミナーでしゃべった講演を無償で公開している。 岡田斗司夫への仕事依頼マニュアル(イベントや講演依頼編) - 岡田斗司夫公式ブログ その代わり、彼はサポーターからお金

  •  『Romeo and Juliet』 - HONZ

    作者:William Shakespeare 出版社:Harry N. Abrams 発売日:2007-04-01 たまに朝鮮日報オンラインの日語版を覗く。そこで『Romeo and Juliet』を知った。朝鮮日報のロンドン特派員が昨今イギリスで流行るものとして紹介していたのだ。じつはこの、イギリス人女性が書いたマンガである。驚くことに舞台は現代の東京。ヤクザのモンタギュ一家とキャピュレット一家が抗争している設定だ。名前は原作の英語名のままなのだが、登場人物の顔はすべて日人である。 ちなみに、あらすじもせりふもほぼ原作そのままなのだが、エピソードは現代の日風に脚色してある。ロミオはJロックの歌手だし、両家の手下は原宿で日刀を手に抗争する。ちなみにロレンスは神社の神主だ。絵は完全な日の少女マンガ風である。 つまり、韓国メディアが紹介する、イギリス人マンガ家による、日を舞台にし

     『Romeo and Juliet』 - HONZ
  • 第三の新人が日本の実存主義だった: 極東ブログ

    第二次世界大戦とはなんだかったか。一概には言えないが、大きく見れば世界思想の水準における社会主義終焉の明確な始まりだった。 この社会主義には二系統ある。一つはソ連型の社会主義、つまりアジア型ナショナリズムにルサンチマンが結合した独裁主義である。これが純化されてアジアにも影響した。 もう一つは、近代福祉型ナショナリズムにルサンチマンが結合した独裁主義、つまり国家社会主義(ナチズム)である。これは第二世界大戦においてほぼ終焉への道筋が敷かれたかに見えた。 欧米の実存主義は、こうした第二次世界大戦後の、社会主義に対する対抗や反抗のあり方として現れた。実存主義は、社会の義よりも個人の自由が義となる世界思想として重視されたのである。 顧みると、そもそも19世紀以降社会主義が台頭したのは、近代人=市民の終わりを止揚的に継承したものである。市民は社会に統合されることで、生と世界が実現するかのような情念を

  • 実存主義かあ: 極東ブログ

    実存主義かあとぼんやり思った。cakesに寄稿している書評としてフランクルの「夜と霧」について書く際、旧訳・新訳を読み比べているうちに、英訳はどうなのかと2006年版の英訳書を読み、ついでに英訳書の版の変化を見ていって、そう思ったのである。 「夜と霧」の英訳書だが、基部分は日の新訳と同じドイツ語の1977年版を使っているのだが、合されている関連の論文やけっこう重要な序文や解説文について版によって変遷があり、ついついいろいろ調べてみると興味深かった。 なお、「夜と霧」の書評はcakes編集の目も入ってない段階なので、公開日などは不明。cakesでの書評連載については、たぶんこの26日に「 銃・病原菌・鉄」が公開され、それから結果としてかなりリキを入れることになった「めぞん一刻」論が三回分割で掲載される予定のようだ。 cakesの書評には含めなかったが、「夜と霧」の最初の英訳書のタイトル

  • 朝日新聞デジタル:諏訪根自子さん死去 日本人初の国際的バイオリニスト - 音楽 - 映画・音楽・芸能

    諏訪根自子さん=1981年撮影諏訪根自子さん=1936年撮影  美貌(びぼう)の天才少女として一世を風靡(ふうび)し、日人で初めて国際的に活躍したバイオリニスト、諏訪根自子(すわ・ねじこ)さんが3月に死去していたことが24日、分かった。92歳だった。葬儀は近親者だけで行った。  3歳でバイオリンを始め、ロシアの名教育者、小野アンナらに師事。品格と情熱を併せ持つ演奏が巨匠ジンバリストに高く評価され、12歳でデビューする。かれんな容姿も相まって、日中に「天才少女」ブームを巻き起こした。  1936年、16歳でベルギーに留学し、39年に欧州デビュー。開戦をきっかけにドイツに移り、クナッパーツブッシュ率いるベルリン・フィルとも共演する。日独友好のシンボルとなり、ナチス高官のゲッベルスから名器ストラディバリウスを贈られたというエピソードも。終戦後に帰国し、井口基成や安川加寿子らとともに日の楽壇