新型コロナウイルスに対する大阪府の対策本部会議が8月16日に実施され、府内の新規陽性者におけるワクチン接種歴の分析データを公開。第4波(3月1日~8月15日)の新規陽性者の内、2回目の接種をしていた人が317人で、このうち重症・死亡は0人とワクチン効果が報告された。 【資料】重症・死亡例のワクチン接種歴 今回、府がまとめた第4波・8万5325人の新規陽性者のなかで、ワクチン接種をしていた人は2118人で全体の2.5%。さらに2回接種後14日以降に発症した317人は全体の0.4%にとどまり、10万人当たりの新規陽性者も各年代でワクチン接種をしている人が明らかに少ない傾向になったという。 このデータに対し吉村洋文知事は、「2回目接種した人とそうでない人の差は明らかで、大阪でも接種したことによる効果が現実にある。市町村も計画をもってワクチン接種を」と期待を寄せた。 また、会議後におこなわれた会見