新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりに伴う消毒用エタノール不足を補うため、高濃度アルコールの製造に乗り出す酒造会社が相次いでいる。3月中旬に65度の「メイリの65%」を発売した明利酒類に続き、4月9日には菊水酒造が77度の「アルコール77」を発売するなど、少なくとも4社が販売に向けて動き出している。 先陣を切って登場したのは、茨城県水戸市にある明利酒類の「メイリの65%」。「より高アルコールで極力不純物のない商品」として開発したスピリッツで、価格は360mlのビン1本あたり1000円(税別、以下同)。同社オンラインショップでは3本以上のセットで販売している。
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