エコノミストらは、既に落ち込んでいたレバノン経済が今年、首都ベイルートで起きた大規模爆発を受け、予想の2倍ペースで縮小する可能性があるとの見通しを示した。同国が立ち直るために必要な資金を確保することが、一段と困難になるとしている。写真は7日撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay) [アンマン 7日 ロイター] - エコノミストらは、既に落ち込んでいたレバノン経済が今年、首都ベイルートで起きた大規模爆発を受け、予想の2倍ペースで縮小する可能性があるとの見通しを示した。同国が立ち直るために必要な資金を確保することが、一段と困難になるとしている。 エコノミストらは、ベイルートの大部分に被害が及んだ4日の爆発によって、レバノンの国内総生産(GDP)が今年、約20-25%縮小する公算が大きいと予想した。国際通貨基金(IMF)は直近で、同国経済成長率がマイナス12%になると予測していた。